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【PostCoffee社員インタビュー】美味しいコーヒーをまだ知らない人たちにスペシャルティコーヒーを届けたい

コーヒーのサブスク「PostCoffee」を運営するPOST COFFEE株式会社には、スペシャルティコーヒーを広めるべく奮闘するコーヒー好きなメンバーが続々とジョインしています。このシリーズでは、PostCoffeeの中の人はどんな人なのか、ご紹介していきます!

今回は、2021年11月に入社した焙煎士の三好涼太さんの登場です。前職ではPostCoffeeのパートナーロースターである熊本のコーヒーショップ「AND COFFEE ROASTERS」で焙煎士として活躍されていました。そんな三好さんのコーヒーライフとは、そしてPostCoffeeへの入社を決めたわけとは?

三好涼太

1995年生まれ。埼玉県川越市出身。
学生時代より自身でコーヒースタンドを開く。その後、大学卒業と共に熊本へと移住し、「AND COFFEE ROASTERS」にて焙煎・店舗運営を経験。地方のマイクロロースターで感じた課題や今後のコーヒーシーンの可能性を探るべく、2021年11月よりPostCoffeeにジョイン。

Q:コーヒーを好きになったきっかけを教えてください。

大学生のときに何気なく始めたスターバックスのアルバイトがきっかけでコーヒーに興味を持つようになりました。スターバックスのアルバイトを始める前は、カフェなどにもあまり行かなかったのですが、色々なコーヒー屋さんを巡るようになりました。

当時、ちょうどONIBUS COFFEE、FUGLEN、NOZY COFFEEなどができ始めて、雑誌などでもコーヒーの情報が増え、そういったコーヒーが流行り始めていたんですよね。味ももちろんですが、どのお店もカルチャーとしてかっこよくて、通っていました。そのうち、スターバックスでのアルバイトのおかげでうっすらとコーヒーの知識を持っていたからこそ、「浅煎りって何?」「シングルオリジンって何?」と、知らなかったコーヒーの味わいが刺さり、どんどんとコーヒーの世界に引き込まれていきました。

あとは、大学に入ってから、今までやっていた野球を辞めたのもあって、ちょうど趣味がない時にコーヒーに出会ったので、タイミングもあるかもしれませんね。

Q:PostCoffeeの入社前にも焙煎士として活動されていますが、どんな風に焙煎を始めたのでしょうか。

1番最初は、家のコンロで焙煎を始めました。「手網焙煎」という方法があって、名前の通り、生豆を焙煎用の手網にセットして焼くんですよね。自分のためだけに、通販サイトやなんかで生豆を買って焙煎をしていました。その後、「344 COFFEE」という屋号で、地元で焼き鳥屋を間借りしてコーヒースタンドをやったりもしていました。

Q:その後、PostCoffeeへの入社前はどんなお仕事をされていましたか。
AND COFFEE ROASTERSという熊本のロースターに入社し、焙煎士・バリスタとして勤務しました。地元は埼玉なのですが、とにかく焙煎がしたくて熊本まで行きました。

学生時代に間借りコーヒースタンドをやっていた時は、就活せずに、卒業間近で進路に悩みながらも焙煎できるコーヒー屋さんに勤めたいなと思って探していました。そんななかで、地元埼玉の川越で初めてのコーヒーフェスティバルが開かれたんです。主催者の方が知り合いだったのもあり、全国から集まった有名店に紛れて僕も出店させてもらいました。コーヒー業界ではすごく人気で、僕も個人的に注目していたコーヒーショップが集まっていて、これはすごい!と思いました。それで、せっかくならこのフェスに来ているところから働き口を見つけたいと考えました。僕が勤めていたAND COFFEE ROASTERSもこの中のひとつで、Instagramを追いかけているとバリスタ・焙煎士の募集が出ていたんです。すぐにメールで連絡をしました。「今回の募集は熊本なのですが大丈夫ですか?引っ越し可能ですか?」と半ば驚かれながらも、熊本で働き始めました(笑)。

Q:PostCoffeeへの入社を決めたきっかけを教えてください。

PostCoffeeの存在自体はもともと知っていました。ベータ版の頃から知っていて、インスタをフォローしたり、ローンチパーティーの際にも気になって情報は追いかけていました。

2021年から前職でロースターパートナーとして携わり、それまで少し遠い存在に感じていたPostCoffeeが一気に近くなり、より気になる存在になりました。

僕自身も、そろそろ熊本を離れようかなと思っていたのですが、関東に戻ったとしても今までとは違うアプローチでコーヒーに関わりたいなと思っていました。最初はバリスタや焙煎士ってかっこいいなと思って始めた仕事でしたが、働いているうちに少しずつ考え方が変わっていきました。僕が思っていた以上にスペシャルティコーヒーが広まっていないことに気づいたんですよね。コーヒー屋さんで働いてみたからこそ、もっと美味しいコーヒーを流通させたいという気持ちが強くなりました。そう考えた時にPostCoffeeの取り組んでいることは自分のやりたいことにもぴったりだったんです。

Q:現在のお仕事のやりがいと、大変なところを教えてください。

今は、焙煎をメインに、コーヒーのラインナップを決めたり、事務も含めてコーヒー周りの業務全般、配送関連の仕事などを担当しています。

今まで自分がロースターパートナーとして関わっていたこともあり、パートナーさんの存在は大きなやりがいです。これまでのコーヒーシーンを作り上げてきたコーヒーショップの方達と一緒になってスペシャルティコーヒーを広めていけることに、とてもワクワクします。

それに、コーヒーのセレクトも比較的自由にやらせていただいているので、どんどん面白いことができる環境だなと感じています。今までお世話になってきたコーヒーの栽培に携わっている方達の豆をPostCoffeeというフィルターを通してより多くの人に届けることができる。来年もこの農園から生豆を買えるように頑張ろう!とモチベーションにもなりますね。

大変なところとしては、これまで僕のいた環境はかなりのコーヒー好きばかりの環境だったので、そことのギャップは少しあると思います。社内のメンバーやお客さんも含め、コーヒー初心者さんから玄人まで、幅広い人がいるので、ユーザー目線でコーヒーの魅力を伝える工夫が必要だなと感じています。

Q:PostCoffeeへの入社前後でギャップはありましたか。

入社前は、すでにシステムが構築されていてスマートに仕事をこなしている会社というイメージでした。しかし、入社してみると結構泥臭く、地に足をつけてコーヒーに向き合っている会社だということが分かり、びっくりしました。まだまだ成長過程で、これから作られていくんだなと。地道にコツコツと作り上げていく感じは、マイクロロースターのコーヒーショップとも似ていて面白いです。

Q:最後に、今後の目標を教えてください。

シンプルに、もっと多くの人にスペシャルティコーヒーをお届けすることです。ユーザー数を増やして、より多くの人にスペシャルティコーヒーを楽しんでもらうために僕たちに何ができるのか考えつつ、取り組んでいきたいです。そして、最終的にはコーヒーシーン・業界を盛り上げていく存在になりたいです。

(取材・執筆:白鳥菜都 / 撮影:下村領)

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