[メンバーインタビュー]本気のプロダクト開発でキャッシュレスを実現していく楽しさ。梶谷が語るOrigamiでのやりがい、醍醐味とは

今回紹介するメンバーはProduct部のProduct Managementチームで活躍している梶谷です。2018年10月に入社しOrigami歴は約10ヶ月。

「初めての転職」は心配していなかった

ご覧いただいている皆様。初めまして。Product部の梶谷と申します。

Origamiに来る前は、日系大手SIerにて18年間SEおよびPMを担当していました。新卒で入社した会社だったので、初めての転職先がOrigamiということになります。

大手からスタートアップへの転職でしたし、18年もの社会人人生において初めての転職でもあったので、周りの多くの方から懸念の声をいただいていました。しかし、正直私の中ではすでに2つの軸がクリアになった時点でもう不安はなかったです。転職理由はシンプルです。「自社のサービスを作りたかった」ことと「やりたい仕事により本気になって取り組みたかった」ことを軸において考えた時、Origamiがそれに合致する転職先だったからです。

これからの話をお読みいただくと、みなさんもご納得いただけるのではないかと思っています。

「ものづくり」思考を貫きSIer

私は、職業観として「ものづくりに携わりたい」という気持ちを貫いてきました。「IT企業に就職してものづくり?」と疑問を持たれる方もいらっしゃると思いますが、とりわけ学生時代は建設工学を専攻し、大学院に進学し研究もしていたくらいです。

もちろん、IT企業はいわゆる「メーカー」ではありません。一方、ものを作るためには必ず設計段階が必要であるように、IT分野においてもシステムを作るためには設計が必要です。ひいては、完成させるまで様々な工程における調整・管理が必要とされ、みなさんが「ものづくり」を聞いた時一番最初に浮かべるイメージに当たる「もの」を作り上げていくプロセスと何一つ変わりません。

ちなみに、大学では「交通シミュレーター」について研究をしていました。耳にしたことがない方も多いと思いますが、交通渋滞を予測したり、今起きている渋滞を解消するための方法を検討できるツールのことです。人が全国の交通渋滞の現場に行き、毎回現場で確認しながら渋滞を解消することはできません。その時役に立つのが「交通シミュレーター」で、信号のサイクル・交通量といったデータを元に今起きている渋滞、未来に起こり得る渋滞についてソリューションを提供することができます。

当時産学協同プロジェクトとして私の研究室とタッグを組んでいたのが前職のSIerで、その時共同開発した「交通シミュレーター」は完成品として世の中に送り出すこともできました。そして、大学院を修了してからも世の中に必要なものを作り上げる「ものづくり」に携わることができると思い、そのままその会社に就職することにしました。


自社サービスをもつことの強みを知って転職を決意

たしかに、入社してからも、ものづくりに携わることができました。業界を問わない様々なお客様よりシステム開発の需要を聞き、数多くのプロジェクトを「もの」として形作ってきたことには今でも自負を持っています。

ただ、SIerでは「お客様のものを作る」ことが仕事であるため、「もの」に対する自分の思いを表現しきれないところがありました。なぜなら、お客様から依頼を受け開発するプロダクトは、結果的に「お客様のお客様」が使うものであり、私たちSIerはその「お客様のお客様」が直接には見えないからです。また、お客様になる企業は開発システムの裏側について詳しくないため、SIerを介してお客様に本当に提供したいものを完璧に具現化するのは極めて難しいです。「売り方は知っているけど、作り方を知らない」一方と「作り方は知っているけど、売り方をしらない」片方の溝が、どうしても作り上げるプロダクトの完成度に影響を及ぼしてしまいます。

この違和感を解消する方法を考えていくいうちに、BtoCのプロダクトを提供する企業にて、常にエンドユーザーを見ながら開発に携わりたいという結論に至りました。そういう意味でいうと、Origamiは自社のお客様に自社のサービスを提供していますし、お客様が自社のプロダクトをどう使うかについて常に考えて開発をしています。もちろん、開発に携わっている私自身もOrigamiユーザーですので、その目線を直接反映することもできます。

一方、そのプロダクト自体に魅力を感じていなかったら、Origamiに入社することはなかったと思います。スマホ決済サービスであるOrigami Payもそうですが、今後新しい金融サービスを追加しながら見据えるOrigamiの金融プラットフォーム構想は、世の中を変えていける未来志向性を持っています。その実現に向け、代表の康井を含めメンバー全員が真剣に取り組んでいることを面接で確認し、最終的にジョインすることを決めました。

PMとして自分の居場所があると確信

しかし、初めてOrigamiから声がかかったときは、「自分のような経歴の人が果たしてOrigamiに必要だろうか?」と疑問を感じていました。自社開発で優秀なエンジニアが多く在籍していそうでしたし、私はSIerにてPMとしてプロジェクトの進捗管理や要件定義・設計に長らく携わってはきたものの、厳密にいうとコードを書くエンジニアではなかったからです。

