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この春、類グループに入社し、早9カ月が経とうとしています。
システム部門に配属された私は、仕事に慣れていけばいくほど、変に周りと自分の課題を切り分けて、あるいはシステムという枠に囚われて、課題を単にこなすべきものとしか捉えられなくなっていった時期がありました。
当然、成果も上がらず、充足もできず、本来何事にも必要な、「相手の期待を掴む」ということも「自分にはできない。苦手だから仕方ない」などと思い込み、それを言い訳のようにして捨象してきたようにも思います。
そんな状況から脱し、大切なことに気付かせてもらったのは、「遊学舎」の担当として、塾の学舎に行かせてもらうことになってからでした。
(類グループでは、配属部署がありながら、他の部門の現場や仕事に携わることも少なくありません)
「遊学舎」とは、仲間と思う存分外遊びをする中で、子供たちの能力を解放し、生き抜く力のほとんどすべてを形成していく場です。
その遊学舎の仕事を担いながら子どもたちと遊ぶ中で気がついたのは、
「人と心を通わせる、空気を読む、分かり合うってこんなに簡単なんだ!」
ということです。
先ほど挙げたように、私は、「相手の期待を掴む」だけでなく、「空気を読む」とか「相手と分かり合う」ということさえも、自分になんて到底無理だと思っていました。
ところが、実際に遊びの中に入ると、
子どもたちの素直さ、空気の読み方、一体化してゆく流れ…、どれも本当にシンプルなことなんだ……。
そんな風に感じたのです。
嫌なことは嫌だし、やりたいと思ったらとにかくやりたいし、悔しいときは何を言っても悔しい。
そのすべての感情を、お互い開きあっている。
その姿を見て、今まで何を悩んでいたのだろうかと思わされました。
大人のように、「人付き合いがうまい」というわけでもないし、お互い思慮不足で喧嘩になることもしょっちゅうありますが、その中身も「これが嫌やった」とまっすぐ伝え、すぐにケロッと仲直りしてしまう。
もはや、私の方が子どもたちから「もっと感情を素直に出したら良いんだよ」と言われているかのようでした。本当に感情を出せるようになると、今までよりも深いところで「みんなと共感できる」「分かり合う」ことが本当に楽しくてたまらなくなりました!
解放されたのは、子どもたちだけでなく、なによりも私自身だったのです。
そこに気付けてから、他の仕事の場面や日常生活においても、相手の些細な反応の変化にも気付けるようになり、今まで以上に喜びになっているなど、活力が上がる瞬間が多くなったと感じます。
また、誰かと一緒に追求するときも、
「遊びの感覚と仕事の感覚をつないでいく」と、どんな場面であっても充足感が高い上に、さらには遊びを切り口にしていろんな追求ポイントが生まれてきて、仕事が今まで以上に面白い!
と感じるようにもなりました。
色んな人の話をもっと聞きたいと思うようになったし、そうやって人と繋がっていけることがどんどん楽しくなってきました。
すると、あんなにもなかなか成果が出せない!と苦しんでいた仕事でさえ、みんなと一体になって、スピード感をもって、ワクワクしながら挑めるようになりました!
社会に出てみると、見たくない自分の壁を、容赦なく突き付けられます。
表層的な関係で生きてこれた学生時代なら、見て見ぬふりしてこれたことも、類グループでは、どんどん踏み込んでこられ、向き合わずにはいられない状況に追いやられます(笑)
でも、”枠”を超えられる環境があり、それを後押ししてくれる厳しくも優しい仲間や先輩たちがここにはいます!ぜひ、飛び込んで見てください!