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入社6年目、設備設計の望月です。
4月も終わりを迎え、今年入社した新入社員のみんなも会社に慣れてきたころです。それと同時に、毎日のように未知課題だらけの世界を目の当たりにして、
「もっと力をつけたい!」という想いが生起する時期でもあります。そんな想いに少しでも応えられるように、ちょうど一年前、「これからは追求の時代」というブログ(http://bbs.kyoudoutai.net/blog/2018/04/5835.html)に、「見習い」というテーマで記事を書きました。
■赤ん坊のように徹底的に真似することが成長への近道
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>『見習い』というと、「半人前」といったイメージを思い浮かべるかと思います。ですが、そもそもの『見習い』の意味は、文字通り「見て、習うこと」なのです。何を当たり前のことを。と思うかも知れませんが、実はこれがすごく重要。
職人の世界では新人は、徹底的に先輩社員を注視し、その働く姿を見て、真似をし、技術を肉体化していきます。
『見習う』=『注視→→真似→→肉体化』
これが成長への一番の近道なのです。
新入社員として仕事をはじめると、様々な壁に突き当たることになるでしょう。そんな時にぐるぐると悩んでマイナス思考にならずに、壁を乗り越えていくためにも、まずは身近な先輩社員の真似をしてみてください。
現代、西洋化が進んだ日本では、集団性<個人 という意識が強くなりがちで、誰かの真似よりも個人を尊重してとなりがちですが、人間はそもそも集団として生き延びてきた生き物。集団の中の一人一人が力をつけていくためには、力のある仲間の真似をするのが一番の近道。それは今も変わりません。
仕事の姿勢でも、お客さんとのやり取りの仕方でも、技術的な部分でも、『注視→真似→肉体化』を繰り返していくと、できることがどんどん増えていきます。
これが新しいことを学ぶということ。仕事をしていて「楽しい!」と思える瞬間の一つです。
真似るためには、相手を知ること。
相手を知るためには、相手に自分を開いていくこと。
ハダカになって、仲間に身をゆだねることが大切です。そうすると、たとえ壁にぶつかったときも、それをどう乗り越えればいいかがすぐに見つかるはず。
真似る=学ぶ=楽しい!
という感覚を大事に一年間過ごしてみてください。きっと、自分も周りも驚くほど楽しく働いている姿が待っているはずです。
■『真似』は全世代の突破口
もしかしたら、「人の真似をするなんて!?」と思う人もいるかもしれません。でも真似をするのは決して恥ずかしいことではありません。むしろ集団として成果を出そうと思えば自然なこと。
今年で入社6年目になりますが、今でも『真似る』ことを大切にしています。少し上の先輩社員も、60代の大先輩も、仕事ができる人はみんな真似を繰り返しています。
この記事を読んでくれているみなさんの成長のカギになるはずです。個人の成果や評価といった小さな枠を超えて、ぜひ赤ん坊のように素直に真似て・学んで下さい!
(東京設計室 設備設計 6年目 望月宏洋)