- ディレクター_マネジメント層
- バックエンドエンジニア
- DMコンサル・アシスタント
- 他48件の職種
- 開発
-
ビジネス
- ディレクター_マネジメント層
- Webディレクター
- ECサイトの構築ディレクター
- Webディレクター
- 中途採用担当
- 事業部アシスタント
- 経営企画
- 経理担当
- フリーランス|中途採用担当
- 人事(採用担当)
- コンサルティング営業
- アカウントプランナー
- 法人営業
- 広告運用アシスタント
- EC運用
- コミュニケーションプランナー
- ECコンサルタント
- プランナー兼ディレクター
- DMコンサルタント
- メディアプランナー
- Web広告プランナー
- 広報・自社マーケティング
- 【福岡拠点】EC運用
- CRMマーケター
- ブランドプレス
- 自社マーケティング・広報担当
- マーケティング(広報)
- ECプランナー
- PRプランナー
- SNS、インフルエンサー担当
- 編集担当
- その他
ロゾパンサンの新たな仲間を迎えて
2025年11月27日、晩秋とは思えないほど暖かな日和の中、株式会社Roseau Pensantでは、2026年度 新卒内定者の皆さんをお迎えし、内定式を執り行いました。
創業13年のベンチャー企業であるロゾパンサンが新卒を迎えるのは、今年で8年目。
来春から新しく、5名の仲間が加わります。北は青森、南は福岡まで、出身地もバックグラウンドも異なる内定者が会場に集結しました。
ロゾパンサンの内定式では、毎年「全社員の思い出に残る」をテーマに、独自の企画を盛り込むのが恒例。昨年は、「縁日」をテーマに、提灯が灯るオフィスに、焼きそばやたこ焼きなどの屋台が並び、夏祭りのような賑やかな内定式を開催しました。また、一昨年には、東京の名所にリムジンを走らせ、各スポットで待機している内定者を一人ずつ迎えに行くユニークな企画を実行。地方出身の内定者が多かったことから、東京で迎える初対面の瞬間をより記憶に残る体験として演出しました。
国立新美術館での内定式
今年の会場は、オフィスから徒歩3分。国立新美術館の一室(オーディトリアム)にて実施されました。国立新美術館で内定式を行ったのは、ロゾパンサンが初の試み。
「森の中の美術館」をコンセプトに黒川紀章によって設計された国立新美術館は、一面ガラスに覆われた、波打つような外壁が特徴です。ロビー部分は1階から3階までの吹き抜けになっており、コンクリートでできた巨大な逆円錐形の立体物が2つそびえています。
内定式を開催するにあたり、今年は「六本木らしい場所」を選定することにしました。
六本木といえば、日本におけるアートとカルチャーの中心地のひとつ。そして、新国立美術館は、アートの街としての六本木を象徴する場所です。
また、現在、国立新美術館がある場所はもともと、帝国陸軍の兵舎があった場所。建物は美術館建設時に大部分が解体されてしまいましたが、一部は国立新美術館の別館として保存してあります。国立新美術館は六本木の歴史を受け継ぐ場所でもあるのです。
内定者の皆さんが会場に到着。内定者お互いが初めて顔を合わせる場でもありましたが、新しい環境や仲間に期待を膨らませ、笑顔で会場に足を踏み入れました。
特設ギャラリー|創業から13年の歩みを振り返る
少し、内定式の会場についてご紹介します。
内定式の会場は、新国立美術館の3階。会場が美術館なので、私たちも自分たちの会社に関する展示をしようと考えました。そこで、会場前のロビースペースに特設ギャラリーを設置。 内定者、社員の皆さんへのサプライズ企画として、「ロゾパンサンの13年の軌跡」、そして「未来への展望」をテーマにしたパネルを展示しました。
特設ギャラリーには、13年分の写真やプロジェクト資料をまとめたパネルに加え、プロジェクトで制作した作品や社内でのMVP受賞トロフィーなど、ロゾパンサンの歩みを物語るアイテムがずらりと並びました。
笑顔で会場に到着した内定者の皆さんは、ギャラリー展示物に興味津々。中には、作品や資料にじっと目を向け、一つひとつ丁寧に読み込む姿も見られました。
会社の概要や沿革は、ホームページなどのさまざまなデジタル媒体で確認することができますが、実際に目で見て、触れることのできる機会は少ないのではと感じます。
