【Quipperブログ】Business Trip for Global Team

こんにちは。Quipper採用担当の鈴木です。今回の記事は、@chaspyによるBusiness Trip for Global Teamです!是非、ご覧ください!


            ビーチで"何もしない"を1日半することでリラックスできました

Boracay のビーチからこんにちは。SRE の @chaspy です。

今回、Business Trip で Indonesia と Philippines に行ってきたのでその話をします。

なんのために行ったのか

Developer との関係性強化のためです。

背景を説明すると、現在 StudySapuri 小中高大 および Global に展開している Quipper の SRE は6人全員東京オフィスにいます。一方で、海外拠点である Indonesia には20人、と Philippines には12人の Developer がいます。*1言い換えると、現地には SRE が1人もいません。

普段のコミュニケーションは Slack または GitHub Issue によるものがほとんどで、たまに Hangout 等で電話会議を行うのみです。

しかし、言うまでもなく、SRE は Developer が使う Platform を開発したり、信頼性のために様々なプロセスやワークフローを提供します。万が一障害が発生したときは対応を SRE が行います。Developer と SRE は普段の仕事の大部分が密接に関係しており、文字だけのコミュニケーションだけよりは顔を知った状態で、ひとを知った状態でコミュニケーションを行なったほうがいいのは感覚的に理解できます。

私は昨年 Philippines に Free Location 制度*2で行ったものの、Indonesia には行ったことがありませんでした。また、Philippines にいったのも1年前で時間が経っており、新しいメンバーも増えていることから、とてもいいチャンスでした。

SRE Missions for 2020

さて、以前は4名だった SRE チームも10月に強力な仲間が2名(!)加入し、6人になったことで規模も少し大きくなりました。このタイミングで、チーム自体は6人のままですが、それぞれメインにフォーカスする Product を決めることになりました。そこで私と @rbmrclo が Global の Quipper という Product をメインとして担当することになりました。今回の Business Trip も そんな背景があり @rbmrclo が Proposal を書いてくれたことで実現しました。

そのようにチームが少しずつ大きくなり、同じように StudySapuri / Quipper の両方の規模・組織も成長している中、2020年の Quipper SRE Team のテーマは「Self-Contained / 自己完結化」です。

開発チームの自己完結化を促すことで、各チームがより包括的・主体的・効率的に開発を進められるようにする

より具体的に言うと、Production Readiness Check を利用して新しいサービスリリースの準備を開発チーム自身で行えることや、Infrastructure Management(Terraform)の Developer への委譲、SLI/SLO の策定とレビューサイクルを開発チーム自身に回してもらうことなどがあげられます。これらは(特に SLI/SLO は)Site Reliability Engineering のプラクティスを開発チームへの委譲すること意味します。

今回の Business Trip ではあらためて Site Reliability Engineering のコンセプトを説明しつつ、我々がどう変わっていこうとしていくのか、そして上記の施策の概要を説明しました。また、必要に応じてトピックごとに別のセッションを用意して、より詳細を話しました。

加えて、@rbmrclo の提案で GoogleMission Control System を Global Team ではじめようとしており、その説明と実現性に関するインタビューも行われました。Developer がある期間 SRE Team に移行して、SRE のプラクティスを開発チームに持ち帰ってもらうのもまた、Site Reliability Engineering のプラクティスの伝搬に大きく役立つでしょう。

Global Product Team の現状と課題

今回の出張では現地の Developer とだけではなく、営業やカントリーマネージャとも会話し、現場の肌感を持ち帰ることができました。これもまた出張してよかったと思える点の1つです。

Indonesia

Indonesia は BtoC が中心で、Quipper Video をユーザーに見てもらい、学習成果をあげてもらうことを目指しています。また、Masterclass という、伴走型のコーチングサービスや、Quipper Campus という入試情報を提供するサービスも存在します。

これらの Product は順調にユーザ数を伸ばしていますが、競合も多いと聞きます。しかし、同時に可能性も大きく、先日数千人規模のオンライン模試を実施しました。そのようなポテンシャルを持つ市場に、SRE としては耐えられる・柔軟なインフラを構築していくことが求められます。予測できる負荷に対しては、サービスダウンが起きないように、Issue Temaplate を通じてコミュニケーションを密に取るように心がけています。また、次の Quarter では人間による Scheduled Scaling だけでなく、Pod Level での Autoscaling*3も優先度をあげて取り組もうと思っています。

Philippines

Philippines は BtoB が中心で、学校での学習に Quipper School を利用してもらっています。

直近では通常の宿題だけではなく、定期試験にも使われており、その重要性はますます増しています。それはそのまま Site Reliability Engineering の重要性が増していることを意味しています。たくさんのひとの「当たり前」になっていくということは、それだけ要求もシビアになります。

SRE として、これまで以上に、信頼性を損ねないよう Product Team と協力して行こうと思います。

Service Level Objectives / サービス信頼性目標

Indonesia, Philippines, Mexico, そして Japan すべての国にとってサービスの信頼性は非常に重要です。

Site Reliability Engineering は 信頼性をコントロールする手段です。100% 落ちないインフラを実現するものではなく、信頼性は機能 / Reliability Is the Most Important Feature という考えのもと、ユーザに価値を届けるために、機能開発の Reliability と Agility の両方のバランスを取り、Fact Based で意思決定をしていく、それを実現するためのツールが Service Level Objectives です。

現在 Quipper では全 Product Team にこのツールを導入し、試行錯誤している最中です。これも前述した 開発チームの自己完結化
を目指すために取り組んでいます。

この試行錯誤の過程を SRE NEXT で発表予定です。チケットをお持ちの方はぜひ Room C 15:00~15:20 にお越しください。待ってます!

対面コミュニケーションの重要性

この出張で Indonesia / Philippines のメンバーに暖かく迎えてもらえました。

やはり直接話してはじめてわかること、気づくことはたくさんあります。こういうものは、やってみないと気づけない類のもので、「本当に必要か?」を定量的に表すのは難しいでしょう。それでも普段同じオフィスの仲間とランチにいくと思わぬ解決策が浮かぶように、ふらっと席まで雑談しにいったら急に問題が解決するように、「必要なこと」を「必要なだけ」やっていては気づけないことが現場に行くとたくさんあることがわかります。

僕自身、日本人で東京オフィスにいることもあって、入社してまもない頃は日本以外のメンバー、Product のことを今ほど解像度高く考えられていなかったように思います。また、Global にフォーカスしていくんだ、となってから見えてきた問題もたくさんあります。

現地のメンバーと直接話す中で、Global の SRE への期待値を聞いてみました。彼ら彼女らがこのたった1つの質問に一生懸命言葉を選んでくれて、良いフィードバックをくれたり、よりよくしていけるために必要なことを提案してくれたりして、自分たちがやってきた方向性が間違っていないかの確認もできたことも、出張に行ってよかったことの1つです。

SRE - Product すべての信頼性のスペシャリスト - だからこそ、今後も(リモートだとしても)もっと密にコミュニケーションをとり、また必要に応じて現地に行きたいと強く思えた出張でした。


   Indonesia Team との Dinner で「俺たち全員 SRE だ!写真とるぞ!」といって撮った1枚

おわりに

Quipper では世界の果てまで学びを届けたい仲間を募集しています。


*1:Mexico には現在 Developer はいない

*2:弊社エンジニアが、年間最長3か月間、好きな拠点で働くことができる制度です。必要な費用は自費ですが、出張のついでに長期滞在ができます。拠点は現在ロンドン、マニラ、ジャカルタ、メキシコシティ、東京にあります。

*3:HPA / Horizontal Pod Autoscaler

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