5年間離職率0%を維持する開発組織の秘訣とは？

現在40万以上の方々に利用いただいている「ペライチ」。
ユーザー数が増加する中、サービス提供の裏側では、
ユーザーのニーズに応えるため、機能の改善や新規追加など日々アップデートに努めています。

今回は、そんなペライチのサービス開発の核となる開発部門についてご紹介します。

開発体制からメンバーのご紹介まで行っていきますので、
弊社にご興味をお持ちの方、他社の開発体制を知りたい方はぜひご参考ください！

ペライチの開発体制について

開発チーム

ペライチには約50名のメンバーが在籍しており、そのうちの50%が開発部門（エンジニア）のメンバーです。

開発部門は、大きく分けて3つのチームに分けており、

・プロダクト開発を進める「アプリケーション開発チーム」
・横串でのインフラ環境構築・保守運用を行く「インフラチーム」
・開発の生産性向上の取り組みを行う「DP/DXチーム」

で構成されています。（下図参照）

また、プロダクト開発を進める「アプリケーション開発チーム」はその中でさらに4チームに分かれており、各ミッションに合わせ4～6名の体制で、プロダクト開発を進めています。

開発スタイル

弊社のプロダクト開発はスクラム開発手法を取り入れており、チームごとに1名のスクラムマスターが所属。スクラムマスターを中心にチームワークでの開発を大切にしています。

たとえば毎朝、デイリースクラムという進捗共有のミーティングを行ったり、悩んだ時はすぐにslackの音声通話機能を使いコミュニケーションを取ったり、その他ペアプログラミング（ペアプロ）を行ったりと、弊社の中でも比較的多くコミュニケーションを取る仕組みがあります。

また、スプリント期間を2週間にしており、こまめに見直しや立て直しなどの調整を行えるようにしています。
なお、2週に1度のスプリントレビューでは、経営陣およびPO、全エンジニアメンバーでの大規模なデモ会を実施。ステークホルダーと現場とのすり合わせもこまめに行っています。

これらにより、開発スピードの改善や、完了したものを日次ベースでリリースするといった、柔軟かつ機動的で、スピード感のある開発組織体制ができています。

開発方針

ペライチでは、エンジニアが積極的にリードして機能開発を進めています。

トップダウン的に経営層やプロダクトマネージャーが決めたものを開発するのではなく、ロードマップや優先順位などをチームで自律的に考えて進めるカルチャーです。
現場からの改善提案を積極的に反映しながら開発を行っているため、メンバーでもどんどん提案や意見、代案を出すといった、主体的に動くことが可能です。

さらに、顧客満足度を高めることがSaaSプロダクトの肝となるため、
弊社の価値観にもある「ユーザー視点」を重視しています。

カスタマー部門だけでなく、エンジニアメンバーも定期的にユーザーヒアリング会に参加し、顧客課題の解像度を現場レベルで高めることも行っています。

もちろん、リリース後にもユーザーインタビューを実施し、使い勝手や操作性などをユーザーから直接伺うことで、プロダクト・機能のさらなる改善に活かしています。

開発部門の特徴

開発部門の特徴の一つとして、離職率の低さが挙げられます。
開発部門の正社員離職率は、なんと5年間 0%！
ペライチ社の中でもダントツ定着度の高い部門です。

そんな、定着度の高い組織を作るために、
開発部門では心理的安全性を高めることを意識しています。

前述の通り、普段からコミュニケーションを密にとることで、
ポジションや年齢、雇用形態にかかわらずフラットな関係性が築けています。

また、リモートワーク下により、基本的なコミュニケーションはオンラインが中心ですが、
月に一回、オフラインで集まってミーティングや勉強会も実施しています。

このようにオフラインで集まる機会が定期的にあるため、入社間もない方でもスムーズに馴染んでいただけます！

▼オフラインミーティングの様子

（追記）
とある開発チームメンバーが、ペライチの心理的安全性の高さについて検証した記事を書いているので、
是非こちらもご参考ください！
https://qiita.com/kimura-peraichi/items/36d37821a61ff855290d

メンバー紹介

ここまで、ペライチの開発部門について様々な角度からご紹介してきましたが、
一体どのようなメンバーが活躍しているのでしょうか？
過去のインタビューやメンバーの執筆記事をもとにご紹介していきます。

▼受託開発から転職し、入社2年目でマネージャーになったエンジニア
受託系のWeb制作会社からペライチに転職して、入社2年目でマネージャーとして開発チームを率いているメンバーがいます。
受託・SES企業からの転職を考えていらっしゃる方は、ぜひ彼のインタビュー記事をご参考ください！

入社2年目でマネージャーに。受託畑から自社開発にキャリアチェンジしたエンジニアの次なる挑戦 | 株式会社ペライチ

ペライチには受託系の開発会社から転職してきて活躍しているエンジニアも多く在籍しています。そこにはどんな違いがあるのでしょうか。また、変化を乗り越え活躍するために大切な姿勢・マインドとは？今回は、2021年3月に受託系のWeb制作会社からペライチに転職して、2022年5月からはマネージャーとして開発チームを率いている藤代康太（ふじしろ・こうた）さんに話を聞きました。 ...

https://www.wantedly.com/companies/pera_ichi/post_articles/425640

▼子育てと仕事の両立を満喫するエンジニア
業務委託としてペライチにジョインし、子育てしやすい環境に惹かれ正社員転換をしたメンバーがいます。
子育てしながら仕事をする際のポイントや失敗事例などをまとめた記事を執筆しているので、
パパ・ママエンジニアの皆さん（もちろんエンジニアでない方も！）ぜひご参考ください！

https://zenn.dev/peraichi/articles/01g1g99tt7648m4tacjck84b0a

▼開発チーム最年少26歳エンジニア
営業職から前職でエンジニアに転職し、現在ペライチでサーバーサイドエンジニアとして活躍しているメンバーがいます。
ペライチに興味はあるけど、もう少しメンバー視点でリアルな話が知りたいな、という方は
ぜひ彼の入社エントリをご参考ください！

https://qiita.com/YuuuuuTa/items/ff54f860775046764ada