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本業と個人活動を掛け合わせて、ユーザー視点を追求する。【社員インタビューvol.6】デザイナー 藤田 勇人

プラスディーでは、“人や企業の営みのすべてが、デザインの対象であり得る”という考えから、2021年9月より、社員全員が「X Designer」として自身の肩書を定義した。対象には、ディレクターやエンジニアなどのクリエイティブ職はもちろん、広報や経理などのバックオフィス職も含まれる。全員がデザイナーを名乗ることで、社内外にどんな変化が生まれるのか当事者である社員へのインタビューから明らかにしていく。

今回インタビューするのは、デザイナーの藤田勇人。ブロガーやYouTuberなど個人での発信にも積極的に取り組んでいる。問題解決のため機能するアウトプットを追求するデザイナーになりたいと話す彼に「UI/UX Designer」を名乗る理由を聞いた。

PROFILE

藤田 勇人:デザイナー「UI/UX Designer」
プラスディー入社4年目。美容専門学校を卒業後、美容師としてのキャリアをスタート。その傍ら、学生時代に立ち上げた自身のブログメディアをきっかけに、Webデザインの勉強を始めプラスディーへ入社。入社後は大手企業やベンチャー/スタートアップのグラフィック・デジタル分野の業務に携わる。スチール撮影・動画編集などの分野もカバーし、幅広い領域でのデザイン制作を担当。
Twitter:https://twitter.com/_yutof

自分のキャリアを変えた「デザイン」との出会い

――デザイナーとして働きながら、個人でブロガーやYouTuberとしても活動も行われていますが、そのきっかけは?

学生の時、趣味の写真をブログに掲載し始めたのがきっかけです。自分の活動記録の意味合いが強かったですね。周りでそういった事をしている人はいなかったので、WordPressやブログの立ち上げ方も全て自分で調べました。その後は、美容師を目指し自分のスキルを見せるポートフォリオの役割でブログを更新していました。徐々に自分の好きなコトを発信するようになり、それにつれてPV数も増えて。美容師として働き始め、ブログの運営が2年程続いたタイミングで、他のブロガーの方からSNS経由で声をかけてもらって友達になりました。彼らの仕事がWebやIT系で、「こんな働き方もあるんだ」と美容師以外の業界について知ったんです。YouTubeは2020年くらいから始めました。ブログ経由で知り合った友人たちが、ちょうどYouTubeを始めた影響で。ブログだけではなく、動画を通してより多くの人に役立つ情報や参考になる内容を発信したいと思い、今に至ります。


徹底的な調査や習慣づくりが効率化に繋がる

――デザイナーを目指したタイミングは?

だんだんと多くの方にブログを読んでいただけるようになり、より自分の感性を発揮できるように、デザインをカスタマイズしたいと思うようになりました。何も知識は無かったのですが、コツコツ調べながらHTMLやCSSなどに触れるようになりました。
自分で手を入れるうちに、もっとこだわりたいと思うようになり、以前から好きだったデザイナーの方にカスタマイズを依頼したんです。初稿を受けとったとき、「デザインでこんなに印象が変わるんだ!」という驚きがあり、本当に感動しました。発注側として見積り、ワイヤーフレーム、デザイン受領という一連の流れを体験したことで、仕事のイメージも湧きました。自分もこんな感動を与えられる人になりたいと思ったことが、デザイナーを志したきっかけです。当時20歳だった僕にとって、決して安くはない金額ではありましたが、とてもいい経験になりました。

――プラスディーに入社した経緯を教えてください。

当時、プラスディーがTwitterで募集していた、「デザイナー弟子採用」の投稿を見かけたことが理由です。募集をかけていたのが、自分が以前から好きで読んでいたデザインブログの運営者だったので、この人がいる会社で働きたいと思い応募しました。

実は「弟子枠」には既に1名の内定が決まっていたそうなのですが、当時のデザインチームの局長から個人の活動に興味を持ってもらい、運良く入社できることになりました。

デザイナー業務は未経験、かつ同じ日に入社した同期がいたこともあり、自分のスキルを上げるためにもとにかく1年目は数をこなそうと意識していましたね。Daily UIという100日間かけて毎日UIデザインを1個、計100個作成するサービスをやりきることを目標に設定しました。結果、期限内に100個つくり切れたのですが、上司に「絶対終わらないと思ってた」と笑われたのを覚えています(笑)。正直、今見返すとクオリティは低いのですが、当時つくったものを全てブログでも公開しており、「頑張ってるね」など会社外の人からも反応をいただけたのは嬉しかったです。


徹底的な調査や習慣づくりが効率化に繋がる

――仕事や個人活動のうえで大切にしていることは?

