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海外向けの新規事業を0から立ち上げてみて大変だった話

株式会社Relicの赤木です。
海外向けのクラウドファンディングサービスの開発を担当しています!

海外向けの新規事業の話は、意外と耳にする機会が少ないので、今回はテーマに取り上げてみました。
立ち上げや開発にあたって、大変だった話を中心にご紹介したいと思います。

そもそもどんなサービスなの?

現在私は海外向け & モール型のクラウドファンディングプラットフォームをSaaSで提供するサービスの開発を行なっています。

アジアから欧米まで多国展開が行えるようになっており、現在は台湾・香港にリリースしています。(近々、欧米や東南アジアにもリリース予定。楽しみです!)

そもそもRelicでは、すでに「CROWDFUNDING NETWORK Powered by ENjiNE」という、同様のサービスを日本で提供しています。(以下、ENjiNEと呼びます)
導入した各社が、自分たちのクラウドファンディングサイトを持つことができ、各サイトが連携しているため、ネットワーク化したサイト群に対して出品者は同時に商品を掲載することができる。そんなサービスです。
日本国内では、大手・優良メディアや大手メーカー・大手小売業を中心に導入していただいてます。

新規事業のテストマーケティング支援に

クラウドファンディングというと、寄付文脈での資金調達を目的としたものが、世間的にも広く認知されていますが、
ENjiNEは「自分の商品(新規事業)が世間に本当にうけるのか?」を検証するための、テストマーケティングに役立ててもらうという側面が強いです。

そして、テストマーケティングができる範囲を海外にまで広げていこう、という取り組みが本記事で取り上げる、海外向けのクラウドファンディングサービス事業となります。
日本で商品を開発したAさんが、1つのサイトに出品する手間だけで、日本国内にある多数のクラウドファンディングサイトのみならず、
アジアから欧米まで様々な国のサイトで、自分の商品のポテンシャルを検証することができる。そんなサービスを目指しています。

まだ日本国内にしかサイトを展開していなかった頃、社内でも飛ぶ鳥を落とす勢い(自称)で活躍していた私に、
見事に白羽の矢が立ち、海外向け事業の展開を進めていくことが告げられました。

(自称)留学経験者である私も、「海外事業」というきらびやかな響きに胸をおどらせながら、
二つ返事で引き受けました。この先の苦労も知らずに、、、

苦労話① 仕様をきめるのが大変!

さて、海外事業を進めることになりましたが、まず突き当たるのが、分からないことが多すぎることでした。
ざっと挙げるだけでも、下記のような項目を考慮しなくてはなりません。

配送、言語、法律、決済、慣習..etc

簡単に中国を例に挙げると、、
普通に日本国内にサーバーを設置してしまうと、グレートファイアウォールの関係で現地の方々からのアクセス遅延が発生してしまうので、
サーバーの設置場所から決める必要があったりします。
また、もしサーバーを中国国内に設置したければ、別途クリアしないといけない法律的な問題が出てくるので、
総合的に調査しながら対応を進めなければなりません。

また国によっては、ECで買い物をしても、自分の家の住所に配送する人がほとんどおらず、コンビニやロッカー受け取りが半数以上にのぼることもあります。
そのような場合は、購入フォームを現地仕様に合わせることも検討しなければなりません。

上記のような事項が各国ごとに発生します。
必要があればローカライズ対応は行いますが、SaaSとしてできるだけ汎用的な仕様が求められるため、
最大公約数をとるのが難しいポイントです。

社内にはまだナレッジが溜まっていなかったため、社外の様々な人の話を聞きながら、
少しずつ不明点をクリアにしていきました。

ただでさえどのようにサービスが伸びていくのか未知数な中、
設計や仕様決めを「あーでもない、こーでもない」と、チームで議論しながら進めるのは大変でしたが、
エンジニアとしてもまだまだ未熟だった自分にとっては、試行錯誤した過程は非常に良い経験となりました。

Relicは社内/社外問わず新規事業を多数立ち上げているので、こういった新規事業ならではの、上から下までサービス創りに関わることができる機会が非常に多いです。

苦労話② 世界情勢が影響して大変!

