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ゼロイチ未経験でも、コアバリューにこだわり抜いた。ペイミー共同創業エンジニアのプロダクト開発秘話

こんにちは!ペイミー人事阿久澤です。

今回は、ペイミー共同創業者で開発チームを率いるCTO森のインタビュー記事をお届けします。

社内全体を俯瞰し常に冷静沈着、一人ひとりへの気遣いを絶やさない優しさでメンバーみんなのお姉さん的存在の森さん。たった一人のエンジニアとしてPaymeをリリースさせた開発秘話や、Paymeの開発体制の特徴や面白さなど語ってもらいました。


森 梨千子(モリ リチコ)/ 株式会社ペイミー CTO
大手ポイントサービスのインフラ構築、API開発を経て、2014年12月、株式会社CAMPFIREに参画し、1年で5つの新サービスを立ち上げる。フロントエンドからインフラ構築まで手がける。2017年7月に代表と後藤とともに、株式会社ペイミーを設立。

「僕が起業するときは一緒にやりましょう」
飲み屋で行われるビジネスアイデアの壁打ち

後藤との出会いは2016年のCAMPFIREです。East Venturesからの出向インターン生として「3か国語が喋れてダンスが上手な慶應ボーイ」がくるぞ、と入社前から話題でした。後藤は当時から起業意欲が高く、「僕が起業するときは一緒にやりましょう」と、常にたくさんのアイデアを聞かせてくれていたのを覚えています。私自身は起業には興味がなかったのですが、普段から新しいサービスに触れるのが好きだったこともあり、彼のアイデアを元にディスカッションするのが楽しく、よく飲みに行っていました。

▲2016年当時のCAMPFIREのオフィス。まだ社員数名の時に、インターン生としてJOINした後藤。


後藤がDeNAに就職してからはしばらく連絡を取っていなかったのですが、「久々に行きましょう」とご飯に誘われた場で、今のPaymeのアイデアと、改めて、「一緒にやってほしい」という言葉をもらいました。今までの彼が聞かせてくれたアイデアに比べても断然具体的で、後藤の覚悟を感じるとともに、自分の気持ちが高揚していくのを感じました。

自分なりにビジネスモデルを調べ尽くし
2017年5月、創業を決意

当時私はまだCAMPFIREにいましたが、入社当時数名だった社員が100名を超えるほど組織が急拡大していく中で環境も変化し、違和感を覚えることも増えていました。一度組織を離れてみるのもいいのでは、と考えていた矢先の出来事だったので「外が魅力的に見えているだけかもしれない」「こういう時ほど冷静にならなければ」と、その場では誘いに対して返事をしませんでした。帰宅してからすぐに、Paymeのビジネスモデルについて、法的なハードルや競合、市場のニーズなど自分なりに調べまくり、まだ生み出されていないPaymeについて、心を躍らせたのを覚えています。

自分がCAMPFIREでできることよりも、世の中に大きくインパクトを残す仕事ができるかもしれない・・・。一週間寝かせても、自分の気持ちが変わらないことを確信し、今度は自分から後藤に連絡をしました。

▲2018年初。メンバーと明治神宮に初詣

未経験同士のプロダクト開発
ブレずにコアバリューのみを追求した

後藤も私も、ゼロイチでプロダクトを作ることは初めての経験でした。中心メンバーは2人なので資料化はせず、対面でのディスカッションを重ねながら、手を動かし、プロダクトをカタチにする日々でした。

初めて同士で手探りではありましたが、コアな機能に絞って、できるだけシンプルに、エンドユーザーに使いやすいUI/UXを実現しようという方針が決まっていたことや、Paymeの価値を届けたいユーザー像が2人の間で共有できていたおかげで、コアバリューがぶれることなく作りきることができたのだと思います。


▲資金調達用のプレゼン資料の従業員画面イメージ


とはいえ、ブレそうになる場面は多々ありました。

プロダクトリリース前から、後藤を中心にビジネスサイドのメンバーは導入企業探しの営業に回っていたのですが、営業先から「勤怠機能も欲しい」「シフト管理もしたい」など、様々な声を聞くことになります。もともとコアな機能だけに絞ろうと決めていたはずなのに、やっぱり自信がなくなってくるんですよね。「こんな機能も入れたほうがいいのではないか」という意見は幾度となく出てきました。

