たてよこWebアワード
たてよこWebアワードは、CSSの新たな組版規格を使用し次世代のWebタイポグラフィに挑戦したデザインや取り組みを表彰するためのアワードです。
https://tategaki.github.io/awards/
プラスディーが制作した「鈴乃屋 衣のいのち」キャンペーンサイトが、たてよこWebアワードで最優秀賞を受賞しました。
↓<同賞のコンセプト>
未来のWebデザインにおけるタイポグラフィや組版は、
まだまだ大きな可能性を秘めています。
『たてよこWebアワード』は、CSSの新たな組版規格を使用し
次世代のWebタイポグラフィに挑戦したデザインや取り組みを
表彰するためのアワードです。
このサイトで縦書き表現を用いたねらいは、日本らしい世界観を表現することと、もう1つ、サイトを訪れたユーザーにゆっくりと着物に目を通してもらいたかったから。生地の柄や質感、色彩、小物のあしらいなど、細部まで行き届いた着物の美しさを伝えるために、1つ1つの着物に目を留めてもらいたいと考えていました。
文章の向きによって、読むスピードが変わるという研究データがあります。縦書きの文章は、横書きに比べて、読む速度が緩やかになるため、1点1点が視界に入る時間を伸ばせます。文章以外にも、各画像の表示にフェードインを用いてスクロールの手を止めさせるなど、閲覧時間をコントロールすることを目指しました。
↓<審査員の講評抜粋>
画面幅に応じて行間が変わる動きや、着物の商品情報が、
縦書きの段落がスクロールと同じ縦方向に進行することを利用した
二段階のレイアウトになっているなど、Webならではの工夫が見られました。
ほとんどの記事が縦組でまとまっていたのも好印象でした。
(中略)
ゆっくり読んでもらうための演出として使用したという
フェードインやメニューのオープン、クローズのアニメーションなども、
控えめで読み手の邪魔にならず、良い効果を生んでいるように思います。
また、授賞式後には、後援であるW3C/慶應のカンファレンスを傍聴させていただく機会がありました。業界の第一線で活躍するW3Cメンバーに混じって、Webの標準規格について協議する場に立ち会えたことは、制作メンバーの刺激にもなったようです。
↓デザイナーの高橋
↓エンジニアの栗林は、今秋から地元札幌でリモート勤務中のため、参加できず。
受賞作の「鈴乃屋 衣のいのち」はじめ、制作実績の一部をCASEに掲載しているのでぜひ御覧ください。
また、一緒に素敵な実績をつくっていけるような、デザイナー、エンジニアも募集中です! ぜひご応募ください!