Sony・外コン出身の女性コンサルタントが語る『各業界におけるIT系業務の詳細について』

Wantedly 2回目の投稿となる泉澤です。宜しくお願いします。

今回は、前回の投稿 『IT系の仕事にキャリアチェンジする方法』 に続き、

事業会社・ソフトウェア会社・コンサルティング会社を渡り歩いた私の経験から、

各業界におけるIT系業務の概要について、お話したいと思います。

これから就職活動を開始する学生の方々や、転職を検討している第二新卒の方、IT系業務へのキャリアチェンジに興味がある方々の参考になれば幸いです。

前回の投稿 『IT系の仕事にキャリアチェンジする方法』 はこちらをご参照ください。
https://www.wantedly.com/companies/regrit-p/post_articles/128536

まずは前回の復習から・・・

前回の投稿において、業界は大きく3つに分けられるというお話をしました。

① 事業会社

② コンサルティングファーム(総合系・戦略系など色々ありますが、ここではIT系に関与しているコンサルティング会社を想定しています。)

③ ITベンダー

図1:IT系に関与する業界の関係性を示した図
※背景がイエローになっているBOXが主にIT系に関与する業務

簡単に復習を済ませたところで、ここからは本題のIT系業務の概要についてのお話です。

①『事業会社』における業務

私の経験上、一般的な大手企業においては、社内の各種システム管理に関する業務を集約して管轄する組織が存在します。所謂”システム部門”と呼ばれる組織です。

部門の組織形態は会社毎に様々ですが、一例として、

・各種システム開発(Webアプリケーション、ERP*1、生産・販売・在庫管理、人事・会計システム等)から導入後の運用保守まで担う部門

・インフラストラクチャー(ネットワーク、サーバ関連等)に関する業務を担う部門

・各部門に共通して発生する業務を横串で管理する部門(システム開発を行う際に重要となる各種規定の策定や管理を行うガバナンス、社員より各種システムに関する問い合わせを受けるヘルプデスク、セキュリティソフトやPCなどの機器管理を行う資産管理等々。)

などに分けられます。

各部署への配属後は、異動が発生しない限り所属している部署の業務を主に担当します。そのため、配属先で特定の業務に従事するために、業務内容に応じて特化したスキルを身につける必要があります。

②『コンファルティングファーム』における業務

事業会社における各種プロジェクト(システム導入等)において、プロジェクトマネジメントサポートを主に受託しているケースが多いですが、コンサルティング会社によってはシステム設計・開発業務など、エンジニア系の業務を受託しているケースも見られます。

システム導入におけるプロジェクトマネジメントサポートについては、業務分析や要件定義など、プロジェクト初期のフェーズに特化して携わるケース、もしくは、要件定義>設計>開発>テスト>導入までの一連の作業が円滑に進むよう、プロジェクト全体の管理をサポートするケースなどがあります。

基本的にはプロジェクト毎の受託となるため、契約が満了となった際には次のプロジェクトへ移ります。受託する業務やプロジェクトにより、役割や業務内容が変わることも少なくないです。そのため、プロジェクトを移る際には、次のプロジェクトの状況を見据えて必要なスキルを短期間で身につける必要があります。

③『ITベンダー』における業務

ソフトウェア会社とSIerに大きく分けられます。ソフトウェア会社の場合、自社でプロダクトを持ち各企業へ販売・サービスを提供しています。プロダクトのみを提供するケースもあれば、エンジニアも併せて派遣するケースもみられます。プロダクトのみを提供する場合ですが、導入するクライアント企業において、該当のプロダクトに関する知識を持った要員がいない(もしくは少ない)場合、導入のサポートは、コンサルティング会社もしくはSIerに依頼するケースが多いです。(クライアント企業で該当のスキルを持った要員を育成して内製化を目指すケースもあります。)

前述において、コンサルティング会社でもエンジニア系の業務を受託していると述べましたが、一部業務においてはコンサルティング会社とSIerで受託する業務が似通っているケースがみられます。ただ、コンサルティング会社はプロジェクトマネジメントを中心に業務を受託している傾向があるのに対し、SIerはシステム開発における設計・開発・テストなどエンジニア系の業務を中心に受託している傾向にあります。

SIerにおいても、受託する業務やプロジェクトにより役割や業務内容が異なるため、都度必要なスキルを磨き続ける必要があります。

各業界におけるIT系業務の概要をお話したところで、弊社はコンサルティング会社ですので、『どのように “次のプロジェクトを見据えて、必要なスキルを短期間で身につける” か?』 という点について、参考までにもう少しお話したいと思います。

A) 外部研修の受講

来年度より新卒の採用を開始しますが、新卒の方々においては、入社してからの数ヶ月間、外部研修を受講頂き、IT系のスキルを中心に学んで頂く予定です。

必ずしもIT系のプロジェクトに参画するとは限りませんが、IT系のプロジェクト案件が少なくないこと、システム導入案件のプロジェクトマネジメントを担当する場合、プロジェクトの中身を理解するには、ある程度のIT系の知識が必要と判断していることに基づきます。

B) e-learningの活用

直近のプロジェクトを例に挙げると、RPA*2の導入のプロジェクトにおいては、プロジェクトに参画する前までに、基本的なスキルをe-Learningなどを通じて学び、実際の現場においては有識者がサポートしながらより高度なスキルを磨いていくという手法をとっています。

また、RPA以外にもスマートフォンからアクセスできるような各種e-learningのコンテンツなどを活用し、通勤時間などを活用し日々スキルを磨いています。

C) 勉強会の開催

度々FacebookやLinkedinなどでフィードに掲載していますが、弊社内の有識者が講師を務め、ロジカルシンキングやプロジェクトマネジメントなどの研修を定期的に実施しています。外部より講師を招いて、研修を開催することもあります。

またプロジェクトによっては、クライアントの業界のビジネスをよく理解しておく必要があったり、プロジェクトへの参画には特定の専門スキルが必要といったケースもみられますので、そのような場合には、有識者に個別に研修の依頼をして実施することもあります。

D) セミナーや展示会での情報収集

TECH PLAY*3やFacebook、また各種メールマガジンなどからセミナーや展示会、勉強会に関する情報収集を行い、平日の就業後や週末の時間を活用して、

出席をするようにしています。セミナーの後に懇親会が開催されることもあり、そこで新たな人脈と情報を得ることも多いです。

E) 独学によるスキルアップ・資格取得

転職で弊社に入社される場合、これまでの経歴によっては、入社前までに資格取得をお願いするケースもあります。また、必要と思われるスキルや資格があれば、各自自主的に勉強しています。資格によっては合格後に弊社側で受験料を負担することもあります。

各業界におけるIT系業務の概要と、普段私たちが実施しているスキルアップの方法についてお話しさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

今回は一例としてIT系にフォーカスしてお話させて頂きましたが、弊社ではIT系のプロジェクトのみならず、業務改善や営業支援、新規事業立案など様々なプロジェクトが並行稼働しております。もし『コンファルティングファーム』における業務についてもっと知りたい、インターンを経験してみたい*4などの希望がありましたら、いつでもご連絡お待ちしております

*1: ERP:Enterprise Resources Planningの略。
*2: RPA:Robotic Process Automationの略。
*3: TECH PLAY:IT勉強会・セミナー情報を提供しているWebサイト <https://techplay.jp>
*4: インターンの募集状況についてはお問い合わせください。
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