ライダース・パブリシティが紹介している「世界のモダンハウス」。第31弾はインド・ゴア州より、自然と融合し開放感のあるウィークエンドハウスです。

今回の住まいは、「月」の出ている風景というコンセプトのもとデザインされた、デザイン性と機能性を兼ね備えた家です。建築様式は、インド古来のものにならっています。
屋根の打ちっぱなしコンクリートからはモダンさ、建材に使われている自然素材からは温かさを感じます。

もともと敷地にあった木々をルーバーで囲うように建てられたため、開放感のある住宅に。エントランスには、コンクリート製の屋根の段と温かみを感じるチーク材のドアがあり、ドアには月の満ち欠けをモチーフにしたデザインがあしらわれています。

中庭にあるプールは三日月の形に設計され、テーマである「月」連想させます。限られた敷地で窮屈さを感じさせないよう、庭やプールなど内側に視線が向けられるような作りとなっています。

吹き抜けで天井の高いリビングは、建物のメイン空間。月面のクレーターをイメージしたアート壁面が印象的です。
また、最も注目すべきなのは、建物内での移動に屋外の通路を設けているところ。自然を体感するとともにドラマティックな風景を見ながら移動できます。
熱帯にあるこの住まいは、装飾的な涼しさだけでなく、実際に熱をよく逃し、換気することで内部を涼しく保つという目的を果たしています。

ライダース・パブリシティの運営する家サイトでは、住まいに関する情報を掲載しています。住宅展示場での見学前に参考にしてみてはいかがでしょうか？