「WordPressで業界トップを目指す。」 事業部を支えるトップ2人の展望とは #対談インタビュー


こんにちは!PLATEの川島です。

今回はPLATEのWordPress事業部を支える2人に対談形式でインタビューしてみました。

PLATEがWordPress事業に参入するに至った経緯、PLATEのサービスについて、今後の展望など語っていただきました!


ープロフィール

(写真左)
土井純也 - Junya Doi - 取締役(CTO)

2012年1月入社
千歳科学技術大学を卒業後、株式会社ワオ・コーポレーションに入社。
エンジニアとして教育システムの開発保守を担当していた。
その後株式会社プレートに入社し、Webサイト制作やシステム開発に従事。2016年9月に取締役に就任し、現在は今まで培った技術を活用し、クライアントや会社の成長をサポートしている。
趣味はゲーム、最近の楽しみは休日に子供と公園に行くこと。


(写真右)
小杉崇文 - Takafumi Kosugi - WordPress事業部プロジェクトリーダー

2018年12月入社。
専門学校を卒業後、美容師に。
職業訓練校でWordPressを含む開発スキルを勉強後、前職プライム・ストラテジー株式会社に入社。
ディレクション・デザイン・コーディング・システムといったWebサイトのすべての工程をまわしていた。PLATEにはWordPress事業のディレクターとして入社し、現在はプロジェクトリーダーをつとめる。
趣味はお酒を飲むことで、4年間皆勤賞とのこと。
好きな言語はSCSS、エディタはvimをつかっている。


ーWordPressとは

2003年に開発が始まったオープンソースのブログ投稿管理システム、CMS(Contents
Management System:コンテンツ管理システム)。

サイトやページ制作に必須となるHTML/CSSやPHPなどのWeb関連技術が無い人でもサイト管理や記事投稿ができるため、個人のブロガーから企業、官公庁まで幅広く使用されている。

CMSとしてはほぼ1強に近いほどのシェアを持っており、世界中のサイトのおよそ3分の1はWordPressで構築されている。



ーWordPressの歴史について教えてください

土井:
WordPressはアメリカの大学生であるマット・マレンウェッグが開発しました。彼は19歳の時Movable typeを使用してブログを作成していましたが、使いづらくフラストレーションを感じていたらしいです。その後使い始めたブログツール「b2」の更新がストップされてしまったという不満を自分のブログに書いたところ、マイク・リトルが共同開発を持ちかけてきて、WordPressの開発が始まり、2003年に発表しました。

当時ブログツールといえばMovable typeが主流でしたが、Movable typeの有料化に伴いWordPressがシェアを伸ばしました。WordPressは当初からWeb標準、タイポグラフィ、ユーザビリティに重点を置いて開発してきたのがユーザーに評価され注目を集めるようになったようです。

日本でいうと2003年頃からブログが流行りだしました。ちょうどWordPressが誕生した年ですね。

ただWordPressの勢いはそこまでなくて、はてなダイアリー、ライブドアブログ、シーサーブログあたりが主流でしたね。

WordPressが日本で流行りはじめたのは2008年頃で、Twitterの普及が一気に進んだ年です。ブログサービスの会社が縮小していくなど、Twitter大ブームの陰で、ブログ事業者に厳しい時代となりました。

しかし、他のツールが廃れていく中でもWordPressは徐々にシェアが伸びていく傾向にありました。

―他が使われなくなる中でWordPressがシェアを伸ばした魅力は何だと思いますか?

土井:
1番はまず無料で使えてかつカスタマイズがしやすいことです。ブログサービスが縮小していく歴史の中でWordPressが廃れていかなかった理由としては、WordPressが単なるブログツールではなく、サイト作成等汎用性が高かったからだと思います。

あとは開発者が多いので困った時に検索すると情報量が多いのでそれもあって開発者がどんどん増えていく、そしてまた情報が増えていく、という好循環が生まれています。



小杉:
そうですね、情報量の多さはCMSだけに関わらずプログラム言語においても言えます。多いほうが参入しやすい1つの指標にはなっていると思います。WordPressに関して言えば、素人でも1つサイトが作れるくらいの情報はネットにあります。企業だけではなく個人の参入がしやすいっていうのが理由の1つとしてあるのではないでしょうか。

また、WordPressには「WordCamp」という、制作会社やフリーランサー、出版社等、幅広い業界が一堂に会し最新の情報を交換しあう、世界中で開催されているコミュニティ活動があります。

そういった活動が活発に行われているというのも、魅力の1つとして考えられます。

土井:
エンジニアにとってはしっかりメンテナンスされているかどうかも1つの指標になります。もし使っていたCMSのメンテナンスが来月終わりますって発表されたらそれ以降は自分でやらなければなりません。それはハードルが高く、リスクも多い。セキュリティが放置されたままサイト運用していかなければならず、危機感を感じて避けたいはず。WordPressにはその心配がありません。

