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実際どうなの?ベンチャーでの産休取得から復帰まで〜“思いやる”風土がつくり出す制度と働きやすさ〜

重要なライフイベントの一つである妊娠・出産。ベンチャー企業で働く上で、制度が整っているか、またそれをちゃんと活用できるのかは気になるところ。ネットプロテクションズ(以下、NP)のリアルをお伝えすべく、産休・育休を取得し、そして復帰した財務経理グループの永田に、休暇取得時と復帰に際しての実情を聞いてみました。

永田 佳菜(ながた かな)

2015年度NPに中途入社。財務経理グループに所属。2017年5月から1年間、産休・育休を取得し2018年5月に復職。

自身の妊娠をきっかけに動き出した「ココット」プロジェクト

2017年までも産休・育休制度はあったのですが、とても一般的な内容で、充実していたものではありませんでした。また現代の働き方に則しているとも言い難いものでした。

私が取得の相談をした際に、その制度を見直す必要があると考えた同じ財務経理グループのメンバーが働きかけ、 プロジェクトチームが発足し、充実した制度が策定されていきました。現在では「ココット」という名称で、かなり手厚い内容として整備されています。

制度設計のプロジェクトに対しては、初期段階からできる限り積極的に意見や提案をするよう心がけていました。実際に直面している私が欲しいと感じるサポートは、今後取得する人にとっても必要なのではと思っていたからです。

男性の社員からも意見が多く出てきて制度が洗練されていき、実際に私がお休みをいただく際にも「ここがもっとあったらよかったな」と感じることはなく、とても良い状態で休暇に入ることができました。

制度だけではない、仲間を大切にする風土

「制度」というハード面だけではなくて、「一緒に働いている仲間の優しさ」といったソフト面にもとても助けられました。産休に入る前から妊娠の症状により体調を崩すことが度々あり、仕事中でもひどい腹痛や吐き気に襲われることは少なくありませんでした。しかし「ただでさえもうすぐ産休に入ることで周りの人の仕事を増やすことになるから、これ以上迷惑をかけたくない」と思い、休むことを我慢することもありました。

そんな状況に気付くとすぐに同じチームの先輩が「仕事は一旦大丈夫なので体調が良くなるまでゆっくり休んでください」と優しく気を遣ってくださいました。自分は今まで「迷惑を掛けたらダメだ」という思いで頭がいっぱいだったんですけど、彼女の一言で体調を優先してもいいと安心することができましたね。チームの他のメンバーも私を気遣ってくださり、部署の繁忙期に産休に入ったにも関わらず嫌な顔一つせず送り出してくれました。

これはおそらく私のいた部署だけではなく、NPという会社全体に共通した風土なんじゃないかなと思っています。

自らが声をあげたことで実現した「企業主導型保育園」

育休期間に入ってからは子供や自分自身と向き合うことに専念していて、仕事に携わることはまったくと言っていいほどありませんでした。そんな中でもNPからは様々な形でサポートをもらいました。特にありがたかったのは、保育園契約時のサポートです。

保育園には国から補助が出ていて保育料が安い「認可保育園」と、補助金が出ず保育料が高い「認可外保育園」の2種類あります。育休前の段階から、「認可保育園」を中心に早めに預け先を探していたのですが、預け入れ可能な保育園がありませんでした。

この問題の解決方法を調べるうちに、「企業主導型保育園」というものを知りました。「企業主導型保育園」とは企業が設置・運営をする保育園で、共同利用契約に加入している企業の社員であれば、優先的に子供を預けさせてもらえる保育園です。そして保育料は、認可保育園並み、もしくはそれ以下に抑えられているところがほとんどです。そこで、自身も預けやすく、かつ複数拠点があるため今後NP社員も預けやすいであろう保育園を探し、共同利用契約のお願いをしました。相談をするとすぐに契約を進めてくれて、おかげで無事復帰に向けて条件の揃った保育園に預けることができました。

加えて、社内報である「Palette」を毎月送ってくれたことも、嬉しかったことの一つです。Paletteはコミュニケーションの活性化を目的にしていることもあり、思わずクスッと笑ってしまったり、誰かの新たな一面を知ることができたりするようなものなんです。おかげで会社の雰囲気や状況を、楽しみながら把握することができました。育休期間中は仕事からは離れると決めていたのですが、業務以外の側面でNPとのつながりを感じられて、心の支えになりましたね。

一筋縄ではいかなかった、NPへの復帰

1年間の育休を経てNPに復帰しましたが、最初は一筋縄ではいかないことばかりで苦労しました。まず何より大変だったのは、会社の状況や仕事の進め方をキャッチアップすることでした。私が育休を取っている間、新しいサービスがリリースされたり、社内ツールが変わったり。育休を取る前と後では違うところが多くあり、わからないことだらけだったんです。

さらに保育園への送り迎えなどで長時間働けない日も増え、一緒に働いている人に対して罪悪感を覚えていました。ただでさえキャッチアップで精一杯になっていて成果を出しづらいのに、働く時間も十分には確保できない。非常にもどかしい思いでした。

そんな状況だったのですが、部署の人たちは「今は貢献しようと焦らなくていいよ、キャッチアップに集中していていいよ」と声をかけてくれました。ともすれば「早く成果を出さなくては」というプレッシャーに押しつぶされてしまいそうでしたが、温かい声かけのおかげで、目の前のやるべきことに集中しようと思うことができました。

早めに仕事を切り上げなくてはいけないときも、周りのみんなは私のスケジュールに配慮して予定を組んでくれました。基本的に自主性の文化があるので、手厚く誰かがフォローするということはありません。それでも私が「こうしたい」とお願いをすれば、誰もがそれを快く受け入れてくれました。

「既存の制度ありき」の判断ではなく、みんなで制度を作っていきたい

NPに復帰して2年経った今では、仕事と子育てがだいぶ両立しやすくなりました。まずはそのような生活に慣れてきて、純粋に仕事に使える時間が増えたこと。加えて、この2年間で会社の制度もより充実したことが要因だと感じています。

2年の間で、より多種多様な考えやバックグラウンド、価値観を持った人たちがNPに入社をしました。それに伴い、リモートワークや時短勤務が誰でも使える制度として次々と整備されていきました。そのおかげで私自身も、子供を保育園に預けられない時や病院への付き添いがある時など、状況に合わせて働き方を柔軟に選べるようになりました。これまでも社員一人ひとりの状況に合わせて個別で柔軟に対応してもらえる雰囲気はあったものの、制度として確立されたことにより、自分の心理としても周囲の受け止めとしても、コミュニケーションの工数や精神的な負担を減らすことができていると感じています。

NPは創業から20年近く経っているので「ザ・スタートアップ」ではないものの、やはりベンチャー企業。「誰も問題に直面していなかったから、整えられていなかった」という制度も少なくありません。私の妊娠をきっかけにして作られた産休・育休制度も、そうした例の一つでしょうね。なのでこれからも、働き方に関して思うことや改善したい点が出てきたら積極的に発信をしていきたいと考えています。「制度が存在しているから、していないから」という判断をするのではなく、誰もが無理なく幸せに働けるように、みんなで制度を作っていけたらいいのかなと思います。

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