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全ては自分の「やりたい」から始まる。主体性を尊重する環境の魅力。

今回はパクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社(以下、PCJ)、ストラテジジー&エクセキューション(以下、S&E)事業部で働くシンタロウさんとオオタケさんにインタビューしました。

【プロフィール】

シンタロウ

金融系のSlerで開発から保守運用の経験を積んだ後、2021年1月にPCJへ中途入社。大手外資保険のSFAを用いたアジャイル開発プロジェクトにてBA・PMOに従事する。

オオタケ

大学では電気工学を専攻すると共に、プログラミングを独学で学ぶ。2023年4月にPCJへ新卒入社し、現在はS&E事業部のアナリストとしてプロジェクトに参画する。

「好きなことで稼ぐ」想いの強さで掴める、チャンスと経験。

――お二人の入社の動機を教えてください。

シンタロウ: 私は、2021年1月にPCJに中途入社し、現在3年目を迎えています。前職は金融系SIerで、銀行員向けタブレット基盤の開発から保守・運用に携わっていました。SIerでの経験を経て、より上流工程からシステム開発に携わりたいという思いから、コンサルティングファームへの転職を決意しました。PCJを志望した主な理由は、組織拡大フェーズで、社員の自発性でビジネスを進めていけることに、やりがいと可能性を感じたためです。独立採算制に近い形で事業部ごとの運営を行っているため、裁量権の高さと風通しの良さがあり、それは今でも変わらずPCJの魅力だと思います。

オオタケ: 2023年4月に新卒としてPCJのS&E事業部に入社しました。大学では電気工学を専攻し、独学でプログラミングを学びました。就職活動中は、SIerとコンサルティングファームの2つに興味を持っていましたが、最終的にコンサルティングファームを選びました。PCJを選んだ理由は、既存の枠に囚われず、変化し続ける自由な社風に魅力を感じたためです。また、面談の時から私のキャリアプランや挑戦したいことを傾聴するだけではなく、どうすれば実現できるかを、一緒に考えてくださいました。自分の意思で挑戦できる環境が整っていることと、「先輩社員」の素晴らしさが、入社の決め手となりました。


――お二人が所属するS&E事業部について教えてください。

シンタロウ: PCJのS&E事業部は、現在26名のメンバーが在籍しており、そのうち11名がマネージャー以上の役割を担っています。この部署は、PCJの従来のビジネス領域を超えた新しい挑戦や、新規クライアントの開拓、高単価の戦略案件や大規模案件の獲得に注力しています。主なクライアントの一つの大手保険会社では、DX戦略・構想策定・インシデント対応の要件定義・システム開発・ビジネスアナリティクスなど、多岐にわたるサービスを提供しています。また、大手Sler企業と協業し、上流工程から施策の実行まで、一気通貫したプロジェクトマネジメントを行っています。

私が思うS&E事業部の魅力は挑戦したいことに挑戦できる自由な風土です。

PCJ内では珍しく、部署内の半数近い人がマネージャーで、彼らは自ら新規プロジェクトを獲得するミッションを担っています。そのプロジェクトの実行を、その他の若手コンサルタントやシニアコンサルタントが担当していますが、自分から声を上げれば、新規プロジェクト獲得のための提案活動にも挑戦することができます。私もコンサルタントとして入社しましたが、挑戦しようとする姿勢や努力が認められ、今年シニアコンサルタントに昇格しました。

オオタケ: 私もS&E事業部の挑戦できる風土が魅力だと思います。事業部の方針の一つに「好きなことで稼ぐ」というものがあります。メンバー全員が大切にしているスローガンで、例えば、参画したいプロジェクトがあるとき、社歴や経験を問わず、声を上げられる風土があります。研修が終わったばかりだったときも、希望したプロジェクトにアサインしていただけたので、意見が反映されやすいオープンな雰囲気がとても働きやすいと感じました。