内定者にとっても社員にとっても、ロゾパンサンの歩んできた軌跡を辿り、会社の価値観や文化を体感する良い機会となりました。
また、内定式会場内には、ロゾパンサンが描く「未来予想図」をまとめたパネルを展示。AIで生成した海外支社のイメージパネルや、世界中の人々が笑顔で集うイメージパネルなどを通じ、ロゾパンサンが目指す未来像を視覚的に示しました。
言葉だけではなく「目に見える形」で未来を示すことで、会社として進むべき方向を直感的に掴める空間づくりにこだわりました。
企画者が一つひとつ丁寧に作り上げた、美術館のような展示パネル。当日は早朝から社員全員でギャラリーや会場の設営に取り掛かりました。
今回の企画を通じ、内定者の皆さんも社員も、改めて会社の歴史や価値観に触れる貴重な体験に。ロゾパンサンの歩みと未来を、五感で感じることのできる、まさに「思い出に残る」印象的な空間となりました。
開会
開会の時間になり、展示を見ていた参加者の皆さんが着席すると、賑やかだった会場は一変し厳かな雰囲気に。当社のwebデザイナー、鈴木さんによって開会宣言がなされ、内定式がスタートしました。
ロゾパンサンの内定式は、社員による祝辞の後、内定証書の授与、内定者全員による自己紹介と答辞、代表祝辞の順に進んでいきます。 1名は残念ながら、参加できませんでしたが、メッセージを寄せてくれました。
祝辞
祝辞では、各事業部を代表する社員より、内定者の皆さんへ温かいメッセージが贈られました。 今回はその祝辞の中から、ロゾパンサンが大事にしている「成長」と「挑戦」について語られた内容を紹介します。
経営管理部、アカウントプランニング事業部、 クリエイティブ事業部、3部門の部長を務める近﨑さんは、「連続的な成長」と「非連続的な成長」という2つの考え方を提示しました。
「連続的な成長」とは、日々の改善や積み重ねによって着実に進む成長。一方、「非連続的な成長」とは、常識や前提そのものに問いかけ、一度に大きな変化を生み出す成長を指します。
この2つの成長を象徴する例として語られたのが、トヨタとテスラという対照的な自動車メーカーです。 読者の皆さまもご存知の通り、トヨタは生産現場の無駄をなくし、「改善」の積み重ねにより、階段を一段ずつ上るように世界トップへと成長してきました。
一方テスラは、「車は何百もの部品を組み合わせるもの」という前提そのものに問いを投げかけ、巨大な鋳造装置で一度に形成する「ギガキャスト」を生み出すことで、自動車づくりを再定義しました。
まさに、積み上げる「連続的な成長」と、既存の枠を越える「非連続的な成長」。
ロゾパンサンは、この両方を大切にしてきた会社だと近﨑さんは述べます。
ロゾパンサンの原点は、ブランド開発やマーケティング支援から始まり、そこから広告代理業、制作事業へと事業を広げ、改善と実行の積み重ねによって組織としての力を強めてきました。
ロゾパンサンは、地道な積み上げで生まれる「連続的な成長」に加え、 ゼロから価値をつくる「非連続的な成長」にも積極的に挑戦し、下記のような、新たな事業へも踏み込んでいます。
- 広告代理業の立ち上げ
- 制作事業の立ち上げ
- アパレルブランドのローンチ
- 訪日外国人向け 旅行メディアのローンチ
- 日本文化の発信として越境ECサイトのローンチ
- グループ会社として動画制作会社を設立 など
これらは、既存事業の延長線ではなく、「まだない未来をつくる」強い意志から生まれた挑戦です。
近﨑さんは、挑戦には失敗はつきものですが、挑戦を続けなければ「非連続的な成長」は生まれないと語り、このマインドこそが、成長過程にあるロゾパンサンの存在意義の一つであると強調しました。 そして、これからも変わらず「挑戦する」姿勢を持ち続けながら、共に未来を切り開いていきたいと語りました。
祝辞の終盤では、
日々の業務や経験は単なる「点」に見えるかもしれない。
しかし、挑戦を続けることで、その「点」がつながり、いつしか「線」となって、
振り返った時に、自分の成長として確かな意味を持ち始める。
── と語り締めくくりました。
また、新卒で入社し、代表アシスタントを務めて3年目の上向井さんの祝辞では、「挑戦」を「バッターボックス」になぞらえ語りました。
