技術で挑戦する道を選び、新卒でPolaris.AIへ(メンバーインタビュー 【1/2】) | Polaris.AI株式会社
2025年4月にAIエンジニアとして入社された佐藤昂也さんに、インタビューを実施。学生インターンから本格的にジョインするに至った背景や、スタートアップを選んだ理由、入社後の率直な感想について伺い...
https://www.wantedly.com/companies/polaris_ai/post_articles/982967
Polaris.AIで活躍する新卒エンジニア・佐藤さんへインタビューを実施。今回は、現在取り組んでいる業務内容や、キャリアビジョン、そして一緒に働きたい人のイメージについて伺いました。
前回の記事はこちら ▼
佐藤 昂也 / Koya Sato
Polaris.AI株式会社 AIエンジニア
東京大学工学部卒 / 筑波大学大学院システム情報工学研究群 修士課程を修了。学部では海流発電装置の制御シミュレーション、大学院では画像再構成分野における最適化アルゴリズムの研究に従事。入社以前より、Polaris.AIで複数の大手企業向けAIプロジェクトに参画し、2025年4月より本格的にジョイン
プロフィール
成長を加速させるための意識
広げたい挑戦領域と強いチームづくり
受託開発から自社プロダクトへ
キャリアビジョンと求める仲間像
エンジニア採用強化中
今取り組んでいるお仕事について教えてください。
LLM活用に関する基礎研究(技術検討)をメインでやっています。
テーマが二つあり、一つは動画や音声を合わせたマルチモーダルな情報を使用して、業務に活用できるようにするための基礎的な検討です。
もう一つがLLMOpsに関するもので、RAGやチャットアプリのような複数のLLMを用いたアプリケーションを一つのプラットフォーム上で管理し、使用しているモデルやプロンプトやログ等を統一的に扱えるようにするというものです。
それにより各アプリケーション担当者の間で情報共有をスムーズに行えるようにし、運用面だけでなく開発も効率化させることを目指しています。
また、最近では、Physical AI(ロボット領域)、マーケティングのために店頭画像分析へVLMを活用、などの興味深いプロジェクトにも関わらせて頂いています。
Polaris.AIで働くうえで、大切にしている姿勢は何でしょうか。
これまでPolaris.AIの地盤を固め成長させてきた創業メンバーに加えて新しくPolaris.AIに入った自分は、これから更に成長を加速させていくことが役目だと思っています。
そのために、仕事上、コンサル・セールス・エンジニアなどの職種が分かれていますが、他の人が今どういうことをしていて、それが会社の成長に向かってどうつながっていくのかを意識し、会社の目標(Goal)に向かっていくために自分が今エンジニアとしてできることは何なのか、を常に考えることが大事なのではないかと思っています。 また、そういった中でやるべきことはたくさん出てきますが、人間に使える時間は限られているので、「何をやらないのか」を決めて、他の方(メンバー・副業の方含め)にお願いできるものはお任せしてしまうなどの形で適切なマネジメントをしていくことも非常に重要だと実感しつつあります。
Polaris.AIのカルチャーをどのように感じていますか。
よくPolarisの者が言及する「良い人」カルチャーはやはりあるかなと思います。
実際、自分が入社を決めたきっかけとして皆さんの人柄という部分がとても大きかったです。
スタートアップという性質上皆が互いにリスペクトしつつも、気兼ねなく意見を言い合って、いい意味で遠慮しない関係性や雰囲気ができているという部分は非常にすばらしいカルチャーだと思います。自分もそういった環境を作る一員になれたらと思っています。
今後、Polaris.AIで挑戦してみたいことはありますか。
まずは一人前の戦力になれるよう、足りない部分を補っていくということに力をいれるとは思いますが、将来的には、これまで培ってきた技術・これから身につけていく技術を生かして受託できるプロジェクトの幅を広げていくことが出来たらいいなと思っています。
