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「月平均残業時間の公表義務付け」について感じたこと

2020年にも大手企業には残業時間の公開を義務付けるいう記事が今朝の一面を飾っていました。数年前に流行っていたホワイトカラーエグゼンプションがなんだか懐かしいですが、働き方改革に向け踏み込んできた政府の本気度を感じました。時間管理そのものの概念が数年後には見直されるかもしれませんね。

時間に対して報酬を払うというのは少品種大量生産の時代には理にかなっていた制度です。インプットである時間に対してアウトプットである製品が一定の比率で生産されるからです。

一方で、最近はインプットである時間に対してアウトプットである「成果」が一定に生み出しにくくなりました。成果を生み出すために知的資産の占める割合が増えてきたため、等しく投入した時間に対して誰しもが一律の成果を生み出せないためです。一説には優秀なエンジニアと一般的なエンジニアの生産性の差は300倍もあるとも言われています。そして知的資産が陳腐化するスピードも加速することは間違いなく、ますます生産性の差が開く時代になると考えています。


このような時代において求められるのは学び続ける姿勢であり、何が大事かを決める力であると考えます。次から次に解決すべき課題が生まれてくる中で、正しい優先順位を付け、成果を最大化することが求められています。そのために継続的な学習と決める力が必要です。

本題に戻って、残業時間を公開するのは生産性を可視化する一つの手段でしかありません。本質的に取り組むべきことは、生産性を高め続けることです。私が働くオズビジョンでは、「いつ働くか?何時間働くか?どこで働くか?いつ休むか?」を自らの責任と裁量の元、自由に決めることができる「自律型勤務制度」が導入されています。新しいものを生み出すためには「自由」が必要であり、成果を最大化するための制度と考えているためです。実際に大きな成果を生み出しているかといえばまだまだこれからかもしれませんが、可能性を秘めた組織であることは間違いありません。


われわれは世界に向けたプロダクトを生み出すことを本気で考えています。このような働き方やビジョンに共感できる方、是非一度お話をしませんか?お気軽にご連絡を頂けると嬉しいです。

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