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日本最大手のインターネット会社LINEヤフーでブランドデザイン本部長を務めた岡がSales Markerで新たに挑戦する理由

こんにちは!Sales Marker採用広報です。

株式会社Sales Markerは、企業のWeb行動からわかるニーズに基づいた、顧客起点の新しい営業手法「インテントセールス」を実現する国内で唯一のセールスインテリジェンス「Sales Marker(セールスマーカー)」を提供しています。

今回は多摩美術大学卒業後にヤフーへ入社、LINEヤフーでブランドデザイン本部を経て、Sales MarkerにCDOとしてジョインした岡さんに、お話を伺いました。


プロフィール
岡直哉|CDO

多摩美術大学卒業後、2013年新卒でヤフー株式会社に入社。入社後3年間はYahoo!ショッピングでプロモーションなどのWEBデザインを中心に担当。その後、コーポレートブランディング・サービスを横断したプロモーションやCM・広告などのクリエイティブディレクションを担当。2022年CEO直下に未来クリエイティブセンターを設立し、センター長に就任。2023年LINEヤフー株式会社にてブランドデザイン本部長に就任。2024年1月より株式会社Sales MarkerにCDOとして参画。Spikes Asia、D&AD 、毎日広告デザイン賞 、Japan Six Sheet Award 、Metro Ad Creative Awardなど国内外で多くの賞を受賞。

今までになかったものを生み出し続ける。ヤフーで培ったオリジナリティ型のバランス感覚とデザインの力

ーそれではまず、デザインに興味を持たれたきっかけについて教えてください。

岡:わりと小さい頃から絵を描くことが好きだったので、美術大学に進学し、卒業後はデザイナーではなくても、ものづくりに携われたらいいと考えていました。美術大学の専攻は情報デザインという学科で、テクノロジーを使った作品に触れることが多かったため、自然とインターネット業界も就職先の候補として考えるようになりました。

インターネット業界の中でも、ヤフーは特に提供するサービスの領域が広く、入社後に様々なことを学べそうだと思い、入社を決意し、デザイナーとして配属されることになりました。

ーそうだったんですね。ヤフーのデザイナーとしては、どんな業務を担当されていたのでしょうか?

岡:ヤフーでは、デザイナー業務は大まかに言うと、ビジュアルデザイン、UIUX、フロントエンドの3つの領域に分かれていました。その中でも私はビジュアルデザインの領域で、初めはYahoo!ショッピングに関わる業務を担当していました。Yahoo!ショッピングに3年ほど所属した後は、ヤフー全体のマーケティングやブランディングを担当する部署に異動し、ヤフーの様々なサービス全体に関わるようになりました。

ー日本最大手で、サービス全体のブランディングとは本当にすごいですね。

岡:ありがとうございます。新卒の頃から、周りがやっていないことをやることを意識していて、デザインでも今までにないものを作ろうと常に考えていました。そうした意識を継続していくうちに、社内の企画で私個人宛てに依頼が来ることが増えていき、社内で自身のポジションを確立していきました。

一番記憶に残っているのは、ヤフーで行ったブランド施策の「スマホ避難シミュレーション」という企画です。企画の立案から自分で始めて、全体のクリエイティブディレクションまで一気通貫で担当したのですが、今までにないようなインタラクティブなUIとデザインにオリジナリティを織り交ぜながら作り上げていった結果、100万人近い人に参加いただき、SNSでも多くの反響があり、社内での自分の認知も広がって依頼の指名が増えるようになりました。まさにデザインとブランドの力の大きさを実感した瞬間でしたね。

今までにないデザインって、差別化するオリジナリティの部分と崩してはいけない型となる部分のバランスが非常に難しいんですよね。そのバランス感覚は、実践の中で少しずつ学んでいきました。一番重要なのは、それぞれの企業がどんなことをゴールに設定しているのかをしっかりと理解した上で、デザインに独自性や個性を加えていくことだと思います。

ゼロからサービスを創り上げる魅力 圧倒的なスピードでひたすら挑戦し続けていく

ーありがとうございます。ヤフー全体のマーケティングやブランディングを担当するようになったのは、どんなきっかけがあったのでしょうか?

