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デザイナー石井さんに聞く、OSAJIブランドの魅力と成長

こんにちは、ヘルスケア事業部経営企画の早川です。

今回は、OSAJIでデザイナーとして活躍する石井さんのインタビューをお届けします。石井さんはOSAJIのインスタライブにも登場しているので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

Q1. 石井さんは別業界のデザイナーからの転身と聞いたのですが、最初に、日東電化工業に入社した経緯を教えてもらえますでしょうか?

前職ではまったく別業界でインハウスのデザイナーをしていました。応募する前はOSAJIを知らなかったのですが、もともとコスメや化粧品に興味があり、暮らしに寄り添った提案をするブランドであることを知り、魅力を感じました。私が入社した2018年当時はブランドがまだ初期段階で、ブランドの根幹に関わるデザイナーを探しているという求人内容にも惹かれましたね。

また、同じデザイナーでも広告代理店等だと一つの案件をしっかり突き詰めて、終わったらまた次へという感じだと思います。前職も事業会社で働いていたこともあり、色々な人が関わって一つのブランドが成長するのを見届けていく方が性に合っているという感覚もあって、OSAJIに入りました。

Q2. 石井さんが入社した2018年当時はどんな雰囲気でしたか?

私が入社した当時は、ブランドがスタートしてまだ2〜3年目で、本部スタッフも数えるくらいしかいなくて、メンバー全員顔が把握できるくらい、本当にアットホームな雰囲気でした。店長さんたちも、若い方からお子さんがいる年上の方までいらっしゃったので、家族みんなで成長してきたような雰囲気でした。

お店で展開するPOPなども、私が入ったときはまだブランドマネージャーが自ら作っていたくらい、本当に内製というか、自分たちで全部やっていました。そういった状況だったので、まず私からできることを一から探して、一つずつこなしていきました。ブランドとして、やはり世界観がとても大事だなと思ったので、それをいかに形づくってパッケージを素敵に整えて皆さんに伝えていくかを考えてやってきましたね。

ほかにも、パッケージだけではなくて、店頭の見せ方や販促物についても、店長さんたちやスタッフと、どんなふうに商品の魅力を伝えたらいいかをよく話していました。商品づくりの核の部分から関わらせてもらうことが多かったので、本当にデザインだけじゃなくて、ブランドをみんなでつくってきたみたいな感覚がありますね。


Q3. デザイナーとして、商品づくりにはどんなふうに関わっているのでしょうか?

昔は本当にイチからという感じだったんですが、いまは企画チームもできていて、商品によって異なりますね。たとえば、今年2月に1周年を迎えたセンシティブ スキン ラインの場合は、私が参加したのはアイテムや容器選定も進んでいたタイミングで、パッケージを作るところからでした。

そのときには「グレーやブルーを使った、ちょっと落ち着いたトーンがいい」というようなふわっとしたキーワードは与えられていたんですが、この商品を届けたい人のことを想像しながら、具体的にパッケージに落とし込むとどうなるか、文字を落とし込んだ場合どんな感じのバランスがいいのか、プロジェクトメンバーと相談しながらまとめていきました。

みんなの思っているキーワードを集めて、「これじゃないですか?」「あなたの言いたいことはこれですか?」というのを提案する仕事が最初だと思っているので、翻訳家に近い仕事かなと思っています。


Q4.商品をどのように伝えていくかの文脈整理も行うと聞いたのですが、具体的に教えてもらえますか?

商品を世の中に出す際、リリースと呼ばれる資料を作成します。一般的には外部のライターさんにお願いすることが多いのかもしれませんが、時間的な制約がある場合が多いので、OSAJIでは社内でテキストを書くことが多く、私が書くこともあります。

センシティブスキンラインのキャッチコピーは、「いつでも、どんなときも、みんなの『笑顔』を支えるスキンケア」。開発者や監修者の思いをヒアリングし、お客さんにわかりやすく言い換えていきました。このような言葉のアイデアは、打ち合わせなどの会話で自然に生まれることが多く、それを整理しながら進めています。商品発売の1~2カ月前にそういった文脈整理を行い、リリース資料などの見せ方を考えました。


どうもありがとうございました。

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