[メンバーインタビュー] 決済のストーリーをデザインする。グラフィックデザイナー水口が描くOrigamiのデザインとは。

今回紹介するメンバーは、Designチームのグラフィックデザイナー水口です。2018年3月に入社しOrigami歴は約8ヶ月。

大工になりたかった子供時代。美大進学を経てデザインの道へ

はじめまして。Origamiの水口です。Designチームのグラフィックデザイナーとして、主にOrigamiの加盟店・パートナーの方々が手にとって見られる「モノ」のデザインを担当しています。例えば、Origami Payを導入していただく際のガイドラインやマニュアル、またカンファレンスなどのイベントで配布するグッズの制作に取り組んでいます。

デザイナーとしての原点をたどっていくと、幼少期にさかのぼります。絵を描くのが好きな両親の元で、それを見ながら育ったのが大きかったですね。また、人の手で景観を変えたり、形になってないモノをゼロから作り上げたりすることに憧れていました。たとえば、幼少期に実家の一角を建て替える工事がありましたが、その工事を担当してくださった大工の方が何もないところから空間を作り上げていく姿をみて、「かっこいい」「大工さんになりたい」と思っていた時期もあります。(笑)

高校卒業後は美大に進学し、グラフィックデザインを専攻しました。大学時代はずっと絵を描いていましたね。有名な画風の作品を真似て絵を描いたり、様々な表現手法を学んだりしながら描写力を身につけることができましたが、何かを「デザインをする」という感覚は当時まだありませんでした。

社会人として初めて就職した会社は、イラストを得意とするデザイン事務所で、広告代理店からデザインの依頼をいただいて広告を作っていました。振り返れば、大学時代に数々の画風に触れた経験が、目的によって異なるテイストを求める、広告をデザインする上での糧となっていました。約8年間在籍しながら、デザイナーとして働く上で駆使する様々なスキルを身につけることができました。


ゼロから企画することの喜びを知る

当時ちょうど家族も増えていて、働く環境の改善をしたいと思い、初めての転職を決意しました。転職先はメディア運営・業務アウトソーシング等の事業を行う会社で、広報部所属のデザイナーとして働くことになりました。

そして、自社・グループ会社のウェブページのデザイン、社内報の作成などの業務を担当することになり、初めてインハウスのデザインに携わりました。この経験を通じて、何より「企画することの喜び」を知ることができました。

今までは企画がすでに決まっているデザインを担当してきたのですが、大枠以外何も決まっていない中、「従業員が見て喜ぶような企画とは何だろうか」「どのようなページの構成が一番違和感なく伝わるだろうか」といったことを考えながら、発信する情報をゼロから作り上げることができた貴重な経験でした。

以上の経験から、インハウスのデザイナーとして働くことの楽しさとやりがいを知ることができ、一層ステップアップしてデザインに取り組める環境を探すことになりました。そしてタイミングよく大好きなブランドでもあった「ユナイテッドアローズ」の募集に気づき、次のステップを踏み出すことができました。


憧れブランドのデザイナーとしての4年間

ユナイテッドアローズは日本を代表するセレクトショップですし、そこで多くの広告を手がけられたアートディレクターの一人である葛西薫さんの作品からも多くの感銘を受けていたので、デザイナーとして長らく憧れのブランドでした。

様々なブランドを展開していたのですが、私は中でも「Jewel Changes」という女性向けブランドのデザインをメインに担当させていただきました。展示会の冊子や店頭のパンフレット、またウェブコンテンツのデザインにも加わることができ、今まで培ってきたデザインスキルを活かせる最適な場を与えていただいたと思います。

また、上記の業務以外のことではありますが、「UAラボ」という社内コンペに提出した企画案が準グランプリを獲得し、採用されたアイデアを形にすることができました。それは社内カフェを作る企画でしたが、発案はもちろんマーチャンダイジングや販促・内装やロゴ制作・運営に至るまでほぼ全ての工程を任せていただきましたね。本業のデザインから少し離れた形ではありましたが、やはりこれからもゼロから企画して作り上げることの楽しさを大事にしがら、仕事をしていきたいと思いました。

