いつも広報室で作成している記事を読んでくださりありがとうございます!
早いもので今年の4月にスタートした【広報室×〇〇】の連載も3回お届けすることができました。今回はそんな広報室記事の番外編として、私自身(広報室)についてご紹介させていただきます。
広報として日々奮闘している入社2年目のSさんを広報室のライターが取材したので、ぜひ、ご覧ください!
入社時は営業を目指していた私が、広報室配属になりました!
ーーSさんは入社時から広報のお仕事をされているんですか?
はい!ですが実は私、新卒入社する前から考えていたのは、営業職一択でした!
ピアラでは、入社から3ヶ月間は仮配属で2部署まわる期間があり、その後適性などをみて、本配属先が決まります。そこで私が配属されたのが、自分では想定していなかった広報室だったんです。
そのため、最初は『広報って何するの?』、『プレスリリースって何?』という右も左も分からない状態でしたね…!
ーー希望とは異なる部署への配属だったんですね。広報になると知ったとき、葛藤みたいなものはありましたか?
そうなんです。しかも、前任の広報担当者からの引継ぎ期間が2週間ほどしかなくて、その後は独り立ちしたので…本当に分からないことばかりで、複雑な気持ちになることも人より多くあったと思います。
実は私、単独プレーが苦手なんです。笑
昔からチームプレーの方が好きで、一歩下がって周りをサポートする方が向いているタイプ。もっというと、色々と教わったうえで、自分なりのやり方をみつけてスタイルを確立していくのが得意です!だから何よりも不安だったのが、“誰かに教わる環境ではないということ”。自ら動いて、学んでいかなければならないこの場所で、自分が他の同期と同じ成長スピードを保てるのかは正直心配でした。
でも同時に、私の何かが広報に適任だと判断してもらえたのだから、ここで頑張ってみるのもありなのかも、と思う気持ちもあり、かなり前向きにも捉えられていました!ピアラの広報は、社長直下ですし、新卒入社してすぐに1人で広報を任せてもらえる機会は二度とない、面白いキャリアになるんじゃないかなって。必要とされた場所で頑張りたい、今思うと、新卒だったからこそ、逆にチャレンジしやすかったのかもしれません。
もちろん、ここ(広報室)で全力でやりきれなかったら、会社や自分自身の中に何を残せるんだろうって、すごく怖くなることもありますよ。広報になって1年以上経つ今でも、ちゃんと成長できているのかなって不安になったり、理想と現実の間で葛藤があったりもします。
ーー広報の仕事について「思っていたのと違った」と感じる点ってありましたか?
企業の広報って学生の時は、会社の顔として、人前に出ることが多い、華やかなイメージがありました!でも実際は、地道な仕事が9割だと思います。
積み重ねしかないんです、一気に認知度が跳ねることはよっぽどのことがないと厳しいので、(特にピアラは、BtoB企業なので)何年もかけて、仕込み続ける、そんな仕事だと思います。あとはPR活動は、どの程度影響があったのか、定量的な数値でみることが難しい。。
こうした点は、実際に広報として動くようになって、イメージと違ったなと思う点ですね。
ピアラ広報室の役割&ミッション
ーーピアラ広報室では、普段どんなお仕事をしているんですか?
社内で新しい動き(新サービス提供開始や新事業立ち上げなど)があったときに、プレスリリースや記事を作成してメディアに発信するなど、社外広報活動をメインで行っています。
さらに、当社の情報を取り上げてくれそうな記者やメディアをあたり、記事化や取材をしていただけるよう、コンタクトをとることも私の仕事です。
現在2年目ということで、ある程度文章を作って発信するという点に慣れてきたため、今は、キャラバン(メディアを回って自社の売り込みや自社サービスの売り込みをする広報の営業活動)を行うために準備をしているところです。これが実現すると、メディアリレーションの構築や、もっと当社のことを知っていただく機会を設けることができるかなと考えています。
やはりプレスリリースだけでは、一方的な発信になりやすいところがありますからね…!
また、以前開催したオンラインイベントの運営なども担当したり、その他のウェビナーや株株主総会の司会なども務めていますよ。
▼オンラインイベントをレポートした記事はこちら
https://www.wantedly.com/companies/piala/post_articles/306413
ーーなるほど!社外を意識していることが多いというところでしょうか?
う〜ん…!本当は、社内に向けた情報発信ももっとやってこなければいけなかったんです。ですが、限られた人員や体制、タイミングなどもあり(今までは)手が回っていなくて社外への情報発信を優先せざるおえませんでした。
だから広報室もこれからはもっと、社内に向けた情報発信も積極的に行っていけたらと思っています!
ーー広報になって2年目の今、社内外への情報発信は思う通りにできていますか?
正直にいうとまだまだですね。
あるとき同期に『私が作ったプレスリリースって見てくれてる?』って聞いたら、『え?見てない』っていわれて、少し予想はしていましたが驚きました。
営業職などフロントに立って仕事をしている人だったら、自部署だけでなく、会社全体の動きを常に知っておく必要があると思います。もっと会社のことを知ってもらうためにも、社内に向けた発信もしていく必要があると改めて実感しました。
どうしても営業職の人だと目先の売上目標などに注力しがちになると思うので、もっと大きな『会社として今後どこを目指しているか』というところも、社内でもアンテナを張ってもらいたい。
また、元々部署を超えたチームで動くことのある方たちは別として、基本的は部署内のコミュニケーションに注力しがちだと思うので、部署を超えたコミュニケーションが、広報室が発信する情報で活発になってくれたら嬉しいです。
『会社や社員を知ってもらう、広報誌作ってみます!』
ーー社内外への情報発信により注力していくというお話ですが、今何か行おうとしていることや、考えていることってあるんでしょうか?
さきほどもちらっとお伝えしましたが、今まで社内への情報発信になかなか力が入れられていなかったので、広報誌を作成して、社員に会社全体の動きを知ってもらうきっかけづくりと、メンバー同士のコミュニケーションを活発化させられたらと考えています。
ーーどんな広報誌が作りたいんですか?
結構ベタですが、『〇〇の経験のある人が新しくジョインした』とか、『新サービスの提供までの裏話』、『従業員の教育やキャリア形成に役立つ情報』などのカジュアルなネタと、皆さんに知ってほしい会社の動きや方向性を、ぎゅっとコンパクトにまとめた広報誌を作りたいです。
少しでも面白いって思ってもらえるコンテンツと、プレスリリースとして出している情報を一緒にまとめることで、目にするまでのハードルを下げつつ、より社内のことを知ってもらう機会にしたいです。
学生・就活生のあなたに聞いてほしい!
ーー今学生・就活生の人に伝えたいことはありますか?
最近の学生は、大学時代にきちんと自分のやりたいことをみつけて、それができる会社の選考を受けて入社する。それってとってもすごいことだと思います!
でも社会に出たら、やりたいことだけ出来るわけではないですよね。考えていた仕事と違う、やりたかったことじゃないなど色々と不満に思うことはあるでしょう。
やりたいことがあるのは素敵だけれど、皆さんには「これしかやりたくない!」と凝り固まった考えはしてほしくありません。柔軟であれば、色んなことが見えてきたり、想像していなかったスキルが身についたりするんです。私も学生時代に希望した職種には就かなかったけれど、常に自分の新しい一面を発見できる面白い日々を今は送っています。
流れに身を任せることも、意外といい選択じゃない?と最近思うんです。
是非「想定外のこともあるんだ」という心持ちで、就活や仕事と向き合ってみてください!
最後まで読んでくださりありがとうございました!次回の連載もお楽しみに。
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