出身地にちなみ甲子園のバッターボックスを例に挙げ、 「ロゾパンサンはバッターボックスに何度も立てる場所」「失敗しても、また挑戦できる場所」 と語り、挑戦を幾度も重ねられるロゾパンサンならではの社風を紹介しました。
また、「バットの振り方を知らなくても、バッターボックスに立たなくてはいけない」というベンチャー企業ならではの厳しさも述べ、「成長の機会はたくさん与えられるが、実際に成長できるかは、自分次第である」と激励の言葉をかけました。
また上向井さんは、国を超えたECサイトをローンチするなど、自身の新しい経験の数々を例に挙げ、最後には「新しい挑戦を重ね、成長していってほしい」とメッセージを贈りました。
ロゾパンサンのこれまでの取り組みをはじめ、社会人としてのアドバイス、成長するための姿勢など、話し手のこれまでの経験を踏まえた祝辞には、内定者だけでなく、社員も思わず真剣な表情に。
祝辞を通じ、共に働く仲間がどのような想いを持ち、挑戦を続けてきたのか、改めて知る機会となりました。 自分自身の経験と照らし合わせながら、「挑戦」と「成長」のつながりを考えるきっかけになり、非常に貴重な時間でした。
内定証書授与
内定証書授与は例年、代表から内定者一人ひとりに直接授与され、正式にロゾパンサンの一員となることが決定します。
内定者の皆さんの表情には、フレッシュさの中に未来への期待と決意が感じられ、参加していた社員も気持ちを新たに、身を引き締めるひとときとなりました。
内定者紹介
内定者の皆さんによる自己紹介では、投影資料をもとに、過去・現在・未来 のストーリーを語ってくれました。
これまでの人生の中で、どんなことに打ち込んできたか、今どんなことにワクワクしているか、そして、ロゾパンサンでどんな未来を描きたいか、など。
個性豊かなストーリーに、会場で聴いていた社員も興味津々。
会場が笑いに包まれる一幕もありました。
内定者の4名は生まれや育ち、好きなことや続けてきたこと、自己紹介の資料デザインも異なり、それぞれが個性的です。しかし、4名ともに積極性や好奇心に満ちた自己紹介だったことは共通していました。
新しい仲間、異なる価値観が加わることが、ロゾパンサンに新しい風を吹き込んでくれるように感じます。
4月が来るのが待ち遠しい!と感じた社員は、きっと少なくなかったはずです。
代表挨拶
式の締めくくりには、代表より祝辞がありました。
ロゾパンサンが創業以来大切にしてきた「挑戦する文化」 について、当時のエピソードを交えながら語りました。 事業が次のステージへ進むたびに直面した数々の困難。 13年間に秘められた代表の想いを参加者一人ひとりが肌で感じる時間となりました。
そして、これから14年目を迎えるにあたり、「ロゾパンサンのこれから」について説明がありました。
既存事業のさらなる拡大に加え、海外への事業進出など国境を越えた新たな挑戦に踏み出していくことを表明。投影資料や会場に展示されている「未来予想図」のパネルについて触れながら、将来の展望について熱く語りました。
グローバルに事業を展開していくという代表の言葉に、参加者全員が真剣な眼差しで耳を傾け、驚きや期待を寄せる姿が印象的でした。 ロゾパンサンの今後について、さらなる飛躍を予感させる、貴重な時間となりました。
以下、代表メッセージの抜粋です。
【代表の言葉】
「当社は、世界で戦いたい、世界を驚かせたいという想いを抱いて創業しました。 創業当初は、明確なソリューションがあったわけでも、十分なヒト・モノ・カネが揃っていたわけでもありません。狭いレンタルオフィスで出来ることをひたすら積み上げ、出来ないことを高速で出来るようにしながら、少しずつ価値の幅を広げてきました。
過去を振り返れば三歩進んで二・五歩下がるような歩みの連続でしたが、その歯痒さや悔しさこそが前に進むためのエネルギーになっています。
過去・現在・未来。そのすべてにおいて、私たちは挑戦し続ける組織でありたい。 今この『現在』に立つ皆さんが、これからの未来をともに創り出す仲間であることを、心から期待しています。」
最後に
国立新美術館での内定式。
創造性を発揮した空間の中で、社員全員が未来に思いを馳せながら、一体感を感じることのできた大切な一日となりました。
26年度 新卒の皆さんが、これからどんな成長を遂げていくのか、社員一同、来年の春より一緒に働けることを楽しみにしています。
ようこそ、ロゾパンサンへ!