ネットイヤーグループでは、昨年の10月~12月(全10回)にかけて「UX School」を開講いたしました。ネットイヤーグループのVisionでもあり、1999年の創業以来からの強みである「UX」というアプローチ。経験豊富なUXデザイナーの知見と、社内教育の一環として行っているUX講座のノウハウを活かした実践的なSchoolは、「UXの一連の流れを体験し、UXデザインのアプローチを習得すること」を目的としており、大反響のもとに終えることができました。
今回はそんなUX Schoolについて、講師の一人であるUXグループの原田さんにインタビューをしてきました☆是非お読みください!!
■私にとってのUXは「おもいやり」
今回のUX Schoolは「ネットイヤーオリジナル」を徹底的に追求し、グループメンバーや他部署の人達からもたくさんの意見を取り入れ、“もっといいもの”を目指して、皆で力を合わせて作り上げました。当初はわからないことばかりで、本当にこのSchoolに人は集まるのだろうかと不安に思ったこともありましたが、結果的に定員の3倍もの応募があり、とても嬉しかったです。また、School開催時のアシスタントをグループ内で公募し、遊び心満載のシフト表を作ったりと、運営する自分たちも楽しんで取り組めたことも有意義でした。
まずは、受講者がより深く、より楽しく学べることを意識し、とにかくやわらかい雰囲気を作り出しました。また、宿題は作らないなど、講義の時間内での“気づき”を大切にしました。受講者のみなさんには、アンケートではなくSlackに感想を書いてもらい、インタラクティブな会話ができる環境を作ったり、講師の話した大切な言葉を#tipsチャンネルを作ってまとめる等、コミュニケーションの場を広げることに注力しました。
その結果、「運営スタッフの雰囲気が良く、やわらかい雰囲気で参加しやすかった」、「Slackを通してコミュケーションがとれたので、受講者同士の距離が縮まった」「世の中にはたくさんの手法が出回っているが、今回経験したことを基盤にして吸収していけそう」といった感想が得られ、目的が達成できたと非常に満足しています。
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※使用したホワイトボード。毎回、可愛いイラスト付きでわかりやすく説明し、講義を進めました。
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※最終回では、一人一人に修了証を原田さんから手渡し。みなさんの笑顔がとても晴れやかです。
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※グループ分けの札も、ひとつひとつ心のこもった言葉とイラストをつけて、和やかな雰囲気に。
■受講者もスタッフも成長できたUX School
毎回、受講者のみなさんが講義内で覚えたこと、気づいたことを会社に持ち帰って、それを実践し、現状を変えようとしているのがわかりました。自分なりの答えを見つけられる講義であったこと、通う前と通った後での行動の変化が現れたことは大きな成果だったと思います。
受講者のみなさんにはそれぞれのバックグランドがあり、その中で同じ課題に取り組み、「UXとは」という共通認識を持つことができたと思います。講義の中では、初回こそ探り探りで意見を出し合っていましたが、3回目くらいで遠慮がなくなり、積極的な意見交換をするようになりました。そこから回を重ねるごとに、体裁からはみ出た発言が見られるようになり、気づきの数も増え、ポイントも深くなっていき、非常に価値のあるものになっていきました。
「限られた時間の中では瞬発力と可視化が重要」という気づきがあったり、「小さく早く失敗することが大切」という学びがあったりと、私たちも受講者のみなさんに教えられたことがたくさんあります。受講者のみなさんも自分たちも成長でき、School自体の成長を感じることができました。
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※受講者のみなさんと記念撮影。みなさんの表情から充実した講義であったことが伝わってきます。
■最後にネットイヤーグループのUXグループで働くということ
UXグループの雰囲気は「個が強くてちょっとシャイ」です。みんな我がつよく、こだわりを持ったメンバーです。ただ、1つのものに向かってやるときの強さはどこにも負けません。集合知でやらないとうまくいかないことをみんな理解しています。 私は営業から手を挙げUXグループに異動しました。ネットイヤーグループの人は責任感が強い人が多く、仕事に対するコミットが強い、そういう姿勢を学び、営業経験から学んだコスト、クオリティー、デリバリーに関する知識を活かして、今では活躍できていると思っています。超絶努力はしましたが(笑)、周りが見捨てないでいてくれたので、ここまで成長できたと思っています。
ネットイヤーグループでUXを学ぶとワクワクします。 「これがこういう風になったら素敵じゃないか?」と考えて、毎日楽しんでいます。 目標を分かち合うメンバーもいますし、成長ができる環境です。 そんなネットイヤーグループで、みなさんも夢を描けるのではないでしょうか。
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※UXグループ原田さん。これからもおもいやりを大切にワクワクを創ります!
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