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【学生CTOにインタビューした】文系大学生がスタートアップでCTOになった理由とは?

こんにちは! 株式会社osechiインターン生のぽちょと申します。

「人々の拠り所を創出する」というビジョンを掲げ、寺社の体験予約サイトや寺社に関するメディアなどを運営しているosechi。創業2年目のスタートアップであり、経営陣は全員学生という異色の企業です。

そんなosechiのことを知っていただきたく、これまでCEOの藤岡、CMOの野阪へのインタビューを行ってきました。

経営陣インタビュー第3弾となる今回は、CTO(兼COO)の堀江にインタビューをしました!

第1弾のCEO藤岡の記事はこちら
【学生CEOにインタビューした】世にも珍しい「寺社ビジネス」を立ち上げた理由とは?
第2弾のCMO野阪の記事はこちら
【学生CMOにインタビューした】寺社メディアが世の中にもたらす影響とは?

文系大学生がプログラミングを始めた理由

――まずは簡単な自己紹介からお願いします!

株式会社osechiのCTO兼COOの堀江 健太朗です。主に「kadunoko」のデザインやシステム構築、そして経営補佐を行っています。

――これまでの経歴を教えてください!

大学2年生になったときに、自分でサービスを作りたいと思っていました。しかし、大学は文系で周囲にプログラミングをできる人がおらず、自分のコミュニティだけでサービスを作るのは難しくて……。それだったら自分でやろうと思い、プログラミングを学び始めました。

――どうやってプログラミングを学んだのですか?

大学2年生の夏に「TECH::CAMP(テックキャンプ)」というプログラミングスクールで学び始めました。1日10時間プログラミングし続け、2週間ほどで基礎的な知識を身に付けましたね。

2ヶ月ほどすると、メンター講師の募集案内がありました。僕はTECH::CAMPにいる人達を尊敬していて、「この人達と一緒に働けたら最高だな」と思っていたので、試験を受けることにしました。無事に合格し、メンター講師として受講生にプログラミングを教え、空いた時間には勉強会や開発をして、その当時はプログラミングばかりやっていました。

――プログラミングを始めて、目指していたビジネスはされたのですか?

もちろんです! SNSのアプリ作ろうと活動していました。ただ、あまり上手くはいかず、結局は解散しちゃいました。その後は、色んな会社や個人事業主の開発の手伝いをして過ごしていました。

田舎から都会へ出て気付いた、場の必要性

左)野阪 中央)藤岡 右)堀江

――なぜosechiに入られたのでしょう?

タイミングが良かったのとosechiの目指す世界に共感したからですね。

僕は元々0→1をやりたくてプログラミングを始めたので、いつかはTECH::CAMPを卒業して、事業に携わりたいと考えていました。そんな折に藤岡から声がかかり、役員として入ってほしいと打診を受けました。

実を言うと、初めて藤岡に会ったとき、「この人とは合わないな」と思っていました。直感的に苦手なタイプだと思ったのもありますが、最初に会ったとき藤岡は体調が悪かったのか、態度がちょっと悪く感じたんです……。でも、その後滝行に誘われて、たまたま興味があって付いていくと、藤岡が色んな話をしてくれたんです。母子家庭で育ったことや目指したい世界のこと、そんな話を聞いているうちに、なんだか自分と背景が似ているなと思いました。

決め手になったのは、CMOの野阪との出会いですね。3人で話しているうちに「この人たちと一緒に、人々の拠り所を創出していきたい」と思うようになり、ジョインすることを決めました。

――具体的にどのような点に共感したのですか?

特に共感したのは、コミュニティづくりという手段に対してですね。僕は田舎から関西に出てきたこともあり、田舎と都会の間にある「機会の格差」には、強い問題意識を抱いていました。

その問題に対するアプローチとして、人と人との関わり合いを創ることは有意義だと思ったんです。寺社がコミュニティの中心となることで、集まった人同士で教えあったり、学びあったりする機会が田舎でも増えていくかもしれない。そんな点に大きく共感しました。

――寺社の固有性はしみじみと感じます。osechiにはどんな魅力があるか教えてください!

たくさんあるのですが(笑)。特に伝えたいこととしては3つですかね。

1つめは、関西でこの規模と若さでやってる会社は、ほとんどないということ。関西に住んでいて、スタートアップに立ち合いたいなら、今後の市場展開と全員学生というポテンシャルを持つ、この会社は魅力的だと思います。

2つめは、エンジニアという観点から。現状、エンジニアは内部にあまりいないので、プロダクトレベルでの裁量権はエンジニアが100%担っています。もちろん苦労する部分も多いですが、その分、自分の思い通りに開発できるという面白さがあります。

3つめは、事業の複雑さです。kadunokoは寺社での体験予約のサービスを運用しています。したがって、寺社に対してはtoBと同じように、体験者に対してはtoCと同じようにといった具合に、1つのサービスで2種類の設計が必要となるんです。加えて、予約サービスは予約状況によって変化し続けるので、かなり動的な設計も必要となります。こうした複雑な事業だからこそ、作っていく過程で学べることはたくさんありますし、純粋に楽しめると思います。

エンジニアとして、幸福に働く

――エンジニアについて少し詳しくお尋ねします。文系にも関わらずエンジニアになられていますが、エンジニアにはどんな魅力がありますか?

1つは、プログラミング職の特性で、ほとんど1人で完結するというところですね。自分のペースでできるし、面倒くさくない。

もう1つは、近年プログラミングスキルの市場価値が高くなっているところです。現在、市場ではプログラミングをできる人材が圧倒的に不足していて、どの会社も採用に必死です。なので、今後ますます主導権持って、生きていける職業になっていくだろうと思っています。

――確かに最近は小中学生向けのプログラミングスクールが増えてきているなど、プログラミングの需要が多くなっていますよね。エンジニアとして働かれている中で大事にされていることには、どんなことがありますか?

僕の中で大切にしているテーマがありまして、それが「幸福に働く」というものなんです。

イエスマンになって、働くのは良くありません。必要なもののためにきちんと議論していく姿勢が大事です。というのも、「この機能いらないじゃん!」ということが起き、やっていた作業が無駄になると、開発する意味が分からなくなるためです。実はこれは、かなりメンタルにくるんですよ。

だから、「その機能・実装は必要なの?」と、とことん議論し、納得して作業に取り組むことを大切にしています。

課題を自力で解決できる人、Wanted!!

――さて、osechiではエンジニアを募集していますが、どんなエンジニアを求めていますか?

「課題があったときに自力で解決できる人」 です。プログラミングスクールの講師を経験して、エンジニアとして伸びるのは、自分の力で乗り越えられる人だなと思いました。誰かに答えを求めることは決して悪いことではないのですが、そのままだと自走していけなくなってしまいます。

とはいうものの、聞けば数分で解決できることに時間を掛け過ぎるのも良くないので、わからないことの見極めをしつつ、しっかり自走できる人が最高ですね。

――ありがとうございました! 最後に何かメッセージを!

繰り返しになりますが、関西でこの規模と、この若さでやっているところは本当に珍しいです。設立して1年以上たって、意思決定の精度もかなり上がってきました。これからどんどん面白くなっていくのは間違いないので、興味があるなら今すぐお話を聞いていただければと思います!!


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現在osechiでは、寺社メディア「DATEMAKI」の編集者と、寺社体験予約サイト「kadunoko」のエンジニアを募集しています。 

ご興味のある方・お話を聞いてみたい方はぜひ、下記よりご応募ください!

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