ライダース・パブリシティが運営する家サイトに掲載されている「世界のモダンハウス」。第12弾はアメリカ南西部より中庭を取り込んだ砂漠の家をご紹介します。

各部屋をドアで仕切ることはせず、オープンなつながりを意識した構造になっています。伝統的なアリゾナ・スタイルの空間構成とミニマリズムの要素が融合したデザインです。

こちらの家は、赤土の上に配置された白い箱のような外観が印象的です。
外部と内部のボリュームを自由につなぎ、中庭を積極的に取り込んでいる構造は大きな特徴の1つ。外部を引き込む構造は全方位で見ることができ、ホームオフィスとベッドルームが対面して中庭を共有するようにして配置され、そこに植栽を配するスタイルをとなっています。
また、コートヤードを境界にしているため部屋から部屋へ移動する際の内部動線もスムーズで、美しい山の風景が切り取って見え、採光にも優れています。

アートコレクションを趣味にしている施主のために、作品の魅力を引き出すための工夫も施されています。十分な採光をとっているのもそのためで、白を基調とした家の空間はアート作品を盛り上げるために意図的に設計されています。

ライダース・パブリシティが運営している家サイトでは、このような住まいづくりに役立つアイデアや知識を発信しています。サイトでは全国の住宅展示場やモデルハウスを検索することができるのでぜひご覧ください。