本記事のポイント
1、kintoneパートナーが一致団結!「世の中をよくしたい」が、人を動かす
2、地域の課題を掴み、ステップバイステップで取り組む
3、日本全国の地方企業に「よそ者」による変化の風を!
想いをカタチにする挑戦のはじまり
設立から10年。
私たちノベルワークスは、「世のため、人のため」にお客様と真摯に向き合ってきました。その中で一つの懸念がありました。「日本はDX後進国」であることと「日本の素晴らしい技術は全国にある」ということです。そして辿り着いた、弊社が次にやるべきことは 「地方のDX伴走に力を入れること」でした。
この想いをカタチにするため、私たちは多くのkintoneパートナー様、そして地域の企業様を巻き込んだDX人材育成エコシステム「地域RXラボ」を設立しました。
【前編~プロジェクト紹介編~はこちら👇】

地方企業の"DXが進まない理由"、解決のヒントはここにある ― 地域RXラボ始動|ノベルワークス
その第一号の地は、福島県。
なぜ福島なのか?
それは、代表の満村が大学時代を過ごしたご縁のある地域であること以上に、現地でDX推進に命を燃やす「東北コピー販売株式会社」様、そして地域経済の要である「福島銀行」様との、想いの共鳴があったからです。
2026年4月、福島でのDX人材育成カリキュラムが始動します。
この構想を実現するために、全国のkintoneパートナー(以下、ITパートナー)と地域とのハブ役として奔走したのが、ノベルワークス次期戦略部の“まえたん”こと前田風花です。
「駆け抜けるような毎日だったので、あまり覚えてないんですが(笑)」 そう笑う彼女ですが、「覚えていない」ほどの熱量こそが、企業や業種の壁を超えたアライアンスを生み出しました。
ここからは、実際に現場を奔走したまえたんが、その舞台裏と「エコシステム」について解説します。
(🔼youtubeチャンネル「地域RXラボ」)
目次
1、ITパートナーとの連携 —— 「共感」が生んだ強力なアライアンス

「地域RXラボ」の最大の特徴は、1社単独ではなく、エコシステムであることです。 現在、この構想に賛同し、自社プロダクト(kintone連携サービス等)を無償提供してくださっている企業は20社以上にのぼります。
通常、DX担当者は無数のツールから自社に合うものを探し、トライアルを申し込むだけで疲弊してしまいます。しかし「地域RXラボ」会員になれば、kintoneプラットフォーム上でDX導入に関するマガジンや動画を閲覧でき、さらに20社以上のプロダクトをワンストップで試用可能です。
そして、「kintoneを導入したい」「業務アプリを構築したい」といったDXの土台作りを進める段階になった際、地域の状況に精通し、即座に対応可能な福島のITパートナーと繋がることができます。
福島のITパートナーが、kintoneの導入から業務アプリの構築まで、活用の最初の一歩を丁寧に伴走します。
この仕組みは、会員だけでなく、協力してくれる全国のITパートナー様にとっても大きなメリットがあります。
地方には「良いツール」を知る機会が不足している企業が山ほどあります。ITパートナーはラボを通じて、これまで届かなかった地域の企業へ自社製品を認知してもらい、新たなビジネスチャンスを創出できるのです。
「世の中をもっとよくしたい」 このシンプルな、しかし熱い想いに共感してくれたからこそ、競合になりうる企業同士でもノウハウを公開し合い、信頼関係を築くことができました。
なぜノベルがやるのか?
代表自ら動き、事業部も新設して取り組んでいる「地域RXラボ」プロジェクトは、私たちの挑戦でもあるので、会社としての売り上げには繋がりません。
ですが、福島で直面した課題に「予算がないから」と立ち止まるのではなく、ノウハウを持つ私たちがまず率先して「自走する仕組み」を作れば、社会はまた一歩良くなると信じ走っています。
「ノベルさん、なんでそこまでするんですか?」
何度もそう聞かれましたが、答えはシンプルです。
「よりよい社会のため」に、誰もやらないことを率先してやる。変化の先に明日が変わると信じて突き進む。
これこそが「ノベルワークス」らしさだからです。
私たちの掲げるビジョンに共感し、リソースを割いて力を貸してくださるパートナー・企業・組織の皆様には、そのご決断と行動に、深く感謝いたします。
2、課題に直面 —— 解決策は地方に「エコシステム」を創ること