小杉:
アプリケーション単体としてのサステナビリティが高いってことですね。

土井:
はい!先生!サステナビリティってなんですか?笑

小杉:
持続性。将来性というか今後もちゃんと続いて行きそう感、みたいな。

先述の通り、「b2」や「Movable Type」とは違い、WordPressはオープンソースのアプリケーションです。
オープンソースという事は、ソースコードが世界に公開されている状態なので、他人が書いたコードの脆弱性を指摘しあえたり、または改良を加えやすいというメリットがあります。そうして何度もチェックが入り研ぎ澄まされ濾過されていく点が、WordPressの魅力ですね。

もちろん独自のものを1から開発しても全然悪くはないと思うんです。サイトの動きとか自由に作成できるし。ただそこに新しい開発者が入ろうとすると難しいですよね。言うなれば”秘伝のタレ”みたいな感じ。新しいもの入れると爆発しちゃってもおかしくない。

土井:
そんな危険なもの、最終的にはフタされちゃいますよね。

小杉:
反面、WordPressの場合は普通にカスタマイズしていれば秘伝のタレができることはないので。そういった魅力からシェアが伸びてきているのではないでしょうか。

―情報量の多さとカスタマイズのしやすさからCMSシェア圧倒的No.1なんですね。では逆に、WordPressの課題点はどんなものがあるのでしょうか?

小杉:
やっぱりセキュリティの部分に関してはよく言われています。良くも悪くも個人の参入がしやすいので、どうしても情報の管理が甘くなってしまう。

土井:
インターネット上に記事がたくさんあるから、誰でも簡単にカスタマイズはできるけどインターネット上の記事は全部が全部正しいわけではない。本来やってはいけない方法なのに強行突破で作られているサイトもよく見ます。制作者がよく内容を理解しないまま作られているサイトが多くあるんです。表面上はわからなくても、中身まで確認していくと脆弱性だらけ、みたいな。だからハッカーに攻撃されやすい。攻撃されてサイトが落ちて、「これだからWPは〜」みたいに言われてしまうんです。なのでWordPress自体が悪いわけじゃない、というのは声を大にして言いたいです。

小杉:
ハッカーの目的は最終的にはクレジット情報の抜き取りということがほとんどです。やはり種類としてはプラグインの脆弱性をついたLFI/RFIが多いですね。対処法は適切なパーミッション設定、特定のディレクトリ配下でのphp実行を無効化、ファイルインクルードの制限など多岐に渡ります。

土井:
こういった対処法を用いてしっかりと開発・メンテナンスすれば、攻撃されることはほとんどありません。実際PLATEで現在メンテナンスしているサイトも攻撃されたものはありません。

小杉:
簡単に参入できるとはいえ、セキュリティ管理はしっかりしないといけません。脆弱性があると悪意ある方に攻撃されてしまいますから。脆弱性自体も日々発見されていくので、継続的なバージョンアップも必要になります。まあこれはWPに限った話ではなく他の言語やCMSでも同じですけど。



―セキュリティに関する課題点が改善できれば今後さらにシェアが伸びていくということですね。
 次に、PLATEのWordPress事業についてお伺いできればと思うのですが…

土井:
はい。現在PLATEでは「wp.make」と「wp.support」というWordPressに関する2つのサービスを提供しています。「wp.make」に関しては小杉さんがプロジェクトリーダーとして管理をしてくれています。

小杉:
はい、サービス内容に関して簡単にいうと、WordPressでの開発サービスですね。 WordPressでのWebサイト制作はもちろん、MovableTypeなど別のCMSからWordPressへの変更やWordPressを使ったECサイト構築、一部のプラグインの開発、大規模サイトのWordPressカスタマイズ等、大小問わず様々な業務を承っています。

―参入したきっかけはどういうものだったんですか?

小杉:
もともとPLATEはWEB制作全般の依頼を受けていました。WordPressにこだわっていた制作をしていたわけでは全くないんです。1から自社で開発していたこともありますし、CMSを使わないでHTMLだけで納品していたこともあります。お客様の課題を解決する方法をいろいろ調べ、いろいろなCMSを検討した結果、当時お客さんからWordPressの依頼が多くなってきたこともあってWordPressに特化してみるということになりました。ただ当時はサービスを作ろうとしていたわけではなく、納品する時にWordPressもどうですかって感じで、提案材料の1つでした。

「wp.make」というサービスを作ろうと思ったきっかけは、WordPressの市場が拡大してきたことです。

年々WordPressのシェアが伸びてきているのに、サービスとして販売している企業がまだまだ少ないこともあり世の中の需要と供給が一致してなかったんですね。

またPLATEがWordPress業界でトップになってやろう!という気持ちもありました。今後どんどん伸びていく市場であることは確信していましたから。そういった背景から2017年7月にwp.makeがスタートしました。WordPressに関する課題であればお客様のニーズに合わせて提案する営業スタイルだったのでご提案の幅はかなり広いです。そういったこともあって、多くのお問い合わせをいただきました。

―ある程度の予想はしていたけど、思ったより問い合わせが多かったという感じですか?

