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こんにちは、OKANの佐々木です。
今日はオフィスおかんの商品開発や物流機能といったサービス提供部分のプランニングを主に担当しているサービスデザイングループのメンバーのインタビュー。今年4月入社の東江(あがりえ)さんです。
サービスデザイングループの中で一番の若手メンバー、かつ、まだ入社から4ヶ月という期間ですが、とてもグループの雰囲気を作ってくれています。
主にオフィスおかんの商品開発を担当してくれていますが、商品を通じてお客様へどんな価値を提供していきたいのかという思いを聞いてみたいと思います。
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商品開発の仕事について
ーーOKANで担当している仕事を教えてください
今はサービスデザイングループというところで、このグループは何をやっているかというと「サービスをデザインする」グループです。
ーー冒頭から、全く詳しい説明になっていないね(笑)
あ、、すみません!(笑)
サービスデザインはオフィスおかんの商品や物流を中心に、サービスを企画していくという役割のグループです。私はそこで、主に商品開発を担当しています。商品を作るといっても、自社製造ではないので、製造パートナーさんとやり取りをしながら一緒に試行錯誤しつつ作ってもらっています。
あとは商品そのもの以外にも、ユーザーの皆さんに毎月見ていただいているメニュー表やメルマガなどの構成を考えたりもしています。
ーーちなみに前職ではどんな仕事をしていましたか?
前職はファンデリーという健康食の宅配事業が主業の会社でした。管理栄養士として採用されましたが、実際に商品を作る側ではなく、BtoB向けのマーケティング支援事業で提案営業をやっていました。
3年間在籍して、仕事の仕方の基礎を教えてもらえたと思っています。
基本的な仕事の仕方のHow toから、いろいろな部署や社外の人を関わることが多くて、そういった周りの人たちにどう動いてもらうのが良いのか、ということをたくさん考えながら仕事をしていました。
ーー今はOKANでオフィスおかんの商品開発をメインにやっているけれど、どんな価値をお客様に届けていきたいですか?
オフィスおかんを食べることで旬を感じたり、その土地の味を感じたり、ワクワク感を与えられるような商品開発をしていきたいと思っています。もちろん食品なので、安全面にも細心の注意を払っていますし、食品添加物についても健康面を考慮してかなり厳しく制限をしたりと、安心な商品作りをしています。
さらに食べて美味しいだけでなく、見ても美味しさを感じられるようなものを届けていきたいなと思っています。
こういった商品も製造パートナーさんと一緒に考えていくので、パートナーさんごとの製造の制約などもあり、全て思い通りにできる訳ではないのが難しいところです。
ーーパートナーさんとの関係性作りは大事だよね
はい、とっても大事です。現在のパートナーさんとの関係性は、先輩の大浦さんの力がとても大きいです。今までのOKANの歴史の中で少しずつ構築してきてくれたからこそ、今お客様に喜ばれる商品を一緒に製造できていると感じます。
とはいえ、まだOKAN側からこういう商品を作りたい、という希望を出して、それに対して製造パートナーさん側でどこまでできるのか、という私たちの要望に寄り添ってもらう形の提案の方が、比率としては多いなと思っています。ただ最近になって逆にパートナーさん側から「こんな商品どうですか」と提案してきてくれるようにもなってきたので、そこは面白いなと思っています。
もっとお客様の声をパートナー企業にも伝えたいし、パートナーさんのこだわりもお客様にも伝えていきたいです。
ーー商品開発の面白さってどんなところですか?
0から1を作って、積み重ねていくところですね。そこが難しくもあり面白いところでもあります。
オフィスおかんでどんな商品が喜ばれるかというのはまだまだ研究の余地が多くある中で、たくさん試していきたいと思う一方、商品開発は半年間に及んだりするため、簡単にそれができる訳ではありません。オフィスおかんで既に感じていただいているイメージを壊すことなく、少し広げていくことにチャレンジしています。「ぶりのコンフィ」や「酸辣湯(サンラータン)」などはその一例です。
こういった今までになかったものを提供していくことで、あれが美味しかったという声をいただいたり、商品利用数に影響があったりということを見られるのはとても嬉しいです。
またリピートで販売していくものもそのまま販売するのではなく、前回よりも少しでも美味しくということで、商品自体の味の面での改良や、味にしっくりくる名前の付け方などを考えています。こういった試行錯誤の結果、前回よりも利用数が伸びるととても嬉しいですね。
そして、商品の良し悪しを判断されるのは最終的にはお客様です。
もちろんOKANはお惣菜を売っている会社ではなく、オフィスおかんというサービスを通じて働きやすい環境作りを支援しているわけですが、そのためにもやはりお惣菜商品のクオリティは欠かすことができない要素です。担当者の方の期待に応えられるようなサービスであるためにも、ユーザーさんに満足していただける商品を提供していかなければと思っています。
入社から今までに感じたこと
ーー入社時にどんなことを感じましたか?
