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’HR Meetup Vol.2’〜あらしのよるに〜

HR Meet up Vol.2に参加してきました!

急成長中のベンチャーで活躍されている人事の方の交流の場、『HR Meetup』に参加してきました!

株式会社メルカリ様を筆頭に、様々な取り組みで一緒に働く仲間を集めている方々のお話を伺えたので、気になった動向についていくつかピックアップさせていただき整理がてらブログにしようと思います。

読んでいただいた方にとって、何か有益な情報がございましたら幸いです。

1点目のお話は、株式会社メルカリ・石黒さん。

ネットで話題の「CS採用」について、裏側をお聞かせいただきました。

「CSで、ユーザーのUXを最大化させる」このために、株式会社メルカリはCustomer Success(カスタマーサポートではない)という部署を仙台で立ち上げ、それがメディアに乗りバズって一気に採用認知が高まった印象があります。

もちろん、計画段階でかなり緻密なプランを立てていたのですが、それだけではなかった点にこの成功の価値や他社での汎用性があると思います。

それは、綿密な計画だけでなく、業界全体へのCS強化という’選択肢の提示’やカスタマーへの’誠実な自己開示’、働いているメンバーに対しての’EVP(従業員に対して提供できる価値、という意味です)の再認識’という全方位への価値提供をしっかり考えていた、という点です。

ただ合理的な自社の押し売りはただのPRですし、価値と感じてもらえないと相手を惹き込むことも会社として何かブランディングになるようなこともありません。

全方位への価値提供と自社にとっての価値、それを高い次元で両立させたという点が、このお話で私が学んだポイントです。

そうしてスポットライトが集まった結果、職場への満足感が高まり、自然と周囲の「一緒に働きたい優秀なひと」を紹介してくれるようになったそうです。

メルカリのMeet upはたびたび話題になってますよね。あの熱量の要因の1つが、上記のお話を聞いて少しわかった気がしました。

2点目は、株式会社ビズリーチ・永田さんのお話です。

ズバリ、『リファーラル採用』について。会社のもつ、リファーラル採用に関する高い熱量の根本をお話いただきました。

前項のメルカリさまもそうなのですが、縁故、いわゆる「リファーラル採用」というところに各社の目線が集まっていますね。

もともとビズリーチの代表・南さんがリファーラル採用をかなり重要視していらっしゃる方で、何度かネット記事でも拝読したことがありました。

社長が常にその重要性を発信し、またそれを支えるユニークな制度があることも有名ですよね。

『能動的な出会いの創造』を大切にしていて、身の回り・そうでないひと関わらず如何に出会いの場を自分たちで作っていけるか、という点を全社的に意識している、非常に採用に関しての温度感の高い会社です。

内だけでなく外に目を向けた組織は、見られ方を考えるようになり自然と対外的な発信や情報交換をするようになりますが、とくにビズリーチに関してはその常に外に目を向ける文化が採用だけでなく会社のブランディングにもつながっているケースの典型だと思いました。

3点目、最後にご紹介するのはMoney Forwardの小川さんのお話です。

採用ブランディング、市場に訴求したい姿をどう作ったかというお話でした。

個人的にはここすごく共感したところなので、長くなってしまいそうですがぜひ読了ください。

・『働きたい会社』を創る

これが、小川さんが最初にやったことでした。

採用となると、見せ方やその訴求の仕方が方法論としてあげられがちですが、そうやってハリボテをふりかざすのではなく、実の伴うものを価値として従業員に提供できるよう根本から見直しを重ねられたそうです。

詳しくいうと、

①社内からは

a. 働きたいと思える(働きたくなる)会社
b. 求めているものがある会社
c. 採用視点からすると、採用したい人から応募が来る会社

②社外からは

a. 長く働きたいと思う会社
b. 求めていたものがある会社
c. 採用観点からすると、働く場所として紹介したくなる会社

という6項目に細分化し、ステークホルダーに対し明確に価値を示せるような組織を根っこから 再構築したそうです。

・『働きたい会社』であると知ってもらうために

そうやって構築した価値を、次はどうやって発信したのかというお話になりますよね。

Money Forwardの場合は、

① 毎月1〜2回のMeet up
②そこに、メディアとリード対象者を毎回誘致

という施策を打った結果、訴求したい人材に対し魅力となるようなイメージの創造を成功させたそうです。

〜まとめ〜

今回取り上げさせてただいた話は、流れとして一貫したものが理解いただけるかと思います。

①まずは、そもそも会社としてメンバーに明示できる価値ってなんなのか。もしくは、どんな価値を提供したいのか

②どうやってその価値を伝えるか

③伝えた上で、魅力に感じてもらった後始めて選考というステップが存在する

このブログではとくに、①②について、採用ブランディングの確立リファーラル採用というトレンド、メディア活用という誰もが気になるフックと絡めてまとめさせていただきました。

今回参加されていた各社様の採用の前線に立たれている方は、会社の価値について誰よりも深く考え抜き誠実にそれを発信する意思を持った方々ばかりで、駆け出し人事として非常に勉強になりました。

台風の中、みなさまお疲れさまでした!


以上

駄文ではございましたが、最後までご覧いただきありがとうございました!

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