2025年1月福島に降りたった時の写真
福島との出会いは、弊社の新製品「レクシンAI」がきっかけでした。「Cybozudays2024」で弊社のブースにお越しいただいた東北コピー販売株式会社の代表、高橋様に、製品のフィードバックをいただければと2025年1月にヒアリングに伺った時のことです。
しかし、そこで返ってきたのは、地域経済を見つめる経営者としての切実な悩みでした。
「地域企業におけるDXへの意識醸成がまだ十分ではなく、結果として地場のIT企業に仕事が回ってこない。地域内で経済が循環しないこの構造こそが、課題なんです」
どれだけ良いツールがあっても、地域企業側にそれを受け入れる土壌が育っていなければ、地元のIT企業は提案すらできず、ビジネスとして成立しない。
私たちは「よそ者」として、地域の経済構造の課題が見えていなかったことを痛感しました。「ツールを持ってくるだけではダメだ。まず、地域企業の関心を高め、基礎体力をつける場所が必要だ」。
そう悩んでいた時、高橋様が繋いでくれたのが、地域経済の要である福島銀行様でした。
3、金融機関という「最強のハブ」との連携
高橋様の仲介により実現した福島銀行様との打ち合わせの場。そこで、日々多くの企業と接している担当者様から伺った現状が、すべての構想を決定づけました。
「県内の企業の皆さんは、変革の必要性を感じて懸命に取り組まれています。ただ、実態としてはまだ試行錯誤の段階。デジタル実装への本格的なフェーズは、まさに『これから』というのが正直なところです」
多くの地域企業は、今まさにデジタル化に向けて一歩ずつ変革を進めている「発展の途上」にあります。 それぞれの企業が目の前の課題に対し、デジタルを活用してどう解決するかを模索している最中であり、そこにいきなり飛び級で高度なAIやアプリ開発ツールを提案しても、現場の優先順位とはズレてしまう。
今の福島に必要なのは、「レクシンAI」という“ツール”単体の提案ではない。「地域RXラボ」という、地域の現状に寄り添った“学ぶ場”の提供こそが解決策なのだと分かり、大きく舵を切りました。
アナログからDXまでの段階
① デジタイゼーション: まずはデジタルに触れる
② デジタライゼーション: デジタルで業務を効率化する
③ DX(デジタルトランスフォーメーション): 新しい価値を生む
このステップを、知識(座学)と実践(ツール利用)の両輪で回す場所が必要でした。そして、この構想を高橋様が福島銀行様に熱く働きかけてくださったことで、三社の想いが一つになったのです。
「銀行としても、地域企業のDXによる活性化を本気で応援したい」
金融機関が持つ信用と経営支援のノウハウ、高橋様が持つ地域密着の信頼、そして私たちが持つ全国のITソリューション。これらが「地域RXラボ」で一つになりました。
これは、単なるIT導入支援ではありません。金融機関を巻き込んだ、地域経済を底上げする持続可能なモデルケースなんです。
4、福島から全国へ。新しい「価値創造」の時間を創るために

youtubeチャンネル「地域RXラボ」に出演する高橋社長とまえたん
現在、2026年のDX人材育成カリキュラム本格始動に向け、会員募集イベントを準備中です。 ですが、福島がゴールではありません。私たちはすでに全国を見ています。
日本のDX推進において、既存のIT企業の数だけではカバーしきれない現実があります。だからこそ、地域ごとに「知識・ツール・伴走者」がセットになったこのエコシステムを展開する必要があります。
「よそ者」の私たちだからこそ、地域の課題を的確に受け取り、大胆に新しい風を吹き込む力があります。しかし、変革を根付かせるには、地域独自の信頼とネットワークを持つ「地元のプレイヤー」が不可欠です。
両者が連携することで、摩擦を恐れず、しかし緩やかに地域を変えていくことができます。
この「ハイブリッドな推進力」こそが、地域RXラボが持つ最大の強みです。(※DX導入に伴走するIT企業は地域企業様なので、一時的な変化にとどまりません)
DXのゴールは、人間の仕事を奪うことではありません。
「機械でもできる作業」をデジタルに任せ、人は人にしかできない「新しいものづくり」や「お客様とのコミュニケーション」に時間を割くこと。
日本の地域には、素晴らしい技術と想いが詰まっています。 それをデジタルの力で輝かせるために。 「地域RXラボ」という船に、あなたも乗り込みませんか?
そして、次なる地域で「ラボ」を立ち上げたいという熱い想いを持った方、ご連絡をお待ちしています!
👇「地域RXラボ」公式ホームページ
地域RXラボ
兵庫県神河町でも「地域創生事業」は始まっています!
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