まず一番感じたのは、商品開発業務に関われるという喜びと、驚き、そして少しの不安でした。前職ではなかなかそういった機会はなかったので、本当に商品開発できるんだ、ということは感じました。
それから入社のタイミングでは兼任という形でセールスグループの仕事もしたので、お客様との直接的な接点が持てたり、社内の他のグループのメンバーとも一緒に働くことができました。直接お客様の声を知った上で商品開発をしていくのはいいなと思いました。セールスグループやカスタマーサクセスグループの頑張りも、より実感しました。
そういう経験をうまく活かしつつ、サービスデザインでこれまでやっていなかったことに自分としてもチャレンジしていけるといいなと思いますし、他グループの頑張りを繋げていくことができるような商品やサービスを作っていきたいです。
ーー同じサービスデザイングループのメンバーはどんな人たちですか?
一言で言うと、「真面目にふざける」人たちですね。あ、こんなこと言って大丈夫なのかな・・(笑)
でも基本的にはものすごくみんな真面目です。仕事に対して丁寧にコツコツ着実に積み上げていくグループだなと思います。毎日手を止めずに、前に進むというか。
でもそのわきで、コミュニケーションの中に「とんち」を混ぜてきたり、ユーモア溢れる言葉選びをしたり、真面目な仕事を少しでも楽しくやる雰囲気だなと感じています。これは前職にはなかったし、他のグループの雰囲気ともまた違う部分かなと思ってます。
それから、社外の方々に対して、ものすごく丁寧なコミュニケーションを取りますね。商品開発は複数の製造パートナーさんと密なコミュニケーションを取っていますし、ロジスティクス側も配送パートナーさんと2人3脚です。会社対会社だけではなく、この人にはどういう言葉で接したら良いか、ということが自然にできていると思います。この関係性構築力はOKANの強みになっているなと思います。
ーー今後自分はどんなことにチャレンジしていきたいと思ってますか?
今担当している商品開発の業務から幅を広げていけたらと思っています。
入社してからいろいろな業務を経験したことによって、それらを繋げていく大切さを感じました。今後は自分もそれを繋げていくような仕事もできたらと思いますし、いろいろなプロジェクトにも参加できるといいなと思っています。
あと採用や組織作りにも関わっていきたいです。新しく入社してくる人が心地よく、仕事に対する悩みや不安なく働ける環境を作っていくことにも貢献したいです。みんな気持ちよく働けると幸せだなと思うので。
ーーそういう組織作りに貢献したいという思いは入社当初からありましたか?
いえ、そういう思いがもともとあったわけではないんですが、今年進めている新卒採用プロジェクトに参加してから特に強く感じるようになりました。
今思い返してみると、前職では新入社員を会社としてすごく育ててくれたんだな、恵まれていたなと感じます。OKANでは同じことをやっていくのが良いのかはわかりませんが、OKANにあった形の組織作りができていくと良いなと思っていますし、自分もそこに貢献したいです。
ライフスタイルが豊かな世界とは?
ーー東江さんの中では、これからOKANとしてどんな社会を作っていけるといいなと思ってますか?
個人的には、いろんな選択肢を、自分の条件に合わせて、自分で選択していける社会になるといいなと思っています。働き方ひとつとっても、働きたいときは働けるし、別のことをしたいときはそれを選べる、リフレッシュしたいときはリフレッシュ、と自由に選択できることが豊かさかなと思います。
そのために、OKANが大きくなっていったり、これからサービスもオフィスおかんやハイジ以外に増えていくと思いますけど、そのひとつひとつが世の中に対して考え方を変化させていくアクションになっていることが必要だと思っています。
日本は仕事を休みにくい文化が昔からあったりするし、そういうものだからと諦めてしまう人も多いと思います。OKANがただ良いサービスを作っていっても、それを使いたい、使おうと思える状態じゃないと世の中は変わっていかないと思います。ですので、世の中にそういった変化のきっかけを作っていくような動きが会社としてできるといいなと思います。
ーーOKANとしてはサービスを提供していく以外にもいろいろとできることがありそうだよね
OKANに入社して、この会社の働き方は本当にいいなと思ってます。まずみんな働くということに対して頑張っている前提があって、でも事情があってどうしても休まないといけないときにはちゃんと休める。そこに対してみんなで協力もするし、休むことによってそれからまた頑張ろうと思える雰囲気がありますよね。
ちゃんと休むときは休みなよ、家族を大事にしなよ、みたいなコミュニケーションが自然にあるのはすごく素敵だなと思います。それは一人一人が責任を果たしているからこそできる部分だと思いますが。
でも、こういう会社が世の中に増えていけば、一人一人がライフイベントを迎えたりした時にも組織として柔軟に動くことができるなと思います。
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冒頭でいきなりボケをかましてくれた彼女ですが、ミッションステートメントに対してのとても強い思いと、若手らしからぬ具体的なアクションのイメージを持っていて、心強いなと思いました。
サービスデザイングループのメンバーはOKANの中でも最も一体感があると感じています。その中心で妹のように他のメンバーから可愛がられている東江さんのインタビューでした。
まだまだ商品開発領域でも多くのチャレンジをしていってもらいたいですし、他の領域へ幅を広げていくという貪欲さも感じることができました。若手の元気印として、今後もどんどん頑張っていってもらいたいです。