コンサルファームのディレクターが採用面接で見るポイントとは (2/2)

こんにちは。Regrit Partners(以下リグリット)の黒川です。

有事に強い組織、かっこいいですね。それを形作るメンバーは、急には参画してくれません。普段の採用活動の総合力が問われるでしょう。

今回も採用活動における「面接」に焦点を当てた、リグリットのディレクター土田さんによる過去記事をお届け致します。前回の続きとなっておりますので、よければそちらもご覧になってみてください。

コンサルティングファームでの就業を目指して就職/転職活動をされている皆さん、ご機嫌如何でしょうか。在宅勤務では普段とは違ったストレスが溜りやすいと思いますが、体調管理にはくれぐれも気をつけてくださいね。

さて、前回のコンサルタント採用面接で見るポイントその1では、どこのコンサルティングファームでも重要と思われる面接官の見るポイントについて、個人的見解をつらつらと書かせて頂きました。

そして、今回は私独自の面接での見るポイント、「人物の性根を掘り下げる」についてお話出来ればと思います。

尚、ここから記載される内容はあくまでも私個人の見解となります。異論がある方もいらっしゃるかと思いますが、そっと胸の内にしまっておいてもらえると幸いです。


(リグリットのディレクター、土田さん。コンサルスキルを極めることを趣味(ライフワーク)とし、自らをコンサル界の「壺職人」と呼ぶ。夢は後継の壺職人を生み出すこと。。。)

働くモチベーション ≒ ”自分の欲”と向き合えているか

「なぜコンサルタントという職業につきたいのですか?」

前回の記事と同様に、今回もコンサルタント未経験者の採用にフォーカスして話を進めていきますが、未経験者の採用面接時にほぼほぼ聞かれるであろう上記の質問。

皆さんはどのように答えようと思っていますか?そしてその答えは“本質”まで辿り着いているでしょうか。

弊社の他のメンバーが書いている記事にもありましたが、コンサルタントという職業は体力的にも精神的にも非常にタフな仕事だと、私自身も心底そう思います。


もちろんプロジェクトが成功し、クライアントやメンバーからも高い評価を頂いたときの達成感や喜びは非常に大きく、コンサルタントの多くの方がその点にやり甲斐を感じている事は間違いありません。

但し、忘れてはいけないのは、そこに行き着くまでに、上記の達成感や喜びと同じくらいの苦労や苦しい場面を乗り越えて行かなければならないということです。

もしかしたらプロジェクト中に心が折れそうになってしまう場面に遭遇するかもしれません。しかも1度ではなく、2度も3度も。。。

そんな時、そのような逆境を乗り越えるだけのモチベーションはどこから生まれて来るのでしょうか。

そのモチベーションの根源こそが“自分の欲”に相当する部分だと思っています。


このモチベーションの根源を面接の際に、掘り下げるのは面接する側の私も非常に苦労しますし、最終的に見えて来ない場合も多くあります。

まあ、そりゃそうですよね。この点に関しては、答えは十人十色で一様ではないですし、応募者自身も気づいていない方が多く、ストレートに話してくれることはまずないですから。

それでも、私はさまざまな角度から質問して、目の前の方の”欲”の片鱗を感じられるように面接中に試行錯誤しています。

「なぜコンサルタントという職業につきたいのですか?」

という質問は、その”欲”を掘り下げるきっかけの質問に過ぎません。


「あなたの考える5年後、10年後のキャリア目標について教えてください」

「(やりたい事がある場合)何故それをやりたいのですか?それはいつまでですか?」

「あなたのイメージする10年後の生活スタイルを教えてください」


こういった質問をきっかけに「なぜそう思うのか?」「なぜそう感じるのか?」を繰り返し質問して、目の前の方が「何が満たされると幸福度が高まるのか?」を紐解いていきます。


「家族と都内で不自由なく暮らしていけるだけの高い収入を得たい」

「周りのビジネスマンとは違った経験値が欲しい」

「漠然と将来が不安なので、社会の中で勝ち抜く能力・スキルを身に着けたい」


お金やステータスの話を毛嫌いする方もいらっしゃいますが、決して悪いことではなく、モチベーションの根源としては非常にわかりやすくシンプルで良いと思います。

人それぞれ違った環境で育ってきて、違った環境で暮らしているので、さまざまな価値観があるのは当然で、誰もそれを否定するものではないと思います。

こうした面接時のディスカッションを通じて、応募者自身も自分自身のモチベーション≒自分自身の欲に向き合い、整理ができた時は、非常に有意義な面接だったなと感じます。

仮に面接をした結果、応募者自身がコンサルタントという職業を選ばないという選択をしたとしても、それはそれでお互いにとって良かったと思っています。

自社のカルチャーにフィットしているか

自分自身の欲と向き合い、それでも尚コンサルタントという職業を選んだあなた!!あとは、どのコンサルティングファームに入るかだけですね。

面接側の立場から言えば、後は応募者の価値観が「自社のカルチャーにフィットしているか」を確認していく事になります。

特に、当社のようなスタートアップ企業は一人ひとりの社員が会社に与えるインパクトが非常に大きいものになるため、このカルチャーフィットは非常に重要視します。

当社では、このカルチャーに相当する3つの「Core Values=大事にする価値観」が存在します。


・Oustanding – 圧倒的、傑出(かなり出来るではなく、圧倒的に出来るを目指す)

・Co-creation – 共創(組織、会社、業界の枠を超えても共創できる)

・Grit – やり抜く(情熱を持ってやり遂げる)


この3つのCore Valuesに共感してくれるか、同じような価値観を持っているかが、最終的な採用を決定づけるポイントになると言っても過言ではありません。

どんなに、地頭が良く賢い方であっても、同じベクトルを向いていなかったら、会社は彼らの成長に貢献できませんよね。

自社の社員≒家族・仲間・友人として、目の前の方を迎え入れ、一緒に働いているイメージを持てるかどうかは、このカルチャーフィットに掛かっているのだと思います。

以上で、今回も私の個人的な思いをつらつらと書き連ねさせて頂きましたが、面接官の見るポイントとして参考にして頂けると幸いです。

恐らく全く同じではなくとも、近しい感覚で面接を行っているマネジメントの方はいらっしゃるのではないでしょうか。

それではまた。

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