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海外で働きたいシステムエンジニアがベトナムを選ぶ理由は…美味しいビール?

はじめまして。プロトソリューション ソリューション開発部オフショアの緒方です。

2021年11月時点では東京でWebアプリケーションの保守運用を担当しています。来年頭にはベトナム ハノイに拠点を移し、オフショア開発をドンドン盛り上げていく予定です!

今回は私のストーリーをご紹介いたします。Wantedlyプロフィールはこちら

入社までの略歴

大学時代
地元福岡で理工学部情報学科に4年間。特にITに興味があったわけではなく、理系で看護系以外で手に職付けやすそうな職種、という理由で選びました。大学に片道2時間かけて通っていたので、なるべく通わなくてよくなるように1,2年で取れるだけの単位を取って、3,4年はほとんどバイトと趣味の英会話と飲み歩きに注ぎ込む生活を送っていました。

新卒でIT企業に就職
総合職で5年か技術職に5年でどっちがいいか考えた結果、専攻と同じIT企業を選びました。当時福岡にはITの職があまりなかったので、横浜の中堅SIerに就職を決め上京。6年間航空系の業務システムやユーザー向けアプリの開発・保守運用を担当し、システム開発を一通り経験しました。その会社で海外事業部が発足したときに、語学と海外で働くことに元々興味があったので、手を挙げてベトナム支社設立に向けて第一陣として1人で3か月、ハノイに滞在していました。ただ海外事業推進は会社として撤退の方向に舵を切ったので、退職を決意。3か月滞在したハノイでもう1度働きたいなと仕事を探し、ハノイでオフショア開発を行っているプロトソリューションに出会いました。

なぜ海外?なぜベトナム?

今やっていることの話をしても淡々としたストーリーになってしまいそうなので、なぜ私が海外で働きたいのか。なぜベトナムを選んだのかの話をしたいと思います。


海外で働きたい!と思った一番最初は正直覚えていないです。なんとなく小さい頃から海外に憧れがあり、海外で働いてみたいなーと思っていました。ただ漠然とした憧れだったので、高校までは英語の授業は大嫌いでしたし、海外旅行も小学校2年生の時に家族と行ったタイくらいでした。


憧れが明確な目標になったのは大学2年生の終わりごろ。
ある日ふと「あ、英語話せるようになりたい」と思い立ち、英会話教室の体験レッスンに申し込み、そのままその英会話教室に通い始めました。その英会話教室は大学生がほとんどおらず、そこで知り合った人たちはほぼ社会人の年上ばかり。わざわざお金を払って仕事終わりに英語の勉強をする特異な人たちばかりで、語学を武器に仕事をしたり、世界を飛び回っている人も多くいました。まだまだヘラヘラしている学生だったので、そんな大人たちの姿はすごくかっこよかったし、自分もこんな大人になりたい!と強く思ったことが海外で働きたいと思った理由です。ただ、あまりに英語ができる人たちが周りにたくさんいたので、英語だけで食べていくのは無理だなと悟り、まずは技術を身につけようとITを選択しました。


蓋を開けてみると、ITでも英語を使って仕事をするチャンスはたくさんあったので、そのチャンスに乗じているうちにベトナムに行くことになります。なので、なぜベトナム?の答えは正直に言うと「たまたま」です。前職で行ったのがインドだったら、私は今インドにいたかもしれません。


最初にベトナムに行った3か月は、正直めちゃくちゃしんどかったです。現地に友達もいなかったですし、前職で第一陣として1人で滞在だったので完全にゼロからのスタートでした。英語も通じないし、なぜかめちゃくちゃベトナム人と間違われてベトナム語で話かけられるし、ベトナム語がまったくわからないので自分に話しかけられてると気付かず無視しちゃったみたいになるしで落ち込むことが多かったです。
それでも転職してまでまたベトナムに行きたい、と思う理由は3つあります。

1つ目はベトナム人の人柄です。
もちろん人それぞれではありますが、少なくとも私が出会ったベトナム人はみんな優しくて人懐っこくて勉強熱心な人ばかりでした。特に衝撃的だったのは、勉強熱心さです。仕事終わりに勉強会を開いて日本語の勉強をしたり、丸っと1日時間を取ってIT技術に関する講座を受講したり、更には日曜日に会社に行って勉強会をしていたり、とにかく仕事に有利になる勉強はほとんどの人がしていたと思います。日本ではなかなか見ない光景だったので、すごく印象的でしたしこの国はドンドン伸びるんだろうなと感心すると同時に危機感を覚えました。

2つ目はベトナム人の働き方です。
ベトナムでは多くの人が朝早くから出社し、みんなで朝ご飯を食べてから仕事を始めていました。(朝が苦手すぎて1回も参加できなかった…)また、勉強会がない夕方は定時になるとみんなサッと帰宅(またはみんなでウイイレ)、家族に何かあるとすぐに会社を休み家族と過ごす。だけど仕事は真面目にこなし、こちらの要望には真摯に答えてくれる。そんな働き方です。日本で仕事ばっかりしていた私にとっては結構衝撃的で、この国で働いてライフワークバランスを見つめ直したいなと再度ベトナムに行くことを決意しました。


最後はおまけですが、ベトナムはとにかくご飯が美味しいです。私のオススメベトナム料理はハノイ名物、ブンチャー。焼いた豚肉が入った甘じょっぱいつけ汁にブンと言う米粉から作られた麺をつけて食べます。ベトナムに行ったら是非食べて欲しい一品です。あとはビールが安い!!!(こっちがメイン)
暑い日にたくさん氷の入ったグラスに注いで飲むビールは本当に最高です。大きな湖が見えるお店で湖を眺めながら飲むビールが私の今までの人生で一番美味しいビールでした。笑

今後やりたいこと

私がオフショア開発を選んだのは、海外で働きたいと言う目標があるからだけでなく、なにより「海外だから、外国人だから」という理由だけでなんとなく感じる壁を取っ払う手助けをしたい、と思っているからです。せっかく勉強熱心で真面目で優しいベトナム人と仕事が出来ても、やっぱりどうしてもどこかで「外国人だしな。言葉がな。」と心に壁を作ってしまいプロジェクトが上手くいかなくなることはオフショア開発でよくある話だと思います。でも相手をよく知る前に壁を作ってしまうのは本当にもったいないです。私の部署はこれからオフショアの開発メンバーを50人100人と増やしていこう、と計画してしまいます。その目標を達成するためにも日本の拠点にいるメンバーたちがベトナムの開発者たちと仲良くなれるように、潤滑油のような役割を担っていきたいです。

最後に

長々と書いてしまいましたが、プロトソリューションに入りポジティブに積極的にコミュニケーションを取ってくれる人がすごく多くて、この会社でなら私がやりたいオフショア開発がやれるかもしれない…!と忙しい日々を送りつつもワクワクしながら毎日仕事をしています。


ぜひ一緒に楽しいオフショア開発広げて行きましょう!ハノイで待ってます!(その前に待ってろハノイ…!)

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