1
/
5

何にあなたは怒っているのか?

こんにちは。株式会社ピグマ、代表兼すごい会議コーチの太田智文です。

先日、すごい会議のカードゲームを開発している際に、「アンガーマネージメント」というものがあるということを開発者からお聞きした。

「日本アンガーマネージメント協会」 https://www.angermanagement.co.jp/

そこで、改めて「怒り」というのはマネージメントするものだという認識を持った。

先日、ウェブで、とある経営者とミーティングをする中で

営業部門のメンバーが営業の会議に参加したがらないという話を聞いた。

「なんでですか?」

とお聞きしたところ

「私(社長) に怒られるから」

とのこと。 ( 認識できてるのが素晴らしい! )

で、お聞きしたのは

「社長が怒ったことで、期待は手に入ってますか?」

で、回答は

「入りません」 

(これも、認識できてるのが素晴らしい! )

そこで話したのが、何に怒ってるのかがゴチャゴチャになってませんか、という話。

数字が達成しなかったことを怒ってるのか

そのプロセスで、決めた計画をやりきらなかったことを怒ってるのか

やる気がないような行動が散見して怒ってるのか

約束を守らなくて怒ってるのか

何に怒ってるのか、怒ってる本人も、怒られてる本人もわかってますか? と。

怒ってる内容が、その人の大切にしてることの現れだと人は解釈する。

だとすると

もし、数字が達成しなくて毎回怒ってるのであれば

スタッフは「社長は、数字が達成しないと怒るんだ」と解釈するし、

もし、決めた計画をやりきらなかったことを毎回怒ってるのであれば

スタッフは「社長は、決めた計画をやりきらないと怒るんだ」と解釈する。

いくら普段の会議で、理念や行動指針を唱和しても、

実際の現場で怒られるポイントの方が、相手に伝わってておかしくない。

対策としては

怒る社長に、「怒らないで」というのは、ストレスを溜める。

ですので、

怒る際に「何を怒ってるのか?」を合わせて相手に伝えると

効果的という話をした。

怒ることで得られるメリットは、ほぼない。

とすると、変えられるのは、あなたのコミュニケーションから。

一度、深呼吸して、

「何を怒ってるのか?」

を自分で認識して(認識できれば、怒りという感情を扱えるようになります)

会話を始めてみては?

少なくとも、会議が終わった時に

「あぁ、この会議に参加して得られるものがあった!」

と思ってもらえる会議にするのは、あなた次第。

株式会社ピグマでは一緒に働く仲間を募集しています
同じタグの記事
今週のランキング