日本で暮らしていると、海外で起こるニュースは、自分とは関係ないどこか遠くで起こっている話に思えたりします。

実際私もその1人だったのですが、海外事業を展開していく中で、情勢の影響をもろに受けることになり、
全く他人事ではないことを痛感しました。

例えば、2019年から香港で起こった大規模なデモ活動です。
現在も予断を許さない状況ではありますが、2019年に香港への展開を検討していた私たちにとっては、
まさに注視せざるを得ないニュースでした。
その頃は情勢を鑑みながら、リリース日の延期調整を行う日々が続いており、
「リリースしたいができない、、」というもどかしさを感じていたのを覚えています。

また、2020年現在もまだ猛威を振るっているコロナウイルスの影響によって、
世界的に航空需要が減少し、国際線の減便・運休が長く続いています。

越境ECでよく使用されるEMSなどの配送手段は、国際便の空きスペースを利用して配送されるため、
航空便減少の影響をもろに受け、商品発送の遅延を引き起こしています。

このように、海外で起こるニュースが自分の事業に直結する怖さ・面白さをまざまざと感じることとなりました。

これも海外向けのサービスを運営するからこその、醍醐味だと言えるでしょう。

苦労話③ 少人数だから色々やらなくちゃいけなくて大変!

新規開発フェーズでは、社内の多数のエンジニアに協力してもらい、リリースまでこぎつけました。
ただ、前述したようにRelicでは新規事業を多数立ち上げているので、グロースフェーズでは必要最低限のメンバーだけが残り、
他のメンバーはそれぞれ新しいプロジェクトに関わることになります。

そのため、平常時は少数のチームで業務を推進する必要がありました。

チーム内で、ビジネスサイド、エンジニアサイドと業務を切り分けて、各々が自分の業務を全うできるのが理想ですが、
事業の立ち上げフェーズでは、どっちつかずのグレーゾーンのタスクであふれています

職務などと言っている間も無く、チームメンバーが互いに可能な限り業務を拾って対応していきました。

競合調査の上、プライシングをしたり、
運用フローが固まっていない点を設計したり、
どういった企業にニーズがあるのか仮説を立て、アプローチ戦略を決めたり、など
エンジニアリング以外の業務も包括的に経験することになりました。

と、苦労話を語ってきましたが、こういった稀有な苦労をさせてもらえる環境ってなかなかないと感じています。

また、どんな経験をするにしても、「どのような環境で」経験するかが非常に重要なので、Relicならではの部分をご紹介して締めたいと思います。

事業を創りたい人にRelicがオススメな理由

Relicは新規事業を専門とした会社です。

あなたが「事業を自らの手で創ってみたい」「新規事業立ち上げに関わりたい」と思っていても、一般的な会社であれば、新規事業に携われるのは社内の何かしらの部署でしっかりと成果を出した後になるでしょう。

しかし、Relicは他社新規事業の立ち上げ支援を行なったり、自分たちで新規事業を立ち上げたりと、80%以上の仕事が新規事業開発/イノベーション創出関連です。(改めて調べてみてびっくりしました笑)

新規事業に関わる機会が非常に多いからこそ、
稀有な体験をかなりのスピード感で経験していくことが可能だと考えています。

そして、普段から新規事業の推進を行なっているメンバーに囲まれているので、社内的にも知見が溜まっていますし、そういった知見の体系化にはかなり力を入れています。

これは一般的なスタートアップとの大きな違いだと感じます。

最後に

Relicでは、「自分がこのサービスを推進するんだ!」という強い意思が重要視されます。

そういった意識を持っていれば、本当に自由にサービス創りをさせてもらえますし、経営陣との距離も近いので気軽に相談ができます。

現在、コロナの影響もあり、新規事業に活路を求めて、ENjiNEに対するお問い合わせも非常に多くいただいています。
苦労話を語っていますが、サービスは急成長していく予定なので、これからもどんどん苦労は続く予定です!笑

一緒に、楽しみながら、苦労しながら、事業を創ってくれる方。

ぜひご応募お待ちしています。

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