オオタケさんからの質問。共有される経験と新たな視点の獲得。

――オオタケさんは配属後、実際の現場に出られて3か月ほど経ったかと思いますが、今、改めて先輩社員に聞いてみたいことはありますか

オオタケ: シンタロウさんは、長期プロジェクトへの参画を希望することが多いと聞いたのですが、その理由を教えてほしいです。

シンタロウ: それぞれに良さはありますが、ひと言でいうと「応用力」をつけるためですね。長期的に一つのプロジェクトに携わることで、必然的に深くクライアントを知ることになると思います。その中で得た情報やスキルを活用しPDCAをまわしていくことで、応用力が培われると思っています。

オオタケ: 応用力ですか。成長のスピードがあがるということでしょうか。

シンタロウ: そうですね。さらに長期プロジェクトは、上流の要件定義からリリースまで一気通貫で実行する場合が多いので、経験の幅と深さが段違いです。早い段階でこの経験を積めることは、将来様々なシーンで有利に働くと思っているので、長期的なプロジェクトに携わることを意識していました。

オオタケ: そういう目的があったんですね。実は私がアサインされた次のプロジェクトも長期のプロジェクトになる予定なのでどういう良さがあるのか気になっていました。


――PCJでは様々なタイプのご依頼をいただきますが、長期プロジェクトに立ち上げ期から参加できるタイミングは貴重です。不安などはありますか。

オオタケ:  長期プロジェクトに臨む際、モチベーションを高く保てるのか不安です。シンタロウさんのモチベーションを維持するポイントがあれば教えてください。

シンタロウ: 長期プロジェクトでは、特に目的意識を常に持つことが大事です。「何を成し遂げたいか」「クライアントに何を提供したいか」を考え続けています。そうすると、どんな問題や課題が出てきても、自分の行動が自然と決まっていきます。コンサルタントとしては、クライアントへの価値提供を考えることが一番重要だと思っています。そういった意識を持っていると、モチベーションも自然と高まりますし、時間が経つのもあっという間ですよ。

オオタケ:  目的意識を持ち続けることが大事なんですね。ただ、長く同じプロジェクトにいると、ルーチン業務や定例業務が増えていくのかなと想像していますが、マンネリ化してしまったりしないですか?

シンタロウ: マンネリ化は自分次第だと思います。仕事内容を人任せにしてしまうとルーチンタスクのような意識になってしまうので、常に、プロジェクトに対して主体的に考えて動く意識が必要だと感じています。

オオタケ: 確かにS&E事業部のみなさんは、本当に主体的に仕事をしている印象を受けます。あとは、とても効率的にお仕事されている印象がありますが、意識していることはありますか?

シンタロウ: 必ず発生してしまう定例業務やルーチンワークをできるだけ自動化したりマニュアル化して生産性をあげることはかなり意識していますね。例えば、ExcelだとマクロやBVAを組んだりして作業時間を圧縮するようにしています。

オオタケ: 定例業務を効率化することで、本来自分がやるべき業務に向き合えるようにしているんですね。


――長期プロジェクトの良い点を伺いましたが、反対に大変なことや、シンタロウさんからオオタケさんへアドバイスはありますか

オオタケ: そうですね。私が参加しているプロジェクトはこの10月から複数ベンダーが参画し、長期のプロジェクトとして再スタートしたばかりです。。長期案件になりますが、想定される課題があれば教えてほしいです。

シンタロウ: それは難しい質問ですね。プロジェクトの内容によって直面する課題は異なりますが、どのプロジェクトでもよくあるのはスケジュールの遅延ですね。

オオタケ: 長期プロジェクトだとスケジュールの工程管理は特に大変そうですね。シンタロウさんはどのようなことを意識されていますか?

シンタロウ: 私は先読みして対策を立てることを意識しています。たとえばテストで進捗が遅れた場合、人員を増やして対応することがよくあります。しかし、それだけではクライアントがレビューする量が増え、より管理が難しくなるなど別の問題が懸念されます。この場合人員を増やすだけでなく、レビューがスムーズに進むところまで考えて工夫することが大切ですね。

オオタケ: シンタロウさんの「先読みする力」は、今までの経験から得られたのですか?

