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Zebras and Company 共同創業者/代表取締役 陶山 祐司さんと資本と価値観を仕事にすることについてライトニングトークしました🎤

こんにちは!

NEWPEACEのREINGに所属しながら、ダイバーシティ推進のため「DEIBプロジェクト」のオーナーをしている Wine(ワイン)です。

この度、NEWPEACEメンバーにとっての社内外の交流の場であるMIX DINNERに、Zebras and Company 共同創業者/代表取締役 陶山 祐司さんをお招きして、資本と価値観を仕事にすることについてライトニングトークしましたので、示唆や学びをシェアしたいと思います。

MIX DINNERとは

「公私混同」をテーマに、NEWPEACEメンバーの知人・友人限定で行っている交流の場です。

雑談、社会課題、ビジネストークなど、和気あいあいとその場で起きる化学反応を楽しめるイベントで、不定期で金曜日の夜に開催されるこのイベントを楽しみしているメンバーも多くいます。

ライトニングトークと称してMIX DINNER中に特定にテーマに沿った短時間のプレゼンテーションや、NEWPEACEメンバーが聞き手となりトピックのトップランナーからさまざまお話を伺うコンテンツもあり、こちらをめがけてご参加くださる参加者さんもいらっしゃいます。


さて、今回は「資本と価値観を仕事にすることのバランス」というテーマにのっとって、Zebras and Company 共同創業者/代表取締役 陶山 祐司さんをお招きして、ライトニングトークを行いました。

陶山 祐司さんのご紹介

経産省でエネルギー/電機産業をご担当、そしてベンチャーキャピタルで新規事業コンサルでのご経験が豊富です。それらのご経験の中から、ベンチャーキャピタルの対象にならない場合でも、社会的に意義がありながら経済的に成長する経営を志す経営者・サポーターを増やしていくことを目指していこうと決意し、Zebras and Companyを創業したそうです。(ご本人が書かれた創業の思いや経緯についてはぜひこちらのnoteをご覧ください!)



お招きした理由

社会課題に取り組まれているミャンマー企業がクーデターにより資金調達が困難になったため、資金調達をサポートするため個人投資家やインパクト投資機関、事業会社といった横断的な組織や人々から合計1億円の調達に成功されたという「投資家に社会的意義を説明しても、無意味だと思っていた」 クーデターで倒産危機に陥ったミャンマー企業の1億円調達から見えたもの【Finance For Purpose】という記事がSNSで拡散されていたのを拝見し、ビジョンと資本の関係性に強く興味をひかれました。

理念をビジネスにするためには資金が必要ですが、この出資者が理念に共鳴できているか?ということが今後の企業活動にも大きく関わります。Zebras and Companyの調達プロセスでは、企業理念、理念をもとに行う企業活動によって生み出す社会インパクト可視化をすることにまず着手し、整理した上で、資金調達プランを策定する。この丁寧なプロセスを踏むことで、ミスマッチを減らし、経営者自身が理想とする企業活動を後押ししています。

NEWPEACEでは「価値観を仕事にする」ことが掲げられていますが、自社の資本はどのような構成になっているのだろうか?とあらためて振り返る機会になりました。そしてダイバーシティに関連する活動においても資本とビジョンとの関連を俯瞰する必要性を感じました。

画像:「投資家に社会的意義を説明しても、無意味だと思っていた」 クーデターで倒産危機に陥ったミャンマー企業の1億円調達から見えたもの【Finance For Purpose】より

当日のライトニングトーク

「ゼブラ企業」と「ユニコーン企業」の特色を対比をしつつ、ゼブラ企業の現代おける必要性からお伺いしました。

この時、新鮮な驚きだったのは、社会課題が複雑化をする現代において相利共生を大切にしているゼブラ企業の存在は非常に重要であるが、同時にユニコーン企業だからこそ到達できる領域も存在するため、一方が他方を淘汰するのではなく共存することが重要であるという陶山さんのコメントでした。

競争するだけではなく、共創と共生をも意識していくことが、事業成長を通じてより良い社会を創出していくキーポイントなのではないかと考えさせられるコメントでした。

画像:「ゼブラ企業とは」より

また、社会的規範と性差である「ジェンダー」のレンズ(眼鏡)つまりジェンダーレンズを通して、世界を見る。男女平等の推進とリターンの両方を求める投資の一分野であるジェンダーレンズ投資をご紹介くださいました。「初めて聞いた」というご参加者もいらっしゃり、示唆に富んだライトニングトークとなりました。

NEWPEACEのDEIBチームでは「価値観を仕事」にし、新たな未来を描いていくためにこれからもさまざまな文脈でのスピーカーをお招きしたイベントを実施します。

ご興味がある方はぜひご連絡ください!


本記事について

  • ライティング:Wine(ワイン)
  • 記事内の表現、バックチェック:Ai Tomita
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