例えば、仕事の面ではインフラだったり開発の基礎となる技術分野の強化をした上で、互いに関連のある面白い分野であり、今後も様々な社会応用が期待される強化学習・最適化問題・ロボティクス領域での自身の学びを深めつつ、社会実装へ向けたプロジェクトへも活かしていきたいです。
ただ、自分としてはどこを専門的に深めていくかはまだ検討段階で、この一年くらいでいろいろ考えて、各メンバーとの役割分担も考えながら、自分の深めていく領域を決めて行けたらいいなと思っています。
技術は深めれば深めるほどどこまでも特化して学んで身に付けることが出来ます。
技術のみの観点から見れば、ある領域に特化して強い人は重要で、そういった領域を持った人が集まって合わさることで、お互いに聞きあったり補い合ったりすることができるような強いチームになっていくのでしょう。
一方で、技術以外観点からは、別の力も培う必要があると感じています。セールスやコンサルの型はお客さんと関わる場面が多く相手の意図を汲んで考える側面が多い。その力は、技術的な観点での検証が必要な場面でも重要になると思っています。
相手がどういうことをしたくて、どういう意図をもって質問してきているのかということをわかっていると、自分としても必要な部分をあらかじめ検証しておいたり、クライアントの意図に沿った技術的なサポートができるのかなと思っています。それ故、セールスやコンサルのメンバーからは、相手の意図を汲む力やそれに必要なコミュニケーション力を学びたいです。
会社として、今後達成したいことはありますか。
今は受託開発がメインですが、自社プロダクトの開発ができたらと思っています。
会社としてもこれまで培ってきた技術・ニーズへの知見もあると思うので、それを活かしてスケール可能な自社サービスのようなものを作りたいです。会社全体としてみんなで意見を出しながら作れたらいいなと思っています。
受託開発と自社開発はやることが全然違うわけではないですが、BtoBだとクライアント様の持っている課題を解決する部分がメインになるので、一般ユーザーに向けたサービスを開発するのは事業の性質上だいぶ異なるのでかなり大変ではあるでしょう。
ですが、RAGの開発を始め、Polarisとしてもこれまで培ってきた技術も多くあるので、それをクライアント特化ではなく、より汎用的なtoBのサービスに展開するということは可能性としてあると思っています。
ご自身のキャリアビジョンを教えてください。
正直、明確なキャリアビジョンはまだあまり描けてはいないものの、フルスタックなエンジニアとして様々な技術に精通しておきたい、とはずっと思っています。
(生意気を言うようですが)自分の理想に近づいていくために、いまできることを一つずつこなしていってできることを増やしていけば自ずとキャリアのあり方も見えてくるかなと思っています。
これからPolaris.AIでどんな人と働いてみたいですか
一番は技術に対して高い興味、関心を持っていてお互いに刺激し合える人と働いてみたいです。
Polaris.AIはいままさに成長期で、いろいろなクライアント様がいて、様々なタイプのプロジェクトがあるので、自分の興味ベースで仕事に取り掛かれると思っています。
興味があったら積極的にアピールしたり、自ら手をあげることで自分のやりたいことに挑戦できる環境です。そういった部分で頑張れる人には向いている会社だと思います。
最後に、Polaris.AIに興味を持っていただいた方へメッセージをお願いします!
最近の生成AIの流れの中で、新しいことに挑戦したいと思う人は少なからずいると思います。
生成AIに限らず、様々な技術(テクノロジー)に興味を持って、それを使ってどういったことができるのかを考えるのが好きな方には、ぜひ入ってほしいです!
現在、採用活動を強化しています。Polaris.AIの核となる開発を担うAIエンジニア / ソフトウェアエンジニア、およびPolaris.AIの成長を支えるプリセールス / リサーチャー / PM職など、さまざまなポジションを募集しております。
優秀なメンバーと共に、幅広い技術・テーマでAI活用・開発支援を行っております。ご興味を持たれた方や、まずは話を聞いてみたいという方は、お気軽にご連絡ください。