それらを全て、突っぱねるのが私の役割でした。もちろん、将来的にはそういった機能も拡充していきたいというのは同意です。でも、まずは一刻も早くプロダクトを世に出し、売り上げをあげないと会社自体が存続できない。周辺機能は売り上げをあげるものではないし、コアな機能だけでも求めてくれるお客様がきっといるはずで、その人たちをまず大事にしないといけません。

あと、シンプルにリソースが足りなかったので・・・。周辺機能に手を出す余裕がなかったのも本音です。

今のPaymeが「若者に馴染みやすいわかりやすいUI/UX」を強みに、競合と差別化できているので、結果的に当時の判断は正解だったと確信しています。


▲マンションのワンルームで創業。飲みに行く暇もなく、業務後の一杯もオフィスで。代表の後藤。

リリースを一人で背負うプレッシャーを乗り越え
最初のユーザーに確かな手応えを感じる

後藤が資金調達を決め、導入企業を決め、あとは私がプロダクトを作るだけ。相当なプレッシャーでした。リリースが一日遅れるだけで、会社の寿命が一日縮むような感覚です。作業時間を確保するために削れるところは全て削ろうと、食事も三食カロリーメイトにしたり、お風呂に入る時間もなかったりで・・・。通勤中もプロダクトのことを考え続けていたため、電車を乗り過ごしたり自宅の鍵を無くしたりしてばかりで、家に帰れない日も多かったです。

リリース直前は、自宅からオフィスへの往復の時間も惜しく、リモートで一人自宅作業をしていました。結果的にリリースが当初の予定よりも遅延してしまって、申し訳なさやプレッシャー、疲労でしんどかったのですが、なんとかやり遂げられたのは新メンバーのおかげです。

当時ペイミーには少しずつ仲間が増えていっていて、チーム感が徐々に醸成されてきていました。一人で思いつめそうになっていたとき、みんなの存在に何度救われたかわかりません。


▲少しずつメンバーが増え、会社らしくなってきました。今も大活躍する戦友たちです。


リリース後、一人目のユーザーさんが申請をしてくれた瞬間は今でも忘れません。Sさんという方で、後日ユーザーインタビューのためにご本人にもお会いしたのですが、転職と引越しが重なって手元のお金がないときに、彼女との旅行資金の捻出のためPaymeを使ってくれたそうです。

車が好きで、趣味や、家族や友人と過ごす時間を大事にし、体験のためにお金を使う・・・。開発当初から思い浮かべていたユーザー像そのままのような方で、驚き、感動しました。仮説は間違っていなかった、こういうユーザーさんはまだまだいるはずだと、確かな手応えを感じました。

▲記念すべきPayme申請第一号の瞬間!興奮が抑えきれない社内の様子。

ビジネスサイドと相談しながら
機能提案から行う開発チーム

プロダクトのリリースからもうすぐ2年。Paymeの開発で面白いのは、ビジネスサイドのメンバーと相談しながら、自分たちで機能提案までできることだと思っています。

現在は、あえてPdMという存在を置かずに、それぞれのチームがPdMの機能を分担している形です。

導入企業の皆さまと密に接するのはセールスチームですし、従業員の皆さまの声を誰よりも聞いているのはCSチーム。それぞれの立場で意見を出しあいながら、小手先の改善ではなく、本質的な機能改善とはなんなのか、都度いろいろなチームと話し合って決めています。

to Bサービスであるので、エンジニアでもビジネスサイドの目線を持って、どういう機能が事業にとってインパクトが出るのか、と優先度を決めて開発スケジュールを組む必要があるのは、難しいところでもあり、面白いところです。

▲オフィスではチームを横断し、カジュアルにMTGが行われます。

変わり者同士の創業者2人
リスペクトできる仲間たちと出会えた

プロダクトの進化としては、当初思い描いていた勤怠システムや労務システムとの連携も順調に進んでおり、大枠は想定できていたのですが、会社の進化は想像できてなかったですね。後藤も私も変わり者だという自覚があるので、どんな人が仲間になってくれるんだろう・・・と思っていましたが、今ではお互いがリスペクトしあえる、大好きな仲間に囲まれています。

もっともっと大きな企みを秘めているので、まだまだメンバーが足りません・・・!
興味のある方はぜひ気軽にご連絡ください!

▲ずっと一緒にやってきたエンジニアの藤原。メキメキ力をつけていってくれていて、嬉しい!
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