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【イマドキ大学生はお金より能力が向上できる環境!?】 大学生の私達が超主観的に「働くとお金」への考え方を議論してみた

大学生の働くモチベーション

こんにちは。株式会社ニコシスでInternViewを運営している齋藤和正です。InternViewとは「”働く”を考えよう」をテーマに、企業の”働く”を大学生に発信するメディアです。

企業の方に取材をしていく中で、「働く」ことと切っても切り離せない関係にある「お金」について何度かお伺いする機会がありました。

【「お金」と「働く」に関する記事】

就職みらい研究所が出している18卒の大学生を対象とした調査結果によると、志望企業を選ぶ時に最も重視した条件によると、給与水準は第7位で全体の5.5%となっており、それよりも上位に来ているところでは、順番に、「勤務地(19.9%)」、「業種(19.1%)」、「一緒に働きたいと思える人がいるかどうか(16.6%)」、「職種(15.5%)」と続いており、給与よりも重視している内容が多いことがわかります

以下、自分たちがこのテーマに関してミーティングで話してみた内容になりますが、この結果は僕達の議論とも共通する部分があり、共感する内容が多かった部分でもあります。

働くモチベーションの中に、お金ってどれくらいあるか?



齋藤(エンジニア、人事担当):今日は、「働くとお金」というテーマで、ざっくばらんにみんなで議論して、その内容をWantedly Feedに投稿しようかなーと思います。こういうことを考えておくと、取材とかで話を聞く際にもより深く話を聞けると思うので、時間をとってやろうかなと。


まずは、「働くモチベーションを100とした時に、お金ってどれくらいあるか?」について聞きたいと思います。上田くんとかはどうなんだろう?

上田(広報担当):僕は、働く場所を選ぶときにはお金のことを結構考えていて、50~60くらいありますね。そして、「こんだけ頑張ってきたから、こんだけになるんだなぁ」と結果のところでまたお金のことは考えます


一方、働いている最中にお金のことを考えているわけではないので、働いているときのモチベーションという意味で、「よっしゃ今日は◯円稼いでいるぞ!」とか、そういうのはないですね。

川本(ライター):私も、働く所を選ぶときには「働く時間以外の時間でやりたいことをできるだけの収入が得られ、そこで働くことに納得感を持てるか」という観点からお金のこともしっかり考えます。でも、実際に働いているときは、お金のためにやっているという感覚はなくて、むしろその働いている時間を楽しんでいる感覚の方が強いですね。


だけどそれは、働いてる時間が楽しければお給料がいらないという話ではなくて。頑張った分はちゃんと入ってきてほしいなって思います。お給料のために働いているのではないけど、働いただけのお給料はほしいというか。やりがいだけでは生きていけないので、収入源の確保は大事だなと思っています

齋藤:なるほど。


僕は死なない程度という意味でしかもはや考えないので、お金のことは思考に入ってないですね。「自分の活動がどれくらい企業にインパクトがあるんだろう」という意味でのお金は見ますけど(笑)。物欲が皆無なので、「アレほしい」とかあんまり思わないし。

坂(デザイナー):難しい問題ですよね。でも私も、お金は本当に最低限あればいいっていう感じです。嫌なことをしてまで無理に稼いで、やりたいことができなくなるのが一番嫌ですね。

やりたいことを重視したいので、働くときにのモチベーションにお金はあんまり影響しないかもです。お金はあって損することは無いと思うんですけど、物欲は齋藤さんと同じくあんまりないので(笑)。物を買うために動くというよりは、やりたいことをやりたいみたいな

齋藤:なんかよくテレビとかで言われる現代の若者っぽい(笑)。僕が言うのもなんですけど(笑)。

ベーシックインカムが導入されたら、仕事を辞めるかどうか



齋藤:次は、よく最近ニュースで議論に上っているベーシックインカムについて。ここでは、簡単にだいたい30万円くらい毎月無条件で入ってくるとして、ベーシックインカムが導入されれば仕事を辞めるかどうかについて聞きたいです。


最初にいうと、僕は導入されようが何しようが変わりません(笑)。チャレンジはしやすくなると思うので、自分のやりたいことやるようにもっとシフトするだけだと思います。

上田:僕は働く時間は減らすかもしれないですけど、働くことを止めることはしないと思います。


川本:暇なことに堪えられない性格なので、私も働くことは止めませんね。でも、嫌な仕事はしたくないなぁってなるかもです(笑)


:それはあるかもしれないですね。やりたいことに活動を絞れるので、単純作業とか嫌な仕事はしたくないなぁって思うと思います。私はデザインが好きなので、やりたいことにより挑戦できるハードルが下がるのは嬉しいので、齋藤さんと同じくあんまり変わらないと思います。

齋藤:そういう単純作業系はどんどんなくなっていくといいなぁと思いますね。簡単な仕事ならすでに置き換わっちゃていますし、最近では人工知能技術とITの力で雇用を削減するみたいなニュースも出てますし。そうなると、今後は人間がする仕事には高い専門性が必要で、もっと勉強をしないといけない世の中になるかなぁって思っています。


その意味で、働くにはお金とは別のところにモチベーションがないと難しくなっていくのかもしれないなぁと思っています。

川本:そうですね。簡単な仕事がなくなると、働くためにはスキルアップにかける努力がこれまで以上に必須になると思います。一方でベーシックインカムの導入で生きるために働くことは必須ではなくなるんですよね。


そうなると、齋藤さんがおっしゃるように、勉強とかをしてスキルアップするモチベーションは「お金」ではなく「やりたいことをやるため」になっていきそうです。

上田:なるほど。

齋藤:みんなの話を聞いていると、何か猛烈に欲しいモノがあってそのためにお金がほしいわけではなさそうですね。むしろ楽しんで活動している時間という意味で「働く」を捉えているイメージの方が近そうっすね。

川本:そうですね。単純な作業や危険な作業とかがIT技術の進歩でなくなって、さらにベーシックインカムが導入されて必死で働かなくても生きていけるようになるのは嬉しいんですけど、

齋藤:みんながやりたくないってなって、技術の進化もあって、やらなくても大丈夫なようになっていく、ということですね。

川本:はい。ただ、そうなっても、私は「やることなくなった、わーい!」とはならないと思うんですよ。「働かなくていい」「AIが全部やってくれる」ってなったとしても、自分がどこかに何らかの影響を与えている感覚は欲しくて。そういう意味で、働く場は必要だなと。「働く」って言うとお金が絡むイメージがあるので、「活動」って言うほうが正確かもしれませんが。

:それはわかります。

いかがでしたでしょうか?


生きていくためとか、ライフイベントのためにお金は重要と捉える一方で、モノを買うという欲求が比較的少なく、それよりもやりたいことや成長環境で働けることがモチベーションとして強いことが、InternViewのメンバーの価値観としては強いなぁと思いました。

様々な働くという観点で取材を通して、世の中の大学生に発信していきたいと思いますので、もし興味のある方がいればぜひご応募ください!

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