ライダース・パブリシティがご紹介している、家づくりに役立つ情報が満載の「世界のモダンハウス」。第14弾はオランダより砂丘の中のミニマリズムな家をご紹介します。

こちらの家は、水平に伸びる直線が強調してつくられています。唯一の垂直なエレメントは階段のみで、地味な印象とは異なり棟の片側でキャンチレバー（片持梁）構造を採用しています。床から天井まで大胆なガラス張りと、少しの浮遊感は見る者にモダンな印象を与えます。

家の80パーセントは現場で打設されたコンクリートを使用しており、垂直壁と地階の壁で階段室を構成している部分は打ちっぱなしコンクリートです。一方で設計者と施主の意向により、家が冷たい印象にならないような工夫も施されています。例えば、窓枠に大きめの木製フレームを使用することで庭とリビングに融合点を見出すことができたり、庭の石に天然石を用いることでナチュラルな雰囲気を演出することができたりなどです。

また、ルーヴァーによる遮光とプライバシー保護にも配慮されているのが特徴です。木製縦型ルーヴァーが床とキャンチレバーの間で建物周囲を囲い込み、その影がベッドルームやバスルームなどのプライバシー空間を保護しています。さらに屋上には植物が植えてあり、圧縮空気駆動式の冷暖房装置やソーラーパネルを完備しています。

ライダース・パブリシティの家サイトでは、このような住まいの役立つ情報を掲載しています。当社が運営する家サイトでは全国の住宅展示場やモデルハウスを探すことができます。この機会にぜひ活用してみてはいかがでしょうか？