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「どうせ、会社の行動指針なんて、存在しても形骸化してるだろ」と思って入社した社員が「NoSchoolの行動指針」について語ってみた

こんにちは。NoSchoolの採用担当の廣政です。

今回はNoSchoolの行動指針に関して、廣政の目線から詳しくお伝えします。

採用フローでもこの考えを大切にして、日々照らし合わせながら候補者の方の選考を行っています。 NoSchoolの考え方に「共感できる」「もっと知りたい」という方、カジュアル面談でまずざっくばらんにお話、または選考に応募いただければ嬉しいです!

NoSchoolが大切にする5つの「行動指針」とは?

NoSchoolが大切にしている考え方をまとめたのが5つ「行動指針」です。

NoSchoolがリリースするプロダクトやサービス設計

各社員の働き方/日々の行動

はこの行動指針に沿って行っています。

形骸化しないために、毎週月曜日の各個人の目標と進捗を発表するミーティングで 毎週代表から「行動指針」を説明し、社員の日々の行動に定着するようにしています。

また NoSchoolでは半期ごとに、各自の会社からの目標(仕事としてどんなことを達成するか)と個人の目標を設定します。 会社からの目標は、「〇〇人採用する」「売上〇〇円達成」「〇〇をリリース/改善する」など、どこの会社にもあると思います。

NoSchoolでは会社からの目標だけではなく半期ごとに「個人の目標」も設定します。 会社の目標を達成するだけでなく

「その目標に対して、自身になにが足りないか」「何か増えると達成に近づいて、自分自身も成長できるか」

を考えてもらい、 会社の目標を達成した状態=個人も成長している状態を目指しています。

ちなみに今回記事を担当している廣政も入社前の面接で行動指針を代表に見せてもらったのですが、すごく衝撃的だったことを覚えています。「この会社でなにをやればいいんだろう?どう行動するんだろう」ということに対して、「個人として、会社でどう行動したらいいか」ということがすごく明確に描けるようになりました。

入社後も「それって逆算できている?」「最大公約数?」「仕組化できる?」など仕事をしている合間、合間に代表から質問されたり、 ミーティングで言われると、「あ。こう考えればよかったんだ」と気づく部分があります。 なにか仕事で行き詰ったとき、なにか提出するときも、「行動指針」を見ながら考えるようにしています。

それではどんな行動指針か見ていきましょう。

「最大公約数アプローチでの顧客満足度の最大化」

インターネットの力を使うことで、自分自身の周りだけでなく、遠く離れた何億人という人に事業を届けられる。 100人の顧客よりも1000人、1000人の顧客よりも10000人に繋がるような最大公約数アプローチで「顧客満足度」の最大化を図ろう。

マナリンクを使ってくれるユーザーからの「声(意見)」はとても貴重なので、どの部署も大切にしています。 ただ、そのいただいた「意見」だけを見るだけでなく、その意見が「そのユーザーだけの意見」なのか「他のユーザーにも共通する意見なのか」という視点でも見ていくようにしています。

100人のユーザーよりも1000人のユーザー、1000人のユーザーよりも10000人に繋がる意見であれば、 後者に合わせて、サービス改善を行う方が、ユーザーのサービスに対する「満足度」は高くなるとNoSchoolは考えています。

もし1人の「ユーザー」の問題であれば個別で対応し、100人、10000人の「ユーザー」の問題になると考えられる場合は、システムやサービスの改善に反映させていきます。 新しいサービスを考える時も、「そのサービス」はどれぐらいのユーザーの方の「満足度」に繋がるか、その視点を忘れないように日々の業務を行っています。


「プロフェッショナリズムの徹底」

日々の「当たり前」を見直そう。 それは意外と見過ごされており、過小評価されている。 「当たり前」を地道にコツコツやっていくことでしか得られないゴールがある。

「挨拶」や「時間厳守」、「締め切り厳守」など、社会人として当たり前、とされていることは意外と世の中で軽視、または過小評価されがちです。「当たり前」とされていることこそ、実直に守っていく、コツコツとやっていくことで、見える世界やゴールがあるとNoSchoolは信じています。


「モノづくり、仕組み化/自動化を推し進めよう」

仕組みを回すのではなく、仕組みを作る側になろう。 人力、手作業、その人しかできない仕事を「仕組化」すれば 全員が、もっとクリエイティブな仕事や新しい仕事に挑戦でき、新たな価値に繋がる。 それは、自分自身の成長にも、会社の成長にもなる。

