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私たちがやりたいこと、それは「香りのものづくり」を通して、世界に「心地よい摩擦と手触り」を生み出すこと。

香りとは何か?

香りは手触りで、それは「心地よい摩擦」だと私たちは考えます。
近年、コロナ禍によってデジタル化が益々発展し、世界から色んな摩擦が消えていきました。

リモートワーク、オンラインコンサート、メタバース。「なめらかな社会」は素敵だと思うけれど、摩擦を完全に無くした時、人はそれまでとは違う生物になってしまうのではないか?そんなことをふと感じます。

ですが、コロナ禍を通して改めてこんなことを実感しました。
人はアナログな「ノイズ」や「手触り」無しには生きられない、ということ。家に閉じ籠ったとき、人は新たにペットを飼い、リモートワークが快適になるよう香りを置き、座り心地の良い椅子を買いました。人と接触できなくなり、好きだった場所に行くことも叶わなかった。だからこそ、それらに再び触れられたとき、五感で感じたときには、心からの感動に包まれたと思います。

世界から摩擦がどんどん消えて「なめらか」になればなるほど、アナログな「手触り」の価値が上がっていく。つまりそれは「仮想空間では代替できない感覚の価値」が上がっていくということだと思います。

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香りは、

バーチャルとリアルを繋ぐもの

デジタルとアナログを繋ぐもの

抽象と具象を繋ぐもの

香りは微細な振動であり、微細なノイズの集合体

それは、手触り。

ざわめき、心を揺らすもの

そんな香りの「手触り」を大切にしたい。

金熊香水は、香りのものづくりを通して、心地よい「手触り」を生み出し続けます。

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株式会社ピノーレ代表 頭金周介

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