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理系出身なのに、研究職じゃない?理系という強みが生きてくるキャリアの考え方

皆さんこんにちは。先日、新元号「令和」が発表されました。令和元年として、新社会人が誕生する年でもありますが、悩みを抱えながら就活をしている人もいるのではないでしょうか。

POLは、研究市場をテクノロジーで革新するというビジョンを元に、理系学生に特化したダイレクトリクルーティングサービス「LabBase」を提供しています。

そこで今回は、理系学生が研究職に進むべきかどうかといったイベントがなかなかないということで、理系学生のキャリアを真剣に考えてもらえる場として、以下の2つを主に、理系院生出身者が自身の体験談を元にお話をするイベントを開催したものをまとめた記事になります。

【 2つのテーマ 】

・研究と今後のキャリアをどう結びつけていくか

・研究室で培ったものをどう活かしていけば良いか

皆さんが、キャリアを考える上で、参考にしてもらいたいと思います。

登壇者プロフィール

今回、4名の理系院生出身者がお話をしてくれました。まずは、各4名のプロフィールをご紹介します。


参加者概要

今回参加してくれた理系学生の研究分野と悩みです。


Q1. 今はどんなキャリア?そのキャリアに進むきっかけとは?

ここでは、それぞれどんなきっかけで今のキャリアに進むことになったのかをご紹介しています。理系院生出身なのに、研究職ではない方達の歩みが分かります。自分の歩みと照らし合わせながら、見てもらえるとより参考になると思います。


渡辺さん

大野さん

髙橋さん

田中さん


Q2. 学生時代のモチベーションと抱えていた将来への不安・悩み

参加してくれた理系学生の方も悩みながら、自分の方向性について考えていました。今回の理系院生出身者達も、同じように悩みを抱えながら、模索していた時期がありました。

参加者の悩みと、理系院生出身者の話を元に皆さんも考えてもらいたいと思います。

【参加者の不安の声】

卒業後の進路は、雲を掴むような感じ。自分のやりたいことをはっきりと言語化できれば...

・自分自身が将来について、モヤモヤしている。仕事内容も全て見て、決めたい。だから、今のうちに見れるものは全て見ておきたいと思っている。しかし、そういう環境がなければ、時間もない

・興味とかモチベーションが他の人より低いため、自分は研究者には向いていないと分かってきた。理系だけど、別の道に進むのもありではないかと思い始めた。


渡辺さん

修士を取ったから、評価をしてもらえるわけではない。しかし、研究プロセスは、仮説検証や問題解決など、ビジネスで、活かせる点がいくつもある。だから、修士を評価してもらえなくても、ビジネスに活かせる力が付くから、修士を取って良かったと感じている。

大野さん

研究が中心だったため、就活をする時は、自分の見る範囲が限られていた。POLに入社した時は、POLが一番だとは分からなかった。

何が自分にとって、良かったのかはよく考えるようにしていたが、限られた時間の中で、一番を探すことはできないと学んだ。

髙橋さん

就活と研究の両立で悩んでいたのではなく、周りと違う道(経営コンサル)に行くことに、一番不安を感じていた。しかし、インターンをし始めた時に、理系で同じような道に進む人がいて、その悩みを感じなくなった。

同じ悩みを持っている環境に入ったことによって、あまり考えないようになった。

田中さん


Q3. 研究で身についた力が生きているなという経験

Q2では、不安や悩みについて見ましたが、ここではQ2を解決して行く上で、重要なポイントをご紹介しています。

もし、今悩みを抱えているのであれば、以下の6つの問いを自分自身に問いかけてみてください。


Q4. 企業のどこを見て決めたのか?

就活をこれからしていく上で、企業のどんなところを見ていけば良いのか分からない方も多いと思います。ここでは、2名の理系院生出身者が、企業のどんなところを見ていたのかをご紹介します。


Q5. 理系学生に一言

最後に、理系学生から一言です。4名の方が皆さんのこれからのキャリアについて、ヒントになるよう思いを伝えてくれました。

この言葉を心に秘めて、これから就活を頑張ってもらいたいと思います。


渡辺さん

・自分が本当に何をやりたいかを毎日問うこと。

・行動に移すこと。

研究は楽しいので、最後まで貫き通して欲しい。


大野さん

非連続的に挑戦をしていくことが大切で、それが自分の可能性が広がっていく。


髙橋さん

・自分の努力で院生の2年間を無駄にすること。

・仕事を選ぶ時は、「will」「 can」「 must」を考える。

頭で何かしたいなと思うことよりも、実際にインターンなどをして、行動に起こす


参加者から質問

Q. 渡辺さんは、なぜリクルートからPOLへ転職したのか?

A. 研究領域をどうにかしたいと以前から思っていて、リクルート新規事業の中で、POLに近い研究領域を提案したこともあった。

研究者が困っているを変えて、誰かのために仕事したい。そんな思いを事業としてやっているPOLと出会い、転職を決意した。

Q. やりたいことが環境などで変わったときはどうするの?

A. 期限を決めて、とりあえずやってみる。やりきって、違えばまた変えればいいと思う。

やりきることで、そこからの学びもあるため、とりあずやりきってみることが重要だと思う。

Q. 内定がもらえるポイント、どういうところを見ているのか、人事目線

A. リクルートでは、二つ。

・自分でやってみて、そこから学びを得ながら成長ができるかという点。

自分の頭で考えられるくせがあるかという点。

Q. お金、家庭への考え

A. 若い期間は、お金目線ではなく、やりたいことをやって、経験を積むことが大切だと思う。その経験値が最終的に成果と認められお金にも繋がってくると思う。

まとめ


最後まで読んでくれてありがとうございました。POLは、理系学生を応援しています。今回の記事が皆さんのキャリアのお役に立てると嬉しいです。

また、POLでは理系キャリアに悩む人にむけてキャリアイベントを開催しています!POLのmeet upを下記のリンクよりチェックしてみてくださいね!

https://www.wantedly.com/companies/pol/projects#meetup

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