「〇〇さんがいないとできない仕事」「人がたくさんいないと進まない仕事」といった「属人化」している「仕事」は世の中にたくさんあると思います。

そんな「属人化」している仕事を「だれでもできる仕組み」を作ったり、ITの力を使って「自動化」すれば、もっとクリエイティブな仕事に時間を使うことができます。

NoSchoolでは「属人化」している仕事をなるべく「仕組化する」視点を忘れないようにしています。

例えば、採用だったら書類選考の基準を明確にして、「だれでも書類選考できる仕組み」を整えたりするなどして「〇〇さんがいないと採用フロー進められない」といったことをなくす取り組みをしています。

エンジニアチームは「自動化タスク」を毎月設定し、各エンジニアがそれぞれ毎月最大3営業日を使って取り組みます。たとえばPHPStanを導入してレビュー負荷を減らしたり、テスト仕様書テンプレートの改善など.... タスクを設定することで意識的に「自動化」を行うようにしています。

ビジネス/エンジニアチームどちらも、仕事の自動化/仕組化を進めることで、「属人化」している仕事の量を会社として意図的に減らしていくようにしています。減らしていくことで、もっとクリエイティブな仕事に目が向くよう、それが自身の成長、そして会社の成長につながるようにとしています。


「常に改善、確実に前進」

日々の仕事に「自分自身が介在した価値がある状態」を持とう。 「自身が関わったから」こそ、120点、130点になったという介在価値を織り交ぜていこう。 仕事に近道はない、「良い時も」「悪い時も」ある。 「悪い時」こそ、地道にコツコツと「やるべきこと」をやっていけば、最後は笑えるときが来る。

仕事は思った成果がでないことの方が多いです。

私が、なかなか成果が思ったようにでないときに、「特効薬というかホームランみたいな一撃はでないかなぁ」とぼやいたことがあります。

そんな時、代表の徃西は

「Silver bullet(解決が困難な諸問題を一撃で解決するような万能な解決策)は存在しない。地道に、コツコツ、やるべきことをやるしか近道はないよ。」と私に言いました。

私は「そんなこと言われても....」と思う気持ちがありましたが、やるべきことをコツコツと毎日やっていくことで、少しづつ成果を出すことができたということがあります。 「今成果でてない」「悪い時だなぁ」と思ったときもあきらめずに、目の前の「やるべき」ことをやっていく。それが一番の結果への「近道」なのです。


「逆算思考」

何事も、ゴールから考えてみよう。 ゴールが明確になることで、「自分になにが必要」か、「どのように進めていくか」がわかる。 あとは必要なものを準備して前進するのみ。 解像度の高い思考を現実にしよう。

「仕事に取り組むときは、常にゴールからイメージしていこう」とよく代表の徃西に指摘されます。

入社したころの私は、「ゴール」のイメージがあまり明確に描けないまま、タスクに取り組むあまり、タスクの完成度があまり高くなかったり、「これは?」「あれは?」といろいろな部分から指摘を受けて、ぼろぼろでした。

その時に、ミーティングで、「ゴールからイメージして、何が必要か、何を準備したらいいかと逆算して仕事に取り組まないと同じ事を繰り返してしまうよ」と指摘され、仕事のやり方、見方を変えていくようにしました。

ゴールから逆算していき、「何が必要なのか」「どんなことが想定できるか」と解像度を高めていくことでそれに必要なことを準備していくと、難しいと考えている仕事も案外進んでいきます。


「どうせ、会社の行動指針なんて、存在しても形骸化してるだろ」と思っていた。

私自身、これまで会社を何社か経験してきて、「会社として理想とする未来」や「従業員の行動指針」みたいなものは、所属したすべての会社に存在はしていました。

ただ、印刷して配られるだけとか、毎日のミーティングで社員やパートさん 全員で復唱とかをするだけで、実際に仕事をするときはみんなその「指針」を忘れてしまっていました。

「ああ。会社の目標とかって設定してもこうやって形骸化するんだぁ」という冷ややかな目で見ている自分がいました。

実際、NoSchoolに入社するときも「この会社も形骸化してるんだろうな....」と思っていましたが、 そうではなかったです。笑

ことあるごとに、たたきこまれています。

行き詰ったときは、自分の仕事の方向性が間違わないように、いつも行動指針を見つめなおすようにしています。

「こんな風に考えればよかったんだ」「ここが足りなかったな」と気づかされる部分がたくさんあります。そんな「戻れる」場所があって仕事ができる。 とても幸せなことだと、感じます。


そんなNoSchoolの行動指針のお話でした。

「ん。私がいつも考えていることと近い」「なんかすごく刺さった、こんな会社で働いてみたい!」という方、是非一度カジュアル面談でお話しませんか?皆様のご応募お待ちしております!

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