それが余計な心配であると思い知ったのは、選考ではなく応募前の面談でOrigamiに話を聞きに行った時でした。メンバーにOrigamiの現状やこれからのことについて直接聞くことができ、エンジニアだけでは対応しきれない、パートナー様とのテクニカルな調整を行う場面が増えてきている状況が見えてきました。そこで必要だったのが、エンジニアの言葉がわかり、ビジネス面も踏まえた商談もできる人だったのです。正直その場で「それ私じゃん!」と確信しました。(笑)

また、入社理由には前職における私の強みともつながることもあります。私は、プロダクトを開発する際、実は必要な機能として意識されない一方で、実は大事な「信頼性」や「セキュリティ」を考え、プロダクト開発の過程に反映することに強みをもっていると思っています。それを業界用語では「非機能要件」と言いますが、実際盛り込みたい機能に目が行ってしまい見落としてしまうと、セキュリティが破綻し乗っ取られてしまったり、反応が遅すぎて使い物にならなかったりといった弊害が起こり得ます。たとえば、「素敵な家を建てたい」と漠然に決めていても、それが一戸建てを意味するのか3LDKなのか、また庭があることが素敵なのかバリアフリーが必要なのかははっきりしていません。Origamiは金融のプロダクトですから、「決済ができるか否か」という当たり前な機能以外、「どれだけ安心・安全に使えるか」という側面も保証されなければなりません。私が強みとしてきた「非機能要件」の定義をOrigamiでもしっかりやっていくことで、世の中に必要とされるアプリケーションを送り出すことに貢献できるのではないかと思いました。


評論家ではなく実践家がメインな組織

正直、「仕事を通じて何か大義名分を果たす」といったことについて、生きていく中でそれほど意識したことはないです。ただ、自分が他人より得意なところで力を発揮し、かつ楽しく向き合えるような仕事をやっていきたいと思っています。それはもちろん強みを「実践」することで得られる楽しさであり、何かを「評価」して代理の満足を得たりすることではなりません。

すべての企業に当てはまる事例ではないと思いますが、組織が大きくなるに連れて生まれやすい弊害の一つとして、何か新しいことを実践しようとしている人々に対し、保守的な人々から協力が得られないことがあると思います。

原因は大きく二つあります。まず、何か実践したとしてもそれがきちんと可視化できる環境が整っていないですし、可視化されたとしてもタイムラグがかなり発生することです。その反面、人の意見に対して批判することは簡単であるため、実践に移すことへのハードルを余計に高く感じてしまうのではないでしょうか。また、SIerの場合「お客様のお客様」が使うプロダクトを開発するため、「携わったものの反応は自分次第で決まる」と実感できる場面が少ないです。自らの「実践」に対するフィードバックもなかなか受け取りがたいことも、実践を阻害する原因の一つだと思います。

先ほども述べましたが、Origamiが作るプロダクトは自分自身もユーザーであるため、開発の反応は嫌でもすぐわかるものです。つまり、Origamiには自然にみんなが「実践家」になって、プロダクトを作っていく文化が根付いています。

どの会社よりも本気でキャッシュレス社会を目指す

同じ文脈ですが、大きい組織の一専門家としてある分野に取り組むことより、会社をあげてその事業に本気に取り組んでいる企業で働く方が「実践」を極める道だと思います。前述した「交通シミュレーター」の話の続きになりますが、前職で世に送り出すことはできたもののシェアを先占することはできませんでした。現在もっとも使われている「交通シミュレーター」は、前職のSIerで作ったプロダクトではなく、それを専門として開発する企業のプロダクトです。

その現実を目の当たりにして思ったのは、少数の専門家がリードを取りプロダクト作りに取り組むことである程度の成果は導き出せるものの、その分野のエキスパートが集まり社運をかけて「ものづくり」に取り組んでいる企業には勝てっこないということでした。

キャッシュレス社会の実現に向けて、様々な事業者が真剣になって参入しています。他社さんも素晴らしいサービスを提供されていますが、Origamiは異なるビジネスをいくつも持っているわけではなく、他のどの会社よりも真剣にキャッシュレス社会の実現に向けて取り組んでいます。様々なバックグラウンドを持つ社員が集まって来て急速に拡大しておりますが、意識も実力もプロフェッショナルな人々の集団であることは今後も変わりません。

自社プロダクトの「売り方も、作り方も知っている」ことは、本当にその会社の強みであると思います。その強みを最大限プロダクトに反映しOrigamiユーザーに最高のプロダクトを提供すべく、常にユーザー目線を意識しながら働いています。

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