目次
世界が静かに移動するいま、次に立つべき場所
渡航歴ゼロ。それでもベトナムで動きだすことができる理由
異文化の壁、その向こうに
だから、未経験でいい。踏み出せる勇気がすべてだ
ONE-VALUEが開く、可能性の扉
世界が静かに移動するいま、次に立つべき場所
米中貿易戦争、米国とEUの間に横たわる相互不信、連日報道される時代の大きなうねりの中で、世界経済の中心は静かに、しかし確かにアジアへと重心を移しています。
その最前線に立つ国のひとつ――それが、ベトナムです。
近年、ベトナムは製造業のハブとしての役割を超え、スタートアップ、デジタル、金融といった高度産業分野でも存在感を強めています。
若く、才能にあふれた人材たち。未来志向の政策。挑戦を恐れない国民性。
ここには、かつての日本の高度成長期を彷彿とさせる熱量が、確かに息づいています。
渡航歴ゼロ。それでもベトナムで動きだすことができる理由
海外経験の有無は、もはや本質的な問題ではありません。
なぜなら、未知の文化に飛び込み、適応し、共に未来を創る力こそが今、求められているからです。
言葉も文化も違う。初めて立つ地に、完璧な準備など存在しないでしょう。
重要なのは、理解しようとする意志です。
そして、共に歩みながら、少しずつ信頼を重ねていくことなのです。
異文化の壁、その向こうに
これはベトナム人同僚とのエピソードです。ベトナムで働き始めた頃、ひとりの同僚との間に、静かな壁を感じていました。彼女はハノイ貿易大学出身の才気あふれる30代半ばの社員。
英語も堪能で、誰よりも勤勉、ベトナム人同僚からも一目置かれる存在でした。
けれど、なぜか、議論が一方的で、私とはどこか噛み合わない。
例えば、こちらがリスクを最小限に抑えるため、丁寧な手続きを重ねようとしましたが、
彼女はスピードと結果を優先し、その場で意思決定を求める。
慎重さに重きを置く日本との価値観の違いが、彼女のいら立ちの原因となり、小さな摩擦を生んでいきました。
「すべての社員を満足させる方法は選べない」と諦めることは、簡単でした。しかし、諦めないことを選びました。
ある日、彼女と1on1のミーティングの場を設け、日本企業のガバナンスとベトナム子会社に求めていることについて話しました。
なぜこの選択肢を日本の親会社は選んだのか。
なぜもう一つの選択肢に親会社が慎重なのか。
過去のベトナム子会社の損失やリストラクチャリングで会社を去った同僚の話、今、将来に向けて描く成長の姿――。
話してみて初めて、彼女もまた、
「この会社を成長させたい」という強い思いから、様々なことに挑戦していたことを知りました。
彼女なりのスピード感には、切実な理由があったのです。
その日を境に、彼女は少しずつ変わりました。
互いの意図を尊重し、相手の立場に立って考えることを意識するようになりました。
仕事の進め方にも、日本のガバナンス構造を考慮した微細な歩み寄りが生まれました。
そしていつしか、
「国籍も文化も違うけれど、未来を語れる」
そんな確信を、心のどこかで抱くようになったのです。
だから、未経験でいい。踏み出せる勇気がすべてだ
ベトナム、あるいはアジアへの渡航歴がない。
それは、単なる過去の一側面にすぎません。
大切なのは、学び、理解し、変わる意志を持ち続けられるかどうか。
ベトナムには、異文化を越えて協働し、
本当の意味で「世界とつながる」経験が待っています。
一歩踏み出すたびに、世界は縮まり、
かけがえのない仲間たちとの間に、静かに、確かな絆が育まれていくでしょう。
ONE-VALUEが開く、可能性の扉
私たちONE-VALUEは、日本企業のベトナム進出支援を中心に、現地市場のリアルなニーズに根ざしたコンサルティングを提供しています。
一方的な支援ではなく、クライアント、現地パートナー、そしてチームメンバーと共に成長していくことを何よりも大切にしています。
もしあなたが、未知の世界に飛び込み、多様な価値観の中で自らを鍛えたいと願うなら。
そして、異文化を越えて、誰かと本気で信頼を築きたいと願うなら。
ここベトナムでのキャリアは、きっと人生にとってかけがえのないものとなるでしょう。
すべての冒険は、「まだ行ったことのない場所」から始まるのです。
ONE-VALUEは、日本とアジアの架け橋としての役割を果たしていきます。そしてその最前線には、新しい挑戦を恐れないあなたが必要です。 「今、面白い仕事をしたい」と思った方は、ぜひ一度、私たちの門を叩いてみてください。
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