小杉:
はい。いざサービスを作って公開してみたら制作会社からのお問い合わせがどんどん来るようになりました。WordPressの脆弱性に不安を覚えている制作会社もたくさんあったので、そういったニーズにマッチしてここまで問い合わせが多かったんだと思います。基本的には制作会社のお手伝いをする、という立ち位置でしたかね。

―なるほど。wp.supportは土井さんがリーダーとして動いているんですよね。

土井:
はいそうです。「wp.support」は2018年10月にリリースされたWordPressに関するフォローを行うサービスです。サイトの死活監視からバージョンアップ、サポートまで幅広く承っています。

サービス開発のきっかけとしては、こちらもお客様のニーズからですね。

基本的に制作会社はあくまで制作会社なので開発したものをお客様に納品して終わりなんです。

しかしさっきも言ったように、WordPressには定期的なバージョンアップが大事なんですよね。でもこれって知識のない人からしたらリスクしかないと思われていて。いつアタックされるかわからないし、むやみにバージョンアップして大丈夫なのかと不安に思うようです。なのでそこは外注でお願いしたいというお客様からの声でwp.supportができました。危機管理能力が高いお客様ほど、開発後のサポートもしっかりとプロに任せようと声をかけてくださいます。

こちらはいざ公開してみたら制作会社より直接企業の担当者様から、しかも大手と言われる企業からお問い合わせをいただくことが多くて、そこにはびっくりしました。

小杉:
最近は本当に誰もが聞いたことあるような企業様からお問い合わせもあって嬉しい限りです。大きな企業様ほどセキュリティ面には敏感ですから、wp.supportというサービスの潜在的なニーズが前提として存在したことが理由だと思います。またその中でSEOに力を入れていたのも大きな理由ですね。SEO

に関しての知識やノウハウは社内の別事業部にたくさんありましたから。今後ももっと広がっていけばいいなと思います。

土井:
拡大させていきましょう!

小杉:
いきましょう!




ー他社が参入してきた場合の対策等はどうお考えですか

小杉:
僕らはWordPress業界でいうと後発組かもしれません。

2008年ごろ日本でもWordPressが主流になり始めた頃にすでに事業をスタートしている会社は沢山あり、2012年のWordCampでは十数社がスポンサーとして協賛しています。僕らがサービスとしてしっかりと参入したのが2017年なので、やっぱりちょっと遅いかも。つまり同じような事業をもつ会社はたくさんあるってことですよね。


―競合が複数存在する中で、PLATEの強みはどこだと考えますか?

土井:
「ホスピタリティ」です。お客様に対するサポートがチャットのみとかメールのみとかの企業がほとんどなんです。もちろん効率を上げるためにとても大事なことです。とはいえ、直接顔をみて仕事をしたいと仰るお客様もいますし、いつでも電話できる状況を作るだけでもお客様の安心感に繋がり他社との差別化にもなります。

あとはツールの開発にも力を入れています。お客様に対して「こういう脆弱性が発見されたので、注意してください」ってアラートするものとか。社内向けのツールもそうですね。今後お客様を増やすには社内の効率化もやはり捨てられないので。それは早くやらなければいけないし、出来れば差別化に繋がります。


ー今後のWordPress事業部について教えてください!

小杉:
wp.makeに関して言えばサービスリリースして2年ちょっと、僕らも探り探りやってきたので、実は今までは案件の数が多すぎて対応だけで精一杯だったんですよね。反省と振り返りがほとんどできていなかった。なので、これからはしっかりとPDCAを回して行くことを意識して体制を整えていきたいと思います。社内的に見ても今後新規事業を作った時にチームの動き方や動かし方は重要になってくると思うので。外ばっかりに向けていた目を中にも向けるいいチャンスだとは思っています。wp.supportにバトンタッチです。

土井:
wp.supportはどんどんお客様を増やしていきたいと思っています。課題点としては認知ができていないことですかね。ニーズはたくさんあるはずなのに、正しいところにしっかりと届けられていない。なのでこういったインタビュー記事の公開もそうですし、WordPressに関しての自社メディアがあるので、そこのコンテンツ力を上げていきたいと思います。今まで届けられなかったところに届けたいなと。また私や小杉さんがセミナーを開いたりすることもあるかもしれません。

あとは商品としてしっかりとしたものを作るということは大前提なのでそこもしっかりとやっていきたいですね。

WordPressは脆弱性に問題があるというイメージを払拭し、企業の担当者がWordPressを導入すると同時にPLATEと契約することが当たり前になる世の中になったらいいなと思います。



以上、PLATEのWordPress事業を支えるお二人の対談インタビューでした。
今後のPLATEにどうぞご期待ください!!

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