こんにちは!OpenFashionです。
本日は、OpenFashionのテクノロジー領域をリードするお二人にお話を伺いました!
ビジョンと実装のすり合わせ方、ファッション領域特有の“曖昧さ”をどう設計に落とすか、そして生成AI時代に個人として大切だと感じているスキルセットまで、具体的に語っていただきました。
【参加者プロフィール】
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• 嶌さん:
電子工学を専攻後、エンジニアとしてキャリアを開始。複数社で技術責任者を歴任し、独立して受託開発会社を立ち上げた後、OpenFashionに参画。現在は技術責任者として実装・運用の現場を統括。
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• 渡辺さん:
2019年にWantedly経由でOpenFashionに入社し、現在7年目のフルスタックエンジニア。フロント・バック・インフラ・アプリの全領域に対応し、S Pro・EFSのリードを担う。要件定義から実装・運用まで一貫して携わり、育休取得経験も持つ。Claude CodeなどのAI開発ツールを日常的に活用し、開発効率の向上に積極的に取り組んでいる。
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本日のトピック5つ
#7年間で広がった“越境”の理由と効きどころを整理する
#合意設計と意思決定のスピードを高める
#Claude Code中心の現場運用と“情報追従”のリアルを共有する
#リモートでも“伝わる”を仕組み化する
#ワールドグループ規模ならではの面白さを掘り下げる
ーー7年間で広がった“越境”の理由と効きどころを整理する
編:7年間でフロントからインフラまで“越境”してきた理由と、今の“効きどころ”はどこなんですか?
渡辺:プロジェクトごとに必要な技術がけっこう違うので、フロント/バック/インフラ/アプリを横断して担当してきました。初期の要件や設計から入り、立ち上がったら周囲に渡す一方で自分も手を動かし続けます。全体を見て「どこに手を入れるのが一番効くか」を設計段階で判断できるようになったのが、個人的には大きいです。
嶌:小さなチームだからこそ、一人が複数領域を担う前提があります。それが結果として“越境”の幅を広げ、個人の地力を底上げしていると感じます。
ーー合意設計と意思決定のスピードを高める
編:合意設計や意思決定のスピードを上げるために、どんな工夫をしているんですか?
嶌:個人的には“戻れないポイント”を明確にし、その手前で複眼レビューの合意を作ることを重視しています。前段はロールバック前提で小さく出して学ぶ。この順番を決めておくと、後半の迷いが減ります。
渡辺:意思決定が特定の人に集中して詰まりやすい瞬間を感じることもあります。個人としては「前段での合意づくり」を強めつつ、役割横断で“今いちばん効く一手”を選ぶ意識を持つようにしています。
ーーClaude Code中心の現場運用と“情報追従”のリアルを共有する
編:Claude CodeなどAI開発ツールの使い方や、アップデートへの向き合い方はどうしていますか?
渡辺:Claude CodeやCodex CLIなど、開発に特化したツールを日常的に使っています。アップデートが高頻度なので、検証→適用のサイクルは自然と短くなりました。テスト観点の洗い出しや実施ログの整理を補助してもらうことで、抜け漏れが減った実感もあります。
嶌:一方で、個人的には“情報追従の疲れ”も正直あります。数カ月前の最適解がすぐ塗り替わるので、全員がすべてを追うのではなく、実験と標準化の役割を分けることでバランスを取るのが良いと感じています。セキュリティやコストの見立ては、まず自分たちで体験して安全と効果を見極め、不要になったものは打ち切る前提で回すのが基本です。
ーーリモートでも“伝わる”を仕組み化する
編:リモート中心でも再現性を高めるために、どんな工夫をしているんですか?
嶌:会議は“全員が発言できる設計”にします。加えて、議事・決定・タスクを必ずテキストで残す。後から見ても同じ理解にたどり着けることが大切だと感じています。
渡辺:仕様の意図や検証手順、結果の文章化は、AIにも人にも“伝わる粒度”を確保するのに有効です。証跡の整理や網羅的なテスト観点の洗い出しをAIに補助してもらうことで、抜けを減らせるのが良いですね。
ーーワールドグループ規模ならではの面白さを掘り下げる
編:OpenFashionはワールドグループという大きな企業の一端を担っています。グループ会社という大きい規模ならではの面白さはなんですか?
嶌:高トラフィック前提で、キャッシュ戦略やデータの持ち方、監視まで設計初期から解像度高く詰める必要があります。難易度は上がりますが、個人的にはそれが面白さです。
渡辺:現場の声や数字で反響が返ってくる手触りも大きいです。使い勝手の改善や運用負荷の低減が数字に表れると、設計の判断が正しかったかどうか、学びが蓄積されます。
OpenFashionでは、新しいファッションの形を創造してくれる仲間を募集しています。少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひカジュアル面談にお越しください!