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私の電話対応を変えてくれた一言

Photo by Quino Al on Unsplash

入社して数年間は部署の外線に電話がかかってくると、こんな受け答えをしていました。

「お電話ありがとうございます。プルデンシャル生命保険、●●チームです」

  「お疲れ様です。○○支社の××です。」

「お疲れ様です。」

  「△△のことについて、確認したいのですが・・・」

そんなある日、当時支社長だったTさんから電話がかかってきました。いつものように受け答えすると、Tさんは「本社の人って、名乗ってくれないよね」と呟くように言いました。

私自身、気になってはいたものの、どのタイミングで名乗るべきか分からずにずっと前述のようなやり取りを続けていたのです。Tさんの言葉には何の言い訳もできず、深く反省しました。

それ以降、「同じ人から3回かかってきたら、名前をフルネームで電話帳に登録する」というマイルールをかかげました。3回目だと判断できるくらい短期間で頻繁に電話がかかってくるということは、この先もまたかかってくる可能性が高いのです。電話帳に登録すれば、外線であっても着信時に相手の名前が表示されるようになります。

その直後、Tさんからの着信に「Tさん、お疲れ様です。●●です。」と応答すると、「え、なんでわかったの!!??」と気のせいかTさんの声が少し嬉しそうでした。

『もっとも優しい言葉は その人の名を呼ぶことである』(明淳寺 掲示板より)

名前を呼ぶことは相手への愛。名前を名乗ることはマナー。そう感じたのでした。

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