岡:Webページのデザインをしていて、もう少し挑戦する領域の幅を広げていきたいと思っていた時に、Yahoo!ショッピングの大型セールのCM制作に携わる機会がありました。その時に一緒になったクリエイティブチームの業務がすごく面白くて。コンセプト設計から始めて、最終的なアウトプットまで落とし込む。自分も今後はその領域でさらに挑戦していきたいと思い、すぐに部署を異動しました。思い立ったら勢いで行動してしまうタイプなんですよね(笑)。

そこからはゼロからデザインを設計する魅力に気づき、自分で主にスタートアップを支援するデザイン会社も立ち上げました。ヤフーだと予算も多く、プロジェクトの規模も非常に大きいので、自分の会社で試したことをヤフーでさらに大きな規模で試してみることで、スキルをどんどん深めていくことができました。一方、ヤフーがLINEと合併してさらに大きくなったことで、スピード感が落ちたように感じてしまって。10年間いたので、新しい領域にチャレンジするちょうど良い区切りだと思い、転職しようと考え始めました。

圧倒的成長スピードのSales Markerでゼロからの事業作り 常に自分をアップデートし続ける

ーそうだったんですね。Sales Markerにはどんなきっかけで参画されたのでしょうか?

岡:今まで自分のデザイン会社でスタートアップ企業のお手伝いをしてきて、やはりそのスピード感やゼロから作り上げるところに非常に面白さを感じていました。一方で、今まで1社に絞って、フルコミットでイチからサービス作りやブランディングに携わるということを一度もやったことがなかったんです。だから、一度ゼロから事業立ち上げにフルコミットして自分の挑戦の幅を広げていきたいと考えていたところ、元ヤフー同期の清水さんにSales Markerに誘われたのがきっかけですね。

他にも様々なスタートアップ企業があったのですが、Sales Markerがその中でも圧倒的に成長率がすごくて。デザイナーの領域は予算がないと実現できないことが多くあります。だから、あまり多額の予算を投じることができないスタートアップで、デザイナーとしてサービスや企業全体のブランディングを進めていくのって、実はすごく難しいことなんですよね。しかし、Sales Makerの圧倒的な成長速度を考えると、デザインの領域でも幅広く経験を積むことができそうだなと感じたのが後押しとなって、参画を決意しました。あとはtoCサービスのデザインについては、ある程度ヤフーで学んできたので、次に携わる事業はtoBのサービスが良いなと考えていました。だから、toBのサービスだったというところも大きな後押しになりました。

ー初めて携わるtoBサービスがCDOというポジションなのは大きなチャレンジかと思うのですが、その挑戦についてはどう思われましたか?

岡:たしかに、CDOというポジションは自分としても挑戦的なことだと思います。CDOという立場になると、組織づくりなどデザイン以外のことも多い。経営に関する知識もまだあまり無いのでこれから沢山学んでいく必要がありますし、本当に大きな挑戦をしたなと感じています。

しかし、そのチャレンジの部分こそが本当に楽しいとも思っていて。自分が想像できる範囲の業務を再び選んでしまうと、なんとなく自分の将来の行先が想像できてしまいますよね。今までも、「まだ今の自分には届かないな」と感じる道を選んできたので、今回も同じ気持ちで選びました。

チャレンジと成長。自分自身はずっと成長途中だと思っているので、常に新しい知識を学び続ける、挑戦し続けるという姿勢は常に大事にしていきたいと考えています。停滞したり、満足したりしたらそこで成長は終わってしまう。まだ吸収できることは沢山あるので、常に探求心を持つことを大事にしています。

優れたプロダクトがあってこそのブランディング 将来的にはグローバル展開も挑戦したい

ー岡さんにとってのデザイナーとしてのゴールを聞かせてください。

岡:明確なゴールは今まで考えたことがないのですが、日本を代表するようなデザイナーになりたいと思っています。デザイン分野で、日本在住のほとんどの人が知っている、日本を代表するデザイナーになるのって、実は非常にハードルが高いんです。だからこそ、その中の一人として食い込みたいなと思っていますね。

プロダクトも実際に使ってみて、本当にすごく感動しました。私が主に担当していくブランディングも結局、 プロダクト自体が本当にお客様の役に立つからこそ成り立つものであって。いくらブランディングをしっかりしても売っているものが微妙だったら、お客様がついてこない。そういう意味で、プロダクトが本当に良くて、尚且つまだ発展途中で磨き込みの余地があるというのも魅力的だと思います。

あとは、インテントセールスという国内で初めての営業手法を確立させていくという挑戦に関しても、非常にワクワクしました。常に昔から挑戦し続けるということを大事にしてきたからこそ、これからも常識を超えた挑戦を続けていきたい。Sales Markerはグローバル展開も視野に入れているので、人生初のグローバルブランディングに挑戦していきたいです。

新しいことに挑戦し続けるには、さらに多くの仲間が必要だと感じています。何事にも積極的に挑戦し続けるデザイナーの方、ご応募お待ちしております!


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