シンタロウ: そうですね。どうしても過去の経験が活きてくる部分になると思います。今回オオタケさんは事業部長と一緒にプロジェクトに参加するので、彼の進め方から学ぶことはとても多いと思いますよ!その進め方を見て実践しながら、自学していくことも大切ですね。プロジェクトマネジメントの本を読んで、実際の現場で照らし合わせることも私はやっていました。


――少しずつ仕事の進め方が分かってきたところかと思いますが、長期プロジェクトに限らず聞きたいことはありますか?

オオタケ:  次のステップにつなげるためのアドバイスを伺いたいです。

現在の私の業務は、議事録作成が約2割、残りがクライアントに提出する資料作成です。特に資料作成で行き詰った時は、原点に立ち返り、目的を見失わないようにして。5W1Hとよく言われますが、例えば、「どの経営会議で使う資料なのか」「必要な情報は何か」など、活用イメージや意図も考慮して作成しています。シンタロウさんの目線でアドバイスがあれば、ぜひお願いします!

シンタロウ: とても素晴らしい意識だと思います。私も資料の目的を常に意識しています。

アドバイスがあるとすれば、メール送付なのか会議でご覧いただく資料なのか、その用途によっても必要な情報量は変わってくるので、最後の活用の部分も考えてあげると尚良いですね。

オオタケ: 資料が活用されるシチュエーションまで意識できてなかったので参考にします。個人的には資料を作った上でクライアントの意図や要望をキャッチアップできるようになりたいです!

シンタロウ: それだと、とにかくドラフトを作成してみるといいかもしれません。最初はクライアントから教わることも多いですが、自分なりの考えや施策をドラフトとして提示すると、クライアントからフィードバックをいただきやすくなります。ドラフトを作ってその質を上げることで、自然とスキルアップして尚且つ、クライアントからも信頼していただけると思います。

オオタケ: ありがとうございます。まずは自分でチャレンジしてみることや、お客様にきちんと仮説を話してみる、このようなアクションから始めっていくのですね。勉強になります。


お客様ファーストと積極性。それぞれが大切にしている仕事への思い。

――PCJに入社されて、上司や会社の体制などはどのように感じましたか?

オオタケ: やはり、役職や役割に垣根がなく、気軽に意見やアドバイスを求めにいくことができる、風通しの良さですね。私は1社目なので他社と比較はできないですが、この仕事のしやすい人間関係がPCJならではなのかは気になります。シンタロウさんは前職と比較してどうですか。

シンタロウ: 前職の組織体制は、完全に縦割りでした。所属する部署があり、部長の下に次長がいて、次長の下には複数の課があり、それぞれの課長が課をマネジメントしていました。業務はプロジェクトリーダーと仕事を進めるため、メンバーは課長ともほとんど話すことはありませんでした。課長とは年に1回ほど目標設定について話すくらいで、それ以外は余り関りがなく、次長以上の方とは更に会話する機会が少なかったです。

PCJでは事業部長とも気軽にチャットで相談したり、キャリアに関するアドバイスをもらえたり、本当に垣根がなく接することができる環境がとても素敵ですね。これは、PCJならではの魅力だと思います。

オオタケ: S&E事業部のマネージャーや事業部長との関わりを見ていると、メンバーを「育成する」という気持ちと体制が整っていると感じます。

PCJでは会社としても3か月間の研修があり、さらにS&E事業部では配属後に1ヶ月の研修がありました。マネージャーが必ずサポートしてくださって、細かい相談にも乗ってくださるので日々何かができるようになっている実感があります。


ーー求職者の方に向けて一言お願いします。

シンタロウ: PCJは自分のやりたいことを積極的にできる、自由な環境があると思います。自分のやりたいことが明確であれば、より一層楽しい職場だと思います。自由度が高いため、ある程度の自立性や、自分から動かないと何も進まないような状況にも対応できる人には特におすすめです。自分の意志で動ける方と共に、楽しく働きたいと思います。

オオタケ: PCJには自由で、成長できる環境が整っています。上司の意見を柔軟に受け入れ、自分で実践に移せる方には最適な環境です。もしそのような思いがある方と一緒に働けると嬉しいです。


最後に

最後まで本記事を読んでいただきありがとうございます。

PCJのサービスや働き方に興味をお持ちいただけましたら是非弊社にお問い合わせください。もちろん、オンラインの面談にも対応しております。社員一同、お待ちしております!



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