ライダース・パブリシティがご紹介している「世界のモダンハウス」。第13弾はスペイン北部よりパーゴラのような家をご紹介します。

この家は地上2階・地下1階の三層のレベルから構成されています。建物は2つの長細い直方体を平行させたような形で、ガラス張りの前庭で繋げた形をしています。建物の石材・木材などはローカル・マテリアルが使われていて、白い壁は優しさと温かみを感じられます。

まさに、快適なパーゴラ（日陰棚）を住宅に拡大したような空間です。主寝室には大きくとった開口が開放的な空間を演出し、木のチェア、ベッド、サッシ、フローリングなど木のぬくもりある材質が快適さを増幅させます。黒と白のモノトーンなキッチンまわりはシックな印象で、調理と食事の場を兼ね備えたカウンターが備わっています。

建物の外には庭や広いプールがあり、プール側から見える建物は水面に反映されています。こうした外部環境にパーゴラ的な仕様が融合することで、調和された空間を演出しています。縦のルーヴァーが印象的なダイニング・エリアでは、横ルーヴァーから差し込む光の水平ラインが重なる様子を楽しむことができます。都会にいながらリゾートな気分を味わうことができる、人気のデザイン志向が盛り込まれた住まいです。

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