ユナイテッドアローズにはちょうど4年間在籍し、セレクトショップならではの様々なブランドに触れながら勉強させていただきました。



もっとストーリーを作ることができる環境を求めOrigamiへ

一方、心の中で少し物足りなさを感じていました。企画や運営といった業務に携わることができた社内カフェの立ち上げ経験、また憧れブランドのデザイナーとしてデザインに専念できた経験、両方とも私にとってかけがえのない経験でしたが、欲を言えば「企画」と「デザイン」に同時に携わることができるポジションに就きたかったのです。つまり「サービスのコンセプト作りそのものから関わってデザインをしたい」という気持ちが大きくなってきました。

そして、それが実現できる環境は、ブランドが確立しつつあるフェーズで、より組織の柔軟性がある会社にあると思いました。転職活動の際はスタートアップ企業を中心に何社か応募し、その中の一社としてOrigamiに出会いました。

まず、シンプルに「ロゴが素敵」「日本はもちろん世界中に通じるブランド名」であることからいい印象を受けました。「きっとこのロゴをデザインしたデザイナーは優秀でクリエイティブな人なんだろう」と確信し応募しましたね。(笑)実際会ってみたら、そのデザイナーの方はもちろんメンバーのみなさんも素敵で、プロダクトへの情熱・部門を越えたコミュニケーションの円滑さが伝わってきました。

例えば、仕事のクオリティーに対して妥協せずとことん貪欲取り組んでいる姿勢を、面接で会った全ての社員の言葉から感じることができました。また、面接帰りに偶然聞いた社員同士の雑談より、みんな自らの業務が関わる全ての領域に興味を持っていて、他部門とのコミュニケーションも滑らかな環境であることがわかりました。

正直なところ、私自身にとって金融は未踏の領域でしたし、成長中の新しい市場・サービスという点で不安もありました。しかし、身を乗り出すように真剣に私の話を傾聴しながら、丁寧にキャッシュレスのミッションについて話してくれたOrigamiの方々となら、こだわりを持ったいいプロダクトを作っていけそうでしたし、デザイナーとしても成長していけると確信を得て入社を決めました。

冒頭でも触れたように、現在Origamiの加盟店・パートナーに関わるデザインを担当していますが、その際「決済という体験のストーリーをデザインする」ことを意識して仕事をしています。前職で社内カフェを立ち上げたときの話にさかのぼりますが、カフェで提供するメニューを検討し実際導入する過程で、パン職人さんや和菓子職人さんのような方々と直接やりとりさせていただいたこともあります。そこで、日本には素晴らしい技術をもった職人さんが多くいらっしゃって、その方々のモノをより多くの方に知ってもらい喜びを分かち合いたいと思いました。欲を言えば、ものづくりに携わる方々、またそのモノを購入される全てのユーザーに笑顔を届けて行きたいです。そのためには、決済機能そのものの利便性に基づく喜びを提供するだけではなく、決済に至った流れや決済後の感想といった一連の流れをよくし、その総体としての決済のストーリーが素敵なものであるようにデザインしていかなければなりません。


こういう人に来ていただきたい

繰り返しになりますが、やはり一番大事なのはOrigamiのサービスを導入していただく加盟店や使っていただくユーザーのことを常に考えながら、普段の業務に取り組むことだと思います。忙しい時でも、実際使っていただく方々のことを考えながら仕事に取り組めば、適当な線で妥協することはできないと改めて思います。

私自身の経験ではありますが、子供がまだ小さかった時、ベビーカーを押しながら大きいバックを持って外出していたら、バックから財布を取り出し店員さんにお金を渡すという行為がものすごく不便に感じたことがあります。その時、スマホ決済だったらより便利に買い物ができたのにと思うと、ユーザー目線で改善の余地がある決済の場面は山ほどあるはずです。

実際、Origamiのメンバーみんな、部門・チームに関わらず、ユーザー目線で「より良いプロダクト・より良いストーリーを提供していこう」と意識しながら働いています。デザインの観点からは、読みやすい・わかりやすい・見やすいデザインを作って行きたいと思いますし、全体的に使ってみてよかったと思えるようなプロダクトをみんなで作って行きたいです。もちろん、まだ足りないところも多く、時にはご叱責いただき反省することもありますが、多くのユーザーに応援していただき励まされながら仕事をしています。

キャッシュレス社会の実現に世間の注目が集まっている今だからこそ、日本各地、ひいては世界に向けてインパクトを与えられるサービス作りに拍車をかけなければなりません。「もっと頑張らなきゃ」といい刺激を与えてくれる方々に、ぜひ当社にてチャレンジしていただきたいと思います。


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