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ベストマーケティング講座レポート(2018.11.14)

講座概要

11月14日(水)にパーツワンが大学生を対象としたマーケティング講座(全3回)の第一回

「顧客1,000社を切り開いた勝者のマーケティング ~心を掴むマーケティング基礎編~」

を開催しました。北は青森県から都内まで日本各地の学生にお集まりいただきました。

講座は笑い声と驚きの声が絶えない2時間でした。講座を終えた後も参加者同士の話し合いが続き、白熱して予定していなかった居酒屋での話し合いにまで持ち越されました。当日は以下の内容を実施しました。

▼当日の流れ
・簡単なパーツワンのご紹介
・長倉(創業者)の経験から得たマーケティングの重要性について
・ケーススタディから学ぶマーケティング講座
・質疑応答
・座談会
・飲み会


身近な話からつながるマーケティングの重要性とは

ファシリテーターの長倉はパーツワンを創業する前、個人宅向けのフルコミッション営業(完全歩合)という厳しい道を27歳の時に歩みました。個人宅向けの営業というと、誰もが強引な営業スタイルをイメージしますがマーケティング観点を用いた他と違うやり方を行うことで成功することができた事例を学生の前に披露しました。

重要なポイントは、

”誰もが売れこまれたくない”

そして、

”営業には誰もが警戒をする”

という事実。

そこを突破する重要なポイントの秘訣が

”観察眼”と”観察眼を活かしたマーケティング”です。


もっともダメなことは出入りの業者になること。出入りの業者には主導権がありません。主導権を失うと交渉力を持てなくなります。ビジネスパートナーであれば、顧客の先生になることができます。唯一無二の存在になれない限り、使い捨てをされるリスクを抱えることになります。




ケーススタディで学ぶマーケティング

データを始めとした客観的な事実から意図を読み取ることがマーケティング志向です。さまざまな事例を用いながらベストマーケティングについての説明を行いました。例えば、

・資生堂の美容液はコンビニや薬局に置いてあるモノから銀座の百貨店に置いてあるモノまで種類が豊富だが、各商品のコンセプトは何か
・長倉の出身「町田」で起きている課題
・新3C(カラーテレビ、クーラー、車)がなぜ爆発的に普及したのか
・就職活動で発生している課題

など。

上記概要をご説明した後に実際に参加している学生の皆さんに各席でケーススタディを行い、全員に発表をしてもらいました。

ケーススタディ①地域特性におけるランチの値段の差
ケーススタディ②味の素が売上を伸ばすために行ったこと
ケーススタディ③歯医者と眼医者のどちらに投資をした方が儲かるか
ケーススタディ④缶コーヒー市場でシェアを伸ばす方法

など


講座時間を終了した後も参加者同士での話し合いが盛り上がり、終了時間を大幅に超える盛況振りでした。講座終了後も多くのメンバーが話し足りず、最終的に場所を移してパーツワン御用達の居酒屋へ移動して飲みながら話し合いが続く会になりました。

ファシリテーターよりメッセージ

スマートフォン一人一台の時代を迎え、マーケテイングの本質を知ることはすべてのビジネスにおいて必要不可欠です。
かつてこれ程マーケティングと言う言葉を日常で聞くような時代があったでしょうか
スマホの画面状では売り上げ10兆円企業も、売り上げ1,000万円の商店も関係ないのです。
全てが同列でインパクトのあるメッセージを発信できる会社が優位な立場を手にすることができます。

デジタルマーケティングはこれからソフト中心の時代に突入するでしょう。
今までは極一部のトップ層が持つナレッジとしての優位性がありましたが、
これからの時代はソフトとして市場に安価で投入され誰もが、マーケターとして活躍できる時代に入ります。

しかし、リアルは違います。
巧みな戦略や仕掛け。人間の心理に働きかけるブランディング。
様々な手法が複雑に絡み合い、顧客の心理にアプローチするのです。
顧客の本質的な欲求を満たすアプローチだけが本物と言えるでしょう。

マーケティングの本質を知ることは、プログラミングにもセールス活動にも、商品管理にも必要です。
銀行も税理士も飲食店にも必要です。

物が溢れかえった日本で言えることは
「良い商品が売れるのではない。わかりやすい商品が売れるのだ」
顧客を自社のストーリに引き込み、ファンから熱狂的なサポーターへ成長させることができれば
小が大を制することも可能です。


少しでもご関心をお持ち頂けるようであれば、次回、ご参加ください。お待ちしております。

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