実は、一時期某映画作品のSNS中の人をやっていたことがあります。

ツイッターでは、各企業のアカウントが個性を出して盛り上がっていることがありますよね。
タニタさんやシャープさん、キングジムさんなどなど。有名アカウントはありますが、一見楽しそうにつぶやいているだけに見える、その人たちのお役目とは一体なんなのでしょうか。

Twitter公式アカの「中の人」が運用の舞台裏を語る
（出典：PLAN-B）

WEB企画制作をしていると、クライアント企業様にSNS運用を提案することはよくあります。

その際に大切なのは、「運用の目的」

ここを明確にしておかないと、途中で頓挫したり、方向性がブレたり、決定が遅れるようなことが起こって来ます。

しかし、往往にして掲げられがちな目的が「フォロワー獲得」「認知向上」「バズり・宣伝・拡散」といったもの。

もう、みなさんご存知のとおり、こういった内容は「狙えば狙うほど、あたらない」のですよね。

ツイッターを主体にして書いてしまいますが、流行っているアカウントの方々は口々に「狙ったわけではない」と言うのですよね。ある程度狙ったバズもあるとは思いますが。

基本は中の人たちが自然に楽しんでいることで、アカウント自体の魅力を増していった結果だと思っています。

つまり、商品の販促や企業の知名度アップを狙うというよりも、アカウントの人が楽しそうな様子を発信することで、企業のイメージをじわじわと変えていくというのが、SNS運用の効果ではないかなと思うのです。

なので、これから提案するときには、「SNSで認知度アップ」ではなく、「SNSで親密度アップ」と伝えていきたいと思います。

遊ぶように働けるって、最高じゃないですかね。それで、見ているお客様に喜んでもらえるならば、まさにwin-win。
SNS運用の担当は、ぜひSNSが好きな方にお任せしたいですね。

ちなみに、私は大好きなので、ぜひ御社の中の人、お任せください（笑