ライダース・パブリシティが紹介している「世界のモダンハウス」。第24弾はメルボルンより氷山のかたちのエコハウスをご紹介します。

こちらの家は、氷山に見立てられた白い多角的な外観が特徴で、海洋生物学でいう「ハロー効果」の言葉をもとに、家という環境で家族が自然と集まることをイメージして設計されました。

ドラマティックな外観に比べ、家そのものは機能的かつ合理的。壁面を見るとレンガが使用されていることがわかります。内装は、白が基調とされシンプルですが、異素材の組み合わせで遊び心を見せつつすっきりとまとめられています。また、北欧デザインをヒントに飽きのこないデザインが取り入れられています。

1階は、エントランスホールやマッドルームなどの各室が北側にある庭に向かって広がっており、間仕切りも少なくオープンな平面計画。2階は、快適な睡眠と休息ができることを大切に、プライバシーの確保や自由に空間を使えるような工夫がされています。

家の中央にある吹き抜けの階段の手すりにはメタルメッシュを採用し、家族との緩やかな繋がりを演出するとともに、機能的にも優れたつくりを実現。夜間には、階段の頭上にある採光窓から室内の暖気を排出することで空気の循環ができ、快適な住環境をキープします。

他にも、ソーラー発電により石油燃料の使用がゼロであったり、塗装には環境に配慮したものを選ぶなどエコハウスとして確立した家となっています。

家サイトでは、住まいに関する様々な情報を見ることができます。実際に住宅展示場で見学する前にぜひ一度ご覧ください。