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新卒入社3年目のMVP、強みは期待値を超えるための「想像力」~2017年上期MVP受賞者インタビュー:白數明子~

※本記事は、2017年9月1日に「opt cafe!」にて公開した記事の転載となります。


7月28日、オプト社員が一堂に会し、この半期に輝かしい功績を残した社員を称える表彰式が行われました。

今回MVPを受賞したのは、某メディアを担当する白數明子さん。

2015年に入社した新卒3年目で、まだ“若手”。

しかし、その功績に至るまでの言動や志は、MVPを獲得することが必然と周囲を納得させるものでした。

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■多くの人を巻き込むポイントは、自ら考え、自ら動くこと



白數:仕事をするうえで意識していたことは「このメディアの予算はいくらで達成率は○%」といった点だけの話にするのではなく、目標と現状のギャップにある課題に対して、自分がどのような戦略を立てて動いているかを一緒に仕事を進める仲間に共有することでしょうか。同じメディアチームだけではなく、実際に運用しているコンサルタントや役員に戦略から理解してもらうことで、それぞれの立場からフィードバックをもらうことができるのでそういったプロセスも大切にしていました。


「オーナー会議」という新しい仕組みを作るまで

白數:私の仕事は、担当メディアの商品認知、活用メリットを理解してもらうことで、個客の課題解決に繋げることです。そのためには、まずメディアと個客との間に介在する部門にアプローチして、それぞれの担当個客へ紹介してもらうことが重要です。実際に運用しているわけではない私が、「提案してください」「この施策に挑戦してみましょう」と言うだけでは、相手の気持ちはなかなか動かないと思うんです。関わる人が多い分、お互いのミッションや課題を理解し合う場が必要と考え「オーナー会議」を設けました。そして、まずは私自身が一番担当しているメディアに詳しくなる必要があると考え、実際の運用にもトライし、誰でも運用できるよう自動依頼メール作成ツールなどの仕組みを作ったり、教本を作成したりもしました。


■大切なのは”想像力“を働かせ、自分の軸を持つこと



白數:今の部署に配属されたばかりの頃は、社内の意見をメディアさんに伝える伝書鳩のような仕事ぶりでした。そんなとき担当役員から「白數は言われたことはちゃんとやるのは知っているんだけど、そういう仕事の仕方ってつまらなくない?」と問いかけられたことが、このままではいけないと思うきっかけになりました。同じ頃、それまではチーム単位でやっていた業務を部長が私に一任してくれるようになったこともあり、「担当メディアの売上を背負うのは自分なのだ」というプレッシャーをすごく感じたのを覚えています。


プレッシャーから抜け出すために。

白數:「自分の軸」を持っている必要性を強く感じました。いかに営業やコンサルタントの考えていること、さらにはその先にいる個客の求めていることに対して“想像力”を働かせて、解決策を持っているか。

みんなは私が一番該当メディアの知識を持っていると思って質問してきてくれるので、オプトで未実施のプロダクトでも“想像力”を働かせ、物事を分解してファクトを並べて考え、解を持つことを意識しました。役員にも指摘された「言われたことを超える」ことを常に目指しています。


■目指すは、かっこいいお母さん

白數:営業やコンサルタントのような部署と比較すると、どうしても定量化した評価をしにくい部署のため、これから新卒の人やその他の部署の人にも、この部門でキャリアを積んでいきたいと思ってもらえる明確なスキルセットなどを提示していくことが、今回MVPを受賞した私に課せられた使命かなと感じています。なので、メディア部門の評価基準とフローを整える人事的な領域にもチャレンジしたいです。それにより、会社全体の業績貢献にもつながると考えており、社長や上長とも相談しながら、今構想を練っているところです。

白數: 長期的には“働くかっこいいお母さん”になりたいという気持ちは漠然とあります。

いつまでも視野を広く、高い視点で物事を捉えて伝えられる母親でいたいし、産休に入っても「帰ってきて」と求められる人材になっていたい。例えば今ある情報は5年後何の価値もないくらい情報の移り変わりって早いと感じています。だからこそ、知識だけではなくて、情報を収集する力や考える力、そこから人を動かすスキルだったり…そういったポータブルスキルをどんどん吸収して身に着けていきたいです。

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終始笑顔の白數さんから醸し出される雰囲気は優しく、淀みなく淡々と語られる言葉はとても落ち着いているのですが、その言葉の端々から感じる熱い情熱とのギャップに驚かされるインタビューでした。

下期もオプトにきっと何か大きなうねりを起こしてくれそうな予感がします。


祝福に集まった同期


担当するメディアの方々からいただいたお祝いのお花



★これまでのMVP受賞者を下記ページにて一覧でまとめております。こちらも是非ご覧ください。

optcafe!MVP賞特集
オプトは讃える文化を大切にしています。半期毎に行われる全社表彰の様子とMVPの声をご紹介します。
https://www.opt.ne.jp/creative/mvpcontent/index.html
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