個人活動を会社に話しているからこそ、本業である仕事をおろそかには絶対にしたくないです。本業でしっかりバリューを出したうえで、個人活動も行っていくことを日頃から意識しています。あとは、気になることがあったらまず、休みやプライベートの時間を使って試すようにしています。そこでの反省点や成功点を仕事に活かしていきたいです。個人活動においては、好きなことしかやらないこと、嫌々やらないことをポリシーにしています。自分の興味が根源にあるので、興味がないことはたとえお金を貰えるとしてもしません。嫌なことをしてストレスを抱えると本業にも支障が出ますし、息抜きも兼ねているので。

――仕事と個人活動の両立のために心がけていることはありますか?

限られた時間を有効的に使うため効率化は常に考え、何をするにも徹底的に調べることを心がけています。実例としては、日々使うツールの活用です。色々試した結果行きついたのは、タスク管理アプリのThings 3です。重いものから軽いものまでタスクの粒度に関わらず管理しています。日々のやること全てをThings 3に記録し、優先順位をつけて、重要なものはGoogleカレンダーに追加しています。こうすることで、タスク漏れも防げるし、作業中は他のタスクを一切気にしなくて良いので1つのことに集中できます。Bearというメモアプリも愛用しています。マークダウン方式で書けるのでブログを書いている自分として手馴染みもいいです。これまで色んなメモアプリを試してきましたが、細部のインタラクションのクオリティが高く、UI/UXがかなり優れているので、書いてて気持ちが良いんですよね。動作も軽快で、何度か他のメモアプリを試しても結局、このアプリに戻ってきてしまいます(笑)。メモアプリなんか何でもいいと思うかもしれないですが、毎日触るものですし、自分にとって本当に快適なものを使って、日々効率化を図っています。
生活の面で気を付けているのは習慣づくりです。毎日同じ時間に起きることで出社前に自分の時間をつくる、土日のどちらかは必ず個人活動に充てるなど、日々の時間割を決めるようにしています。

――日々のモチベーションは?

まわりにいるすごい人たちの活動を見ることで、自分のモチベーションを上げています。ブログを経由して知り合った方々の影響が特に大きいですね(笑)。この人がこれだけやっているなら自分ももっと頑張れると思うと刺激を貰えます。


ユーザーの視点に立ったデザインを自分の武器にしたい

――自身を「UI/UX Designer」と自分を定義したのはなぜ?

問題解決のために機能するアウトプットを追求するデザイナーでありたいからです。未経験の時は、デザイナーはイケてるものがつくれるセンスが必要と思っていたのですが、デザイナーとして案件に関わっていくうちに、Webサイトやサービスデザインの一番大切な部分は『ユーザーの視点に立つこと』だと気づきました。目的にもよりますが、サービスの利用者を増やしたい場合、どんなに見た目が格好良くても使いづらければデザインとして成立しません。そのサービスをユーザーとして、どう感じるかを常に考えることが、サービスやブランド体験の価値向上にも繋がると考えています。

――「UI/UX Designer」を発揮したと思うプロジェクトを教えてください。

公開はまだですが、現在800ページ以上ある大規模なサービスの案件に携わっています。クリエイティブ全体の方向性を立てながら、デザイナーとして要件定義から情報設計、デザインの方向性やガイドラインの策定まで一貫して行っています。策定したペルソナやパーセプションフローをベースにUX設計を行い、ユーザーがどのような機能や体験を求めているのかを洗い出していきました。また、自分がサービスを利用して感じる課題点や、強みを集め、デザインへ落とし込んでいきました。作成したプロトタイプを社内のデザイナー以外の人にも試してもらい、FBを受けながら改善を進めています。クライアントと直接コミュニケーションを取りながら、既存サービスのリニューアルに向けて、デザイナー視点とユーザー視点で取り組んでいる最中です。


体験したことをプロジェクトに生かしていく

――今後の目標を教えてください。

ざっくりですがデジタルに限定せず、ブランドやプロダクトをつくりたいと考えています。これまでライフスタイルの発信等をメインに行ってきたので、それに関わるようなものをつくって提供していきたいですね。その準備として去年は、Shopifyでショップのデザインや実装をし、商品の開発から配送業者への連携、カスタマーサポートなどのフロントからバック業務まで全て自分で進めてみました。広告を出したり、自分のSNSやブログで宣伝したりと、マーケティングにも挑戦しました。実際に自分で一連の流れを体験することで得た知識や経験を、本業でも活かしていきたいと考えています。

「UI/UX Designer」としては、今のプロジェクトでUI/UXデザインの知識を極めながら、要件定義や情報設計といった上流工程にも領域をさらに広げていきたいです。事業への理解やマーケティングスキルなどクリエイティブとビジネス側の視点を掛け合わせて、横断的にデザインに携わっていきたいですね。最終的にCX/BXと領域を広げていき、デザイナーとしてサービスやブランドの価値向上を目指しています。


写真:西田優太

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