思考の"凝り"をほぐす社内勉強会を開催しました!

こんにちは!
新卒デザイナーの広沢です。
10月になり、今年が終わるまであと2か月と少し…
永遠に続くかと思われた猛暑もおさまり、すっかり秋めいてきましたね。

ということで今回は、「勉強の秋」にふさわしく、先日私が企画・運営を担当し社内で開催した勉強会についてご紹介したいと思います!


面的思考ワークショップ

今回のワークショップでは、「面的思考ワークショップ~「これからの食卓」をつくるOisixのサービスとは~」と題し、 「面的思考」を専門で研究されている二人の外部講師をお招きしての開催となりました。


                  常葉大学造形学部教授
                  旅する研究室 代表
                  安武伸朗先生


シャープ株式会社UXデザイナー
                  旅する研究室 メンバー
                  福士夏季さん


このワークショップ開催のきっかけは、私が参加した安武先生のワークショップの報告を社内でしたことでした。
「普段から企画をしてデザインをして実装をして…と日々サービスを作っていると、つい自分の会社だけに目を向けちゃって、視野が狭くなっちゃうんだよね」
「このワークショップに参加して、ストレッチしたい!」
そんな声が聞こえてきました。
確かに、自分もこのワークショップに参加して、いつもとは違う視野を取り入れることの大切さや楽しさを感じてきたばかり。
自分も含めた、社員の「思考の“凝り”」をなんとか軽減できないか。
そんな思いから、安武先生にご連絡をさせていただきました。


面的思考とは何なのか?

私たち社員がいつも頭を悩ませている3つの情報
「お客様の情報」「自社の強み」「世の中の動向」などを統合的に捉えて、
新たなインサイト(潜在的欲求)を得る発想法のことです。
普通はグルーピングなどでカードソートするところを、
「近い・遠い」などの距離感でカードの位置を決定し、カード同士の隙間や流れからインサイトを見つけます。

今回はこの発想法を使い、自社のリソースを見直し、ビジネスチャンスとなる顧客インサイトの発掘から、
サービス提案までを全2回のワークショップで行いました。


当日の様子

二日に分けて開催されたこのワークショップですが、
ざっくりフェーズで分けるとこんな感じ。

①情報の抽出
②面的なマッピングによるインサイトの獲得
③サービスコンセプト・ゴールイメージ・シナリオの作成
④講評



①情報の抽出
社会背景や業界情報、自社のリソースといった情報を、PEST分析や3C分析を使用して書き出していきます。
また、顧客が抱えている悩みや、何にどんな感情を持つのかといった情報も細かく出していきます。


自社情報や社会情勢、顧客の感情などが種類ごとのカードになっています。ここに足りない情報などをプラスして、「これは使えそうかも!」と思うカードをピックアップしていきます。


②面的なマッピングによるインサイトの獲得
①で用意した情報を使用し、模造紙にマッピングしていきます。
この時に重要なことは、「面」を意識することです。
ラベル付けやグルーピングではなく、あくまでも距離感や流れを意識し
「この情報が何もない隙間になにかあるかもしれない」「この情報のながれに何かあるかもしれない」
と、情報そのものではなくその隙間から種を見つけ出します。


ピックアップしたカードを一枚の模造紙上にマッピングしていきます。遠慮することなくどんどん発言することが、成功のポイント。


行き詰っている参加者に、福士さんから「自分たちでは当たり前だと思っているリソースが、実は他社にはない強みであることもあります」とのヒントが。


③サービスコンセプト・ゴールイメージ・シナリオの作成
マッピングから見つけたインサイトを叶える(解決する)サービスのコンセプトやイメージを膨らませ可視化していきます。
ここまでくると結構時間がかつかつ。


マッピングから得られた情報を元に、A3用紙に手書きで書き出していきます。この段階で苦戦したチームが多かったようです。


④講評
各チーム、思考の順序とそこから見つけたインサイト、そしてそのインサイトを叶えるサービスの提案をしていきます。
それぞれのチームでまったく違ったアウトプットが生まれました。





アウトプットまとめ
▶Aチーム
インサイト:恋人に喜んでご飯を食べてもらいたい、恋人からの株をあげたい
コンセプト:頑張って料理をするとOisixから定期的に褒められ、モチベーションが保てるサービス


▶Bチーム
インサイト:”ちゃんと”しなければならないという古き良き日本人女性の型に頑張って近づこうとする苦しみ
コンセプト:これでいいのだレシピ




▶Cチーム
インサイト:自分の理想に苦労せず近づきたいし、その理想に縛られたくもない
コンセプト:お客様の理想に簡単に近づける手助けをし、面倒な部分は引き受けるサービス




▶Dチーム
インサイト:食を通じて繋がりや信用を確認したい、作りたい、きづきたい(独身者のインサイト)
コンセプト:ストーリーを感じることによる特別感





省略して書いているので4段階なのですが、実は二日かけてがっつりワークショップを行ったので、終了後の参加者はヘロヘロ。
しかし、普段の業務では使わない部分を使い全力でインサイト探しを行ったためか、気持ちの良い疲労感だったようです。


参加者の声

・理論と言語だけで整理しがちだが、もっと感覚や世の中の雰囲気からも得られる情報を参考にしようと思った
・業務上企画をするが、世の中の需要を把握する作業を自分一人の中でしか実行できていなかったので、他人との議論と視野の広げ方を勉強できた
・言語化していない部分や、話していく中で見える部分を可視化することの可能性を感じた
・十分な時間を要するところが業務上に使用するにはネックだと思った
・違う意見を持つメンバーの意見を統一させていくことがきつかった。業務においてもコミュニケーションが一番の課題かもしれません

などなど、改めて気づいた自分の視野や、この思考方法を仕事に組み込むにはを考えがら参加できた社員が多かったようです。




まとめ

このワークショップに参加し気づいたこととしては、以下の3点があげられます。
【面的思考を体験しての気づき】
・ロジカルシンキングと、非論理的で絵画的な視点である面的思考を活かせるようになると、 今まで触れられていなかった部分や、突破できなかった部分にも踏み込んでより良いアイディアを生み出せそう

【チームビルディングの面の気づき】
・ワークショップ成功の鍵は発言しやすい環境と役割分担
 →先輩だから、年上だから、若いからと遠慮をせずにどんどん発言をする。
・誰かがおもしろい発言をしていたらそこに耳を傾け、「なぜそう思ったの?」と深堀をする。
・二人三脚以上でそれを行うことにより、ワークショップに参加している本人でも気づかない「理由」を見つけることができる。

社会人になって日々の業務に追われる中、学生の時のように学ぶということは簡単なことではありませんよね。
(私も社会人になって日が浅いですが、痛感しております…)
しかし、1か月でトレンドが変化していく現代において、新しい風を取り入れないとすぐに置いて行かれてしまう恐れがあります。
そんな時、ちょっと違う視点で物事を見てみたり、普段話さない同僚の考えを聞いてみたりするだけでも、 凝りきった自分の思考をほぐすきっかけになるかもしれません。

私も、今後社会人生活で忘れないようにしていきたいと思います。


オイシックス・ラ・大地株式会社's job postings
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