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RCFが次に新しい社会課題、地域、人に出会う時。そこに僕の役割もある。森喬 (RCFの社会事業コーディネーターインタビュー)

被災経験から「社会」につながる仕事がしたくて、医薬品物流、そしてRCFへ

東日本大震災が発生した2011年。当時、僕は仙台の大学生でした。仙台での被災経験や、岩手県出身ということもあって、就職活動では自然と「社会」につながる仕事を志向していました

工学部だったので、周囲の多くがエンジニアの道を選ぶなか、僕は医薬品専門の商社の役員面接で、新規事業を数多く手がけたというバリバリの常務執行役員(当時)と出会い、こういう仕事もあるのか、と強い興味を感じました。「医療」という社会性高い分野ということもあって、その会社に新卒で入社しました。

前職では約3年間、ロジスティクスの企画に携わっていました。どこに物流センターをつくるか。どういう運用をしていくか。どうすれば利益率が高まる運用になるか、どう人を配置するか。その結果どうなったか。・・・といった、方針作成や在庫予測、物流業務企画に関する経験を、ひと通りさせていただきました。

最近もヤマト運輸による総量規制などが話題になっているように、物流は「人手不足」に非常に苦しんでいる業界。「若い優秀な人材」はどこも喉から手が出るほど欲しい。だから、どうすれば担い手を確保できるのか。どうやったら人の数に依存しない仕掛けにできるか、最小限のマンパワーで、いかに成果を出せる人材配置を進めれば良いのか。

前職でそういった課題と常に向き合ってきたからか、RCFで今まさに取り組んでいる、福島復興最前線の厳しい環境下における求人支援業務でも、すごく既視感があるし、仕事に生きている部分もあるように感じます。

転職を考えるようになったのは、入社後3年ほどたってからです。

僕が関わった仕事の「インパクト」って、社会に対していったいどれだけの影響があったんだろう?いろんな方針を作って提案しても、ひたすら社内決裁を取るための資料を作り続けても、そして無事決裁を取ったとしても、会社の中で完結していて、「社会」にどうつながっているんだろう?つながっていない。と、ふと気づいてしまったんです。

また、医薬業界はもちろん「社会性」が高い業界ですが、一方で閉鎖的な側面もあり、この業界の中でキャリアを積み続けることに疑問を感じたという点も事実です。

RCFでは面接で、担当者が「RCFはベンチャーです。個人と一緒に、組織もこれからどんどん成長していきます」と話してくれて、強い魅力を感じました。仕事として東北復興に関われるということが社名から明確だったこともあり(当時は「RCF復興支援チーム」)、2015年、RCFに参画を決めました。

「調整は社内1割、社外9割」コーディネーターとしてやり遂げた達成感は忘れられない

RCFでは「普通に企業で仕事をしていたら、まず『ありえない』人達と接する機会」にいきなり数多く恵まれています(笑)。先駆的な社会起業家、大企業のハイスペックな方、エグゼクティブ層、地方で事業を営まれている社長など。

前職では、社内の偉い人と会うことはたまにありましたが、「社外」の方と、それも膝詰めで話すような機会は、ほとんど無かったですから。

ですから仕事内容も、社外を相手にする局面が圧倒的に多いです。前職では社内調整が9割だったのが、今は社内はせいぜい1割、残り9割は社外との議論や交渉。もちろん、とても難しいことも多いですが、おもしろいです。

昨年担当したのは、ある大きなクライアント同士の契約締結を交渉する仕事でした。仮説をつくり、ビジョンをつくり、クライアントととことんやりあい、契約の合意が取れ、プレスリリースを出し、イベントをやり遂げることができました。

もちろん前職でも、いろいろな仕事はさせてもらったのですが、RCFでは社外との交渉が9割ですから、難易度が段違いでした。自分の中ではずっとトップギアに入れながら、持てる力やスキルを全てぶつけて取り組み続けた結果、完遂できたので、喜びは特別でしたね。

僕はいま20代。周囲の同年代もエンジニア等として活躍していますが、やっぱり年齢的には歯車の一角、という人たちが多いなかで、僕はこの環境の中で、すごく特別な経験をさせてもらっているなあ、とよく感じます。

一流のコーディネーターは、「相手に言わせる」と「自分が言う」の緩急が上手い

コーディネーターとして「一流だな」と思う人は、決まったタスクやプロジェクトの計画はしっかり回しつつ、的確に方向修正ができる人だと思います。回せるのは正直、当然。でも言うべきことを言って、一流の方向修正ができる人は本当にすごい。

今まで一緒に仕事をしているマネージャーの皆さんは、それぞれの性格やキャラクターによって、方法や接し方は違えど、きっちり言うべきことを言い、方向修正ができる人たちだな、といつも感心しています。

たとえば、あるマネージャーは「エビデンスで『外堀』を埋めて、当事者に『言わせる』」のが上手いタイプ(笑)。自分の口からは何も言わないんですが、ステークホルダーに肝心の一言を「言わせる」ことによって、有言実行、動かざるをえない状況をつくるという(笑)。

一方で別のマネージャーは「竹を割ったような、切れ味ある言葉」を的確なタイミングで放つことに長けているタイプ。でも何の根拠もなく言葉を振り回すのではなく、エビデンスをしっかり積み上げた上で放つから、ちゃんと納得感がある。

どちらのアプローチであっても、結果としてプロジェクトがしっかりと方向修正できていることが、すごいと思いますね。とても刺激を受けています。


僕の強みのひとつは、いろんな人を相手にすることが苦にならないところ。もちろん、面倒くさいなと思う人にも出会いますが(笑)、相手によって物怖じしたり、動揺したり臆したり、ということは少なく、いつも明るく接することができる人間だと思っています。

これからもRCFが新しい仕事や新しい社会課題、新しい地域に向き合うたびに、新しい人との出会いがある以上、きっと、僕の役割もそこにあるはず。楽しみです。

いつかは、事業を実際に企画して運営していく、ということに関わりたいなと思っています。まだ具体的なイメージはなく、商品企画でも経営でもなんでもいいし、その舞台がRCFの中なのか外なのかも、まだふんわりしているんですけど。

趣味のドライブでもそうなんですが、一直線の道よりも、山あり谷あり、ワインディングロードを攻めながら走る方が、工夫点がいっぱいあって、常に考え続けて居なくちゃいけなくて、それがすごく好きなんですよね。

そんな生き方を、今後も働きながら実現していけたら、嬉しいですね。

森 喬(もり たかし)

岩手県出身。(株)スズケンにて事業企画・ロジスティクス改革の企画・推進等を経験後、2015年RCF参画。Google「未来への学び」担当を経て、現在は「福島求人支援チーム」(*)の一員として福島県内等の事業者を巡る日々。趣味は「ミーハーで、自分でも把握しきれないほど浅く広く多趣味(笑)」。車、ドライブ、山登り、音楽、スポーツ観戦など。
*福島求人支援チームについて
http://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2016/0627.html


(本記事は2017年3月7日掲載時点での情報です)

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