ライダース・パブリシティが運営している家サイトの「世界のモダンハウス」では、世界各地から参考になるような魅力的な住まいを紹介しています。
第一弾はドイツ・ポツダムから、湖畔に佇む住まいのご紹介です。

建築面積100平米の住まいは三本の柱・仕切り壁・袖壁に荷重を分散させることで壁や柱が一切外部に露出しない構造。平面的でも、あえて鈍角のジグザグにすることで見た目の単調さが回避されています。

床などの構造的な要素は全てコンクリート打ち放し。四方に設けられたガラス張りの開口は、湖側を透明、山側を半透明と使い分けることで家全体が周囲の自然を取り込み一体化し、実際の面積よりもゆったりとした印象に。

内部で特に目を引くのは寝室やキッチンに設置された大きな収納家具でしょう。床から天井いっぱいまで伸びる箱型のウォークイン収納は、まるで小屋のよう。大容量の収納力を確保しながら、室内を区分する仕切り壁としても機能します。天然木の素材感を損なわない為にあえてペイント塗装を行わず、木材の明るく温かい色調が打ち放しコンクリートに映え、温かみを与えています。この一工夫が、一歩先を進むスタイルを生み出しているともいえるでしょう。ガラスとコンクリートによって作られた先進的モダン住宅の内部には、天然木の間仕切りや美しいタイルなどリラックスできる温かみが演出されています。

住宅展示場では様々な住まいが展示されています。施主の理想を実現するためのヒントや工夫がきっと見つかるはず。ライダース・パブリシティの住宅展示場へ足を運び、様々な家の形を楽しみながら家づくりのヒントをつかんでいただければ幸いです。