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本音を表現できて、なりたい自分が見えてきた―直感を信じた新卒の1年後に迫るー

こんにちは! ネットプロテクションズ(以下NP)広報担当です。

2018年に新卒としてNPに入社した織田みのりは「内定した後でもNPの事業内容には強く興味を持っていたわけではなかった」と言います。そんな彼女は、NPで何を経験し、どんなビジョンを見つけたのでしょうか。2018年3月には、「ピンときた」という理由でNP入社を決めたと語ってくれた織田。
https://www.wantedly.com/companies/netprotections/post_articles/113370

あれから1年後の彼女に話を聞きました。

「ピンときた」。その感覚は間違いではなかった

就活当初は、人材業界を目指していました。それは、組織づくりや人そのものに興味があったからです。人材業界以外にも目を向けるようになったときにも、組織や人がどんな風かに注目していました。

NPもたまたま見ていた会社のひとつでしかありませんでしたが、話を聞いているうちに「ピンとくる」ものがありました。それは、事業内容ではなく「人」と「組織」のあり方でした。

実を言うと、就活の最中には「ウケが良い自分」を演じるるのに必死になっていました。社会が求めている人物像を体現しないと採用されないと考えていたんです。

だから、本当は自分の考えじゃなくても、面接で何を聞かれても一般的にウケのよさそうなことを答えていました。でも当然のことながら、求められている「ウケの良い」人物像と私自身との間にはギャップがあります。歪めた自己表現をしていたこと、思ってもいないことを話していたことは、今思い出してもしんどいし、気持ちが悪かったです。

でも、NPの人たちと話すときは違いました。「自分はどう考えるの?自分ならどうしたいの?」と私の本音を丁寧に確認してくれるんです。最初は「試されているのかな?」と疑心暗鬼になっていたんですが、話を続けるうちに、本当の私を見ようとしてくれていると感じるようになりました。対話を繰り返すうちに、どんな意見も一旦は受け入れてくれる人たちだと感じるようになりました。良くもわるくも頭ごなしに評価してくることはない。意見が会社や社員と違っていること自体は問題にならず、まずは私自身が本当のところはどう考えているのかを知りたがってくれました。

そのような経験を経て、「あなたはあなたのままでもいい」「価値観はひとつではないんだよ」と、自分を受け入れられていることが理解できたことによって、一般的な会社が新入社員に何を求めているのかという考えを一旦脇に置き、「本当の自分ってなんだろうか?」ということを自由に考えられるようになったんです。このような環境なら、自分だからこそできることを最大限発揮することができる。そう思い、NPへの入社を決めました。

入社して1年経った今も、NPは本音を追求し、受け入れ合う、度量の大きい会社だと感じています。入社前の期待から、全然ギャップがないです。たとえば、先輩社員たちは経験が豊富で正解をもっているはずなのに、私の考えが先輩たちの正解と異なっているときも決して否定はしないんです。フラットに検討し、「それはそれでいいかもしれない」と判断すれば、それをやらせてくれるし、私が考えに自信がなければ一緒になって私の考えを深めてくれる。どんなに年上の人と話していても、そのようにフラットに接してくれます。だから私は成長できていると感じます。自分の直感を信じて良かった、と日々実感しています。

なにかできる人より、なにかできる人に繋げられる、ハブになりたい

NPでは本配属前にいろいろな部署を経験させてくれました。本配属後も、全然毛色の違うチームを掛け持ちすることもできます。「さまざまな経験をしたい」「いろんなスキルをもっている人になりたい」という気持ちが強い私には、NPの人材配置の考え方はとてもマッチしていました。

いろんな部署での研修や業務を経験していくうちに、「なりたい自分」が明確になってきました。それは、「人と人とをつなぐハブのような人間になりたい」というものです。

NPはスペシャリストではなくゼネラリストになるキャリア成長の考え方をしています。特定の分野・職能に秀でるばかりでなく、幅広い分野・職能を伸ばして多角的にビジネス・組織を捉えられるようになることで、価値をつくれる人材を育てたいのだと思います。

だからこそ、メンバーはルーツがない専門的な領域にも、(事業上の必要があれば)幅広く手を出すことになります。でももともと詳しくはないから、業務も成長もスピードは早くはない。そんなときに専門的な知見をもつメンバーへ引き合わせられれば、NPの事業創造とメンバーの成長のスピードは上がると思うんです。

本音のままにあれる幸せがある


以前のインタビュー記事を読んで思うのは、入社以前の自分は気持ちをうまく言語化できていなかったなぁということ。自分の心のうちを言い表すための言葉を知らなかったと思います。

今、就活をしている人たちの中にも、自分の気持ちをうまく言い表せない、素直に本音を出しきれない人もいるかもしれません。それは、私のように無意識に「自分を抑えなくちゃ」と思い込んでいるからかもしれません。今、私は自分の本音に向き合って、表現して、受け入れてもらえていることを幸せに感じています。最後に、必要だったと思うことをお話しておきます。

まずは、自分の本音をありのまま表現できるように、また、そもそも自分が自分を理解できるために、言葉をたくさん知ることがいいと思います。本を読んだり、同年代に閉じずにさまざまな世界の人と会話したり。使える言葉を増やすためにできることはたくさんあります。

そして何より、ありのままの自分を受け入れてくれるところを見つけること。自分の頭で考えてもいい、自分の言葉でしゃべってもいいと思えないと、安心して表現するのは難しいと思います。私にNPがあったように、だれにでもどこかにそんな場所があるはず。それを諦めずに、探し求めてほしいです。

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