スタッフインタビューvol.17「 翼を広げて(前編)」

2018年2月よりCFO(チーフファイナンシャルオフィサー)としてPAJにやって来たエディ(新岡達也)。PAJはどこへ向かって行こうとしているのか、新たな視点でPAJを見つめるエディに話を聞きました。

PAとの出会い

僕のプロジェクトアドベンチャー(PA)の体験は2回あります。1回目は1995年、アメリカのビジネススクールのオリエンテーション、2回目は先日受けたPAJの体験セミナーです。

PAとは「自己認識の把握」だと思っています。PAをやることで自分自身を距離を置いて見ることができるということですね。私は「幽体離脱」とも呼んでいます。そこは面白いなぁと思っています。例えば「なんて馬鹿なことやっちまった!」と自分を振り返って思うとき、メタ認知はあるけれど、それが十分なわけではないんです。それがPAでは体を使いながら、今まで自分が何を考えていたのかということを意識しないで過ごしていたのを、自分は何を考えているのだろうとほぼリアルタイムに言語化していく機会があります。それがPAの凄さだと思っています。普段の生活、あるいは社員としての生活の中ではそういうことを話す機会はなかなか無く、話したとしても本当に仲の良い親友とかと話すだけだと思うんですよ。そういうことがPAではできるんです。

1回目のPA体験のとき、僕の場合はクラスメイトの女子学生から一緒にやろうよと誘われて、ここで断ったら男がすたるという変なプライドで「人の字バランス(高さ6〜7mの空中のワイヤーロープを渡るエレメント)」に挑戦しました。まず上に上がった段階で「えー!?」と(笑)。そんなに高所恐怖症でもないのに「登らなきゃよかった・・」と思いました(笑)。上から降りてきたとき、これは互いに既婚者でなかったら2人とも恋に落ちてたよねと思いました(笑)。今までにないような達成感がすごくあって、自分で自分の限界を越えた感がありましたね。自分で自分のバウンダリー(境界/内なる壁)を作ってしまっているんだなということをつくづく思ったんです。

「トラストフォール」という活動ではチームメイトの黒人の女の人が、後ろ向きに倒れることにそれはすごい葛藤があったんです。彼女はなかなかチームメイトを信じられなかったのですが、それを越えて倒れて、受け止められたとき、彼女が泣き出してしまったんです。それほどの体験だったのかと驚きました。何が過去にあったかはわからないけれど、それほど人を信用できなかったんだと思います。こういうもので人生が変わるなあとつくづく思いました。当時、インターネットの初期の頃だったので、日本にもこういうのがないかと検索しましたが、当時PAJのホームページもない頃だったし、当然検索に引っかからず、まだ日本にないのは残念だなぁ、こんなにいいプログラムなのになぁと思っていたんです。その後、
2017年にビジネススクールの後輩がやっていることに興味を持って調べたらPAJのCOOをやっていることを知り、日本にもPAがあるのを知りました。

ビジョンの改訂

私のPAJでのミッションをひと言で言うとしたら、「PAJを事業体として次のステージに引き上げて、社会的インパクトをもっと大きくすること」だと考えています。ポジティブな変化を起こしてビジョンの実現をするために、目的地はここで、戦略はこういう風に、マイルストーンはこうしていきましょうということを決めて動かしていきます。そのための経営システムを作ります。私はよく「ビルドイン・スタビライザー」と言っていますが、放っておいても自動的に定めた方向に進むための仕掛けを作る仕事です。経営者やマネージャーが常に現場にいなくても皆が同じ方向に、自動的に進んでいけるシステムのことです。

PAJのビジョンは今まで『「フルバリュー」とアドベンチャーを実践する組織』でしたが、本来理念として掲げていた『器の大きな人間社会の実現』をビジョンにすることにしました。今まで理念と言っていたことをビジョンにしたんです。それまでのビジョンは内向きだったんです。ビジョンは本来、もっと遠い未来のことを描くものだと思います。「器の大きな人間社会を実現する」は、「実現をお手伝いします」ではないんです。「実現する」というのは「我々が」という主語がつくんです。そこに大きな意味がありますが、その意味合いは多分、まだ社員に十分伝わっていないかもしれません。ここは本気でやるとなると今までと違ったことになってくるはずなんです。

私にとって「器の大きな」というのは人間としてのキャパシティが大きいということだと思うんです。「受け入れる」ということです。「こういうタイプは受け入れることができて、ちゃんとコミニケーションをとれるけど、こういうタイプは受け入れられないし、コミニケーションをしたくない」と言っていたところをもっと広げていくと、境界線がより広がります。境界線が広がるとそれまで自分としては話したくないなという人のことも自分のバウンダリー(境界/内なる壁)の内側に入ってくる、それが僕のイメージなんです。

PAJはどんな会社か

会社には僕が必要なステージ(段階)と必要ではないステージというのがあるのですが、PAJに来て、見てみて、僕の力が必要な場だと思いました。まだまだ整備されていないことがたくさんあって大変だな、と思います。でも大変というのは私にとってはいいニュースなんです。大変な状況というのは何をやっても良い方向にしかいかないということですから。ここまで幸運なことにサバイブしてきた事業体だから何とかしないと、と思っています。世の中のために永続する仕掛けを作りたいですね。

大変なことを成し遂げるとすごい達成感があります。PAJで働くことは、ただのエンターテイメントの事業でもないし、より多くの人々の幸せに貢献している感じが直にもらえます。「B to B」や「B to B to C」だと、自分らが提供するサービスや物による喜ぶ顔が先の方になってしまうから直接は見えない場合が多いです。それよりも「B to C」の方が直接的で面白いなとずっと思っていたんです。B to Cの方が市場は小さいですけど、「B to C」の方が達成感があるなと思います。幸せになる姿を見ているとこちらも幸せな気持になります。 (